2010年8月1日(日)、一関市博物館主催の「大人の調べ学習~気仙沼街道を行く」の実地調査が行われたので参加しました。農村勤労福祉センター(一関市千厩町千厩字町浦97-1)が集合場所だったので、その付近を歩いてみたら、道路脇に町内会の花壇があり、ハゲイトウ(葉鶏頭)がきれいに色づいて見ごろを迎えていました。
ヒユ科 アマランサス(ヒユ)属 Amaranthus :熱帯、亜熱帯、温帯に約60種が分布する一年草。葉は単葉で互生し、花は単性または両性で小さく、雌雄同株または別株あるいは雑居性。
ハゲイトウ(葉鶏頭) A.tricolor :熱帯アジア原産の非耐寒性一年草草本で、茎は直立し1.5mに達する。葉は長さ5~20㎝、幅2~7㎝で披針形または線形で、8月頃から頂葉が黄、淡紅から紅、緑の3色になり、秋の低温によってさらに色が増す。
園芸品種には’イルミネーション’cv.Illmination.、’アーリー・スプレンダー’cv.Early Splenderなどがある。変種のヤナギバケイトウvar.salicifoliusは草丈70~100㎝となり、葉は線形で細長く13~40㎝、幅6㎜程度で波打ち、橙赤、橙黄色。栽培:日当たりのよい、肥沃な用土を好む。花期:夏から秋。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]