2016年8月22日(月)、奥州市江刺ふるさと市場に立ち寄りました。本館と新館の間に展示物のように植栽されているミニトマトが、赤や黄色に色づいていました。黄色に熟したトマトは’イエローオーレ’、濃赤色に熟していたトマトは’ピコ’という品種ではないかと思われます。
トマト ナス科 トマト属 Lycopersicon esculentum
南アメリカのアンデス地方原産の一年草。原産地では多年草。高さは3mほどになる。開花期:5~9月。植え付け適期:5月上・中旬に苗を定植。利用部位:果実。出回り時期:一年中、旬は夏。食べ方:生食、各種料理、ジュースなど。別名:アカナス。地中海沿岸の国々の料理には欠かせない野菜。日本では食生活が欧米型に変化するにつれ、消費量が急速に伸びた。現在、市場の大半を占めるのが’桃太郎’などの完熟トマト。肉質はかたいが、樹上で赤く完熟させてから収穫しても、輸送中に傷まないことが理由。昔のトマトの味を懐かしむ声も多い。[山と渓谷社発行「ヤマケイポケットガイド㉑野菜・果物」より]