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peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター&オナガガモ(尾長鴨)

2009年01月31日 | Weblog
宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター
&オナガガモ(尾長鴨) 2009年1月29日







2009年1月29日(木)、宮城県栗原市若柳(旧・若柳町)にある
宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンターに行きました。
渡り鳥のための国際的に重要な湿地として、ラムサール条約
の登録湿地となった伊豆沼・内沼。その豊かな自然を
求めて訪れる数多くの人々のために、沼の自然や人文・社会環境
などを紹介し、自然観察や教育的機能を備えた施設として、建設
されたそうです。



このサンクチュアリセンターの無料駐車場には、8時15分頃着き
ましたが、伊豆沼にはガン(雁)の姿は見られませんでした。

保全型給餌池前には「渡り鳥等への餌づけ自粛」の看板が立てて
ありました。給餌池には数羽のハクチョウもいましたが、そのほと
んどがオナガガモ(尾長鴨)のオスとメスのように見えました。















蕪栗沼の渡り鳥観察会 その4:内沼のオナガガモ(尾長鴨)

2009年01月31日 | Weblog




宮城県栗原市の内沼で、白鳥に餌をやっていた親子のほうに
寄ってきた野鳥。良く見ると、そのほとんどが「オナガガモ
(尾長鴨)」の雄と雌のようです。
図鑑には「本州中部以北のハクチョウ類が餌付けされている
ところでは、ハクチョウに混じって多数が生息。」と書かれて
いましたが、まさにその通りの光景です。

上の画像の野鳥は、オナガガモ(尾長鴨)の雌だと思います。
成鳥の頭部は褐色。上面は黒褐色で、淡色の羽縁が目立ち、
黒褐色の部分には褐色斑が混じる。胸や脇腹は淡黒褐色で、
淡色の羽縁がある。他のカモ類の雌に比べて中央尾羽が長い。
下の画像の野鳥は、オナガガモ(尾長鴨)の雄。和名の通り
「尾が長いカモ(鴨)」である。



オナガガモ(尾長鴨)カモ目/カモ科
 Anas acuta 英名:Pintail
時期:冬鳥。環境:湖沼、池、河川、内湾、沿岸など。
行動:九州以北にふつうに生息し、特に本州中部以北の
ハクチョウ類が餌付けされているところでは、ハクチョウ
に混じって多数が生息。渡来直後は海上にいて、徐々に内
陸へと移動する。採食は夜間に水田や湿地などで行うのが
ふつうだが、餌付けされたところでは、一日中そこで生活
するものが多い。水面で採食したり、逆立ちして水底の植
物の種子や水草などを食べる。
 
鳴声:雄は「プュル プュル」とコガモに似た声で鳴き、
そのほかに、「シイシー」とイにアクセントのある変わっ
た声を出す。雌は「グェグェ」と鳴く。

特徴:体長は雄の成鳥が75cmぐらい、雌の成鳥が53cmぐ
らい。成鳥雄は頭部が焦茶色で前頸は白く、後頸は黒褐色。
上面は灰褐色で、肩羽は長くて黒く、羽縁は白い。胸から
腹は白と黒の細かい斑模様。中央尾羽は長くて尖っている。
成鳥雌の尾羽も他のカモ類の雌に比べて長めでとがっている。
(以上、山と渓谷社・発行、山渓ハンディ図鑑7「日本の野鳥」より)