peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

のサルビア・コモンセージ 2011年6月18日(水)

2011年06月29日 | 植物図鑑

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2011年6月18日(水)、「サハラガラスパーク」(厳美町字滝の上)のガーデンには、様々な花木や草花が植えられていますが、そのほかの所にも色々な植物が植えられています。街灯の下に造られた花壇で、サルビア・コモンセージが花を咲かせていました。

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サルビア・コモンセージ シソ科 サルビア(アキギリ)属 Salvia officinalis (サルビア・オフィキナリス)

英名:Common Salvia, Garden Salvia, Sage。伊名:Salvia。仏名:Sauge。和名:薬用サルビア、コモンセージ、セージ。

南ヨーロッパ原産の耐寒性常緑亜低木で、草丈は60㎝ほどになる。葉は楕円形で長さ3㎝ほどになり、灰緑色。花色は靑から桃、白まで変異がある。本種のほかに同属のスクラレアS.sclarea、ホルミナムS.viridisなど数種は、葉に食欲を増進させる芳香をもつため、医療用または香辛料用として広く栽培されている。花に観賞価値があるため、花壇用にも利用される。園芸品種に斑入り葉の’イクテリナ’cv.Icterinaや’ルブラ’cv.Rubra、’アルビフローラ’cv.Albifloraなどがある。栽培:繁殖は実生、株分け、挿し芽による。花期:主に夏から秋。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

地中海(イベリア半島、バルカン半島)、北アフリカ、南ヨーロッパに自生する常緑多年草。草丈は30㎝ほどになる。サルビアの仲間で、古代ギリシャ・ローマ時代から薬草として用いられてきた。セージの仲間は大変多く、何百もあるが、料理や薬草として利用されるのはコモンセージで、葉は灰緑色で皺と毛があり、触れるとざらつき、樟脳に似た芳香がある。斑入り葉や新葉が紫色を帯びるものもあり、花壇でも利用できる。花の色は紫、ピンク、白がある。

コモンセージと同じ仲間にはレッドセージ、トリカラーセージ、ゴールデンセージなどがあり、それぞれ葉の色に特徴がある。利用法:食用(肉料理の臭い消し)、ハーブティー、クラフト、ポプリ、染料、入浴剤、化粧水。薬効:殺菌、消化、強壮、精神安定、解熱。

栽培管理:日当たりと水はけのよい場所で、乾燥気味に育てる。高温多湿を嫌うので、茂り過ぎたら梅雨前に枝を間引く。

[西東社発行「色・季節でひける 花の事典820種(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」&下記Webサイトより]

http://www2.tky.3web.ne.jp/~hidamari/herb004.html [コモンセージ、ヤクヨウサルビア(薬用サルビア)、サルビア・オッフィキナリス、Salvia officinalis]

http://homepage2.nifty.com/~yoji/salvias/officinalis.html [Salvia officinalis:サルビア・オフィシナリス(オフィキナリス、コモンセージ)]

http://www.netlaputa.ne.jp/~miquette/sage.htm [Sage/Salvia]

http://www.aiaipark.co.jp/kanri/salvia.php [セージの育て方:園芸・ガーデニングクチコミサイトのあいあいパーク]

http://www.herbalk.com/page011.html [ハーブインデックス]


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