2011年2月16日(水)、世界の椿館・碁石(大船渡市末崎町字大浜280番地1)の出入り口の所にある「エントランスホール」では、四季折々の花卉(かき)と椿苗が展示販売されていますが、それらの中にギョリュウバイ(魚柳梅)/レプトスペルマムがありました。
フトモモ科 レプトスペルマム(ネズモドキ)属 Leptospermum:オーストラリア、ニュージーランド、タスマニアなどに79種が分布する。常緑の耐寒性低木または高木で切り花、花木、鉢植えなどに利用される。
ギョリュウバイ(魚柳梅)/レプトスペルマム フトモモ科 レプトスペルマム(ネズモドキ)属 Leptospermum scoparium
ギョリュウバイは、レプトスペルマム属の中では最も普通に栽培される種で、属名のレプトスペルマム(レプトスプレムム)が別名。針葉樹のネズに似るのでネズモドキの別名もある。葉はギョリュウに、丸い5弁の花はウメ(梅)に似ているので和名をギョリュウバイ(魚柳梅)といい、御柳梅、檉柳梅とも表記される。
マレー諸島、オーストラリア、ニュージーランド原産の常緑低木~小高木で、原産地では高さ5~10m以上になるが、温室の鉢植えでは高さ30~40㎝。枝は赤褐色で細い。葉は互生し、長さ約1.3㎝の線形~披針形で全縁で、小さく先端が尖る。若葉は裏面に絹毛がある。英語ではTea tree(ティーツリー)ともいうが、これはニュージーランドに移住した人たちが、昔、お茶の葉の代わりに御柳梅の葉を利用したことから。ニュージーランドの国花。
5~6月、淡紅色で直径1~2㎝の花を多数開く。花柄はなく、花弁は5個。白色、紅色など変異がある。園芸種として花の色が淡いチャップマンニイや深紅色のニコルシイのほか、一重咲き、八重咲き、高性種や矮性種などがあり、人気が高い。花期:春(4~5月)から夏の長期にわたる。
栽培管理:栽培は容易。鉢植えは日当たりのよい場所に置き、鉢土が乾いたらたっぷり水やりする。繁殖は挿し木。暖地では高性種を露地栽培できる。用途:鉢植え、庭植え、花材。
[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「知りたい花の名前がわかる 花の事典(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」より]
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%AE%A5%E7%A5%EA%A5%E5%A5%A6%A5%D0%A5%A4 [世界の椿館・碁石のレプトスペルマム/御柳梅(ぎょりゅうばい)&岩手県立花きセンターのレプトスペルマム/御柳梅(ぎょりゅうばい)]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%A7%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%82%A6%E3%83%90%E3%82%A4 [ギョリュウバイ(Wikipedia)]
http://www9.plala.or.jp/mosimosi/flower/k/gyoryuubai.htm [ギョリュウバイ(御柳梅)]
http://www.hana300.com/gyoryb.html [御柳梅(ぎょりゅうばい)]
http://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_p_detail&target_plant_code=318&target_tab=2 [ギョリュウバイの育て方:みんなの趣味の園芸:植物図鑑]
http://garden-vision.net/flower/kagyo/l_scoparium.html [新・花と緑の詳しい図鑑:ギョリュウバイ]
http://item.rakuten.co.jp/gardensk/1525821 [楽天市場:ギョリュウバイ(御柳梅)]
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