2012年11月4日(日)、東山地域交流センター(一関市東山町長坂字町335-1)で開催中の「一関市東山文化祭(長坂会場)」の作品展などを見に行って来ました。ロビーが展示場の「生花展」には、小さな白い花を沢山つけたカスミソウ(霞草)が数点ありました。主役の花を引き立てるために添えられるのではないかと思いますが、カスミソウもなかなか目立っていると思いました。
ナデシコ科 カスミソウ(ギプソフィラ)属 Gypsophila:
約125種が含まれ、そのほとんどがユーラシア大陸に分布する。多くは宿根草(多年草)で、切花用のシュッコンカスミソウ、花壇用のレペンスG.repens、一年草のカスミソウなどが園芸的に注目される。1本の茎に数千の小花が散りばめられ、薄雲(霞)のたなびくような様が美しく、添え花としても人気がある。
属名はギリシア語のgypsos(石灰)とphilos(好む)からなり、幾つかの種が石灰質の地に自生していることに由来する。
カスミソウ(霞草) ナデシコ科 カスミソウ(ギプソフィラ)属 Gypsophila elegans
耐寒性のある一年草で、ウクライナ、コーカサス、トルコ、イランなどに分布する。1828年ヨーロッパに紹介され、日本へは大正の初め(1915年頃)に渡来した。別名は、ハナイト(花糸)ナデシコ、ムレ(群)ナデシコといい、英名はcommon gypsophila、baby's breathという。暖地では秋播き、寒地では春播き。
品種は、大輪(花径1㎝)、一重、白花の’コベント・ガーデン・マーケット’cv.Covent Garden Marketや変種アカバナカスミソウvar.carminea(花径約8㎜)の品種’クリムソン’cv.Crimsonや’ニュー・クリムソン’cv.New Crimsonがよく栽培される。栽培:水はけのよい蒸れない陽地が適する。花期:5~7月。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%B9%E3%83%9F%E3%82%BD%E3%82%A6%E5%B1%9E [カスミソウ(Wikipedia)]
http://www.hana300.com/kasumi.html [霞草(カスミソウ):季節の花300]
http://yasashi.info/ka_00021.htm [カスミソウ(ジプソフィラ)とは:ヤサシイエンゲイ]
http://garden-vision.net/flower/kagyo/gypsophila.html [カスミソウ 新・花と緑の詳しい図鑑]
http://www.smartgarden.co.jp/engei/kasumisou.html [Smart Garden:園芸百科事典:カスミシウ]