2013年3月8日(金)、岩手蘭友会主催の「第26回岩手洋らん展」が、奥州市水沢区のメイプル4階で開催されたので見に行ってきました。[3/8(金)~3/10(日)、10:00~17:00時、最終日は16:00終了)]
、シンビジューム、デンドロビューム、胡蝶らん、などの洋らんが多数展示されていました。また、各種洋らんの即売コーナーも開設されていました。
(下)会場の奥の方に展示されていた様々なミニ洋ランの中に「パフィオ・トゥリーオブギャラクシー×サンダーワールド」という名札が付けられたパフィオペディルムがありました。
ラン科 パフィオペディルム属 Paphiopedilum:インド、中国、ニューギニアにかけて分布する地面に生えるランで、唇弁が袋状になっているのが特徴。比較的寒さに強く、10℃が確保できれば栽培できる。もとはアツモリソウ属Cypripediumに含まれていたが、現在では独立した属に分離されている。熱帯ランは全て多年草で、大部分は樹木や岩石に着生して育ち、地面に生えるものは少ない。高温多湿の中で、通風を必要とするからである。地面に生えるランは乾期がある地域のものが多く、茎や葉柄、根茎など、体の一部に貯水機能のあるバルブをもち、雨期に充分生長して水と養分を蓄えておく。熱帯ランは冬は暖房が必要だが、元来丈夫な植物で、一週間ほど家を留守にして、水を与えなくても枯れることはない。ただ、一度弱ってしまうと回復が難しい。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]