ザ・インド人の日本語ブログ

PRAYING FOR THE GOOD OF JAPAN !!!

結果なんて二の次

2011-03-28 | スポーツ

結果云々よりも、出場すること自体が最も大切だった。

試合に勝ったのか敗れたのかは二の次の二の次だった。

勝つようなことがあったならそれこそ奇跡になるはずだった。

ただ、負けたとしても、試合を無事にこなすことも超現実的な気がした。

 

バナナ1本におにぎり1個...これが1日2食の生活だった。

給水や炊き出しの手伝いが練習の代わりになった。

本当に行くべきかどうかが分からないままみんなが甲子園に出向いた。

そして、一回戦で負けた。

それは必然の現実だった。

それでも、彼らの諦めない精神に勇気付けられるのは一人や二人じゃないと思った。

 

そんな東北高校野球部員に頭が下がる思いだった。

感謝で胸がいっぱいになった。


落ち着くべきところに落ち着きそうだが...

2011-03-24 | スポーツ

プロ野球のセ、パ両リーグが同時開幕で最終調整することになったとか。

やっと落ち着くべきところに落ち着きそうだ。

ただ、 「いまさら?」 って感じをしなくもない。

 

そもそも、今の状況下では時期を遅らせた同時開幕が当たり前だったんじゃないのか?

これまでセ・リーグが (特にアノ球団が) 一体何を考えていたのか?

どうしてこんなにも無神経さを露にするのか?

アンチ・アノ球団の人が当然ながら見放すだろうけど、今度ばかりはファンもしばらくしかとすべきじゃないのか?

 

やっぱりバッカじゃないのか?


KIZASHI

2011-03-23 | インド

横文字だが 「兆し」 のことなのだ。

そしてスズキの中型高級セダンの名前なのだ。

日本での販売開始から一年半経ったところなので、改めて紹介するまでもないと思うが。

その 「KIZASHI」 が今年になってついにインドでも販売される。

 

インドの道路で中型セダンなんかを運転するのは最高難度の技だけど、それはここでは関係のない話し。

話しはというと、「KIZASHI」 の横文字がちょっとかっちょいい~と思ったということ。

日本とは縁がないインド人なら 「KIZASHI」 というネーミングについてどこまで突き詰めて考えるかは知らない。でも、日本語が分かる身としてはそれが気になって仕方がない。

 

「KIZASHI」 がアメリカや日本ですでに販売されていることからも分かるように、何もインド向けに付けたネーミングではない。

でも、かつてはスズキ社 (厳密にはマルティー・スズキ社) が 「和」 をコンセプトにインドで攻勢をかけた車が存在した。インド向けに現地生産・販売した 「ZEN」 という小型ハッチバック車がそれだ。

もちろん、「ZEN」 は 「禅」 にかけてある。でもそれだけではない。「Zero Engine Noise」 の頭文字をとったネーミングでもあるのだ。つまるところ、エンジンがまったく音をしないことから、禅の瞑想をしているかのような走り心地というわけ。

なかなかイケている、と思う。

(ちなみに、「禅」 はインドの 「ディヤーナ (Dhyana)」 という瞑想に由来する。中国経由で日本に伝わったという。)

ただ、「ZEN」 に乗っていた人々の中にそんな意味合いを知らない人も少なくなかったかもしれない。こんどの 「KIZASHI」 もきっとその二の舞になる。

ただそれも仕方がないところだ。乗り心地が良けりゃそれで良いのだ。


気分転換にどうでも良いギネス記録

2011-03-22 | エンターテインメント

2010年にリリースしたあるヒンディー語映画のある曲がインドでは空前の大ヒットになっている。

曲名は 「Munni Badnaam Hui」 という。直訳すると 「女の子が悪名をはせる」 といったところか。それだけでは理解不能だろうが、気になさらずに。

北西インドのラジャスターン州の音楽をベースにしたあるフォークソングが、映画の中でセクシー・ソングに変身させたら大ヒットになっちゃたという曲。

それはそれで良い。でも、良くわからないのはその曲がギネス記録に登録したわけなのである。話しによると、オーストラリアで1200人の観衆が公の場でこの曲をかけてダンスした。いわゆるパラパラとでも言うべきか。それ以前の記録がシンガポールで何かの曲をかけて1008人以上が踊ったことがあるとかないとか。

でも、なんでこれぐらいのことでギネス記録に認定されるかが僕には分からなかった。ただ気分転換にはぴったりなくだらないネタだと思った。

それだけ。

 

まあ、ギネスのことはさておき、オリジナルの 「Munni Badnaam Hui」 をご堪能あれ!

  


葛藤

2011-03-20 | 独り言

戦後最悪の大震災に見舞われた日本。

地震に、津波に、原発事故。シングルではなく、ダブルでもなく、一気にトリプルパンチを食らった日本。

そんな状況から再び立ち直ろうと必死にもがいている日本。

 

災害の映像に心が打ち砕かれ、人々の負けん気に心が動かされる。

 

地震に津波は、予想を超えた規模だったとはいえ、決して思わぬ出来事ではあるまい。

ただ、それによって引き起こされた原発事故にはみんながあっけに取られる。

 

原発の状況が日に日に深刻さを増していく中、日本メディアの報道と海外メディアの報道に妙な温度差が出始める。

日本の比較的冷静な(?)報道に対して、海外における報道が熱を帯びていく。

 

原発事故を受けて、日本の政府やマスコミが「健康への心配はない」が基本路線として国民に冷静な対応を求める。

その間に、諸外国の日本大使館が自国民に東北・関東地方からの退避や場合によっては帰国を促し始める。

 

これらは全て事実。ただ相互につじつまの合わない事実。

日本人がどこかのんきな気持ちでいるのか。それとも諸外国や在日外国人が過敏に反応をしたというのか。

真実はどこにあるのか。

こんな状況で何をすべきか。

 

その判断は難しい。

インドの実家に僕の安否を気遣う電話がなりやまなくなっても、その判断は難しい。

帰国なんて毛頭なかったのにインドからの一時帰国の切なる願いに応じざる得なくなっても、その判断は難しい。

 

一時帰国したって絶えることのない、この葛藤。

近いうちに再来日することになったって絶えることのない、この葛藤。


みなさん、お元気ですか?

2011-03-17 | 日本

日本の今の状況で自分は何ができるんだろうってずっと考えていた。

その一つは、なんでも良いからブログを書くことかもしれないと思ったりもした。

不幸なことに被災した方のうちに一人でも二人でもこのブログを見てくれているとしたら、なおさら書くべきじゃないかと思った。

それなのに、今週に入ってから起きる出来事のめまぐるしさによってブログに見向きもすることができなかった。

ただし、被災した方の現状を想像すれば、僕の身の回りの出来事がめまぐるしくても大したことじゃなかった。

 

反省している。

かといって、書きたくても何を書けば良いかが分からないでいる。

一方では、状況が状況なだけに、なかなか気分が晴れないためバカなことを書けない自分がいる。

他方では、状況が状況なだけに、普段通りのバカなことを書けば誰かが元気づくこともあるんじゃないかって考える自分がいる。

 

決めかねてコイントスしてみたら、バカなことで誰かを笑わした方が良いと出た。

なるほど。

なら、このCMはどうだろう。


本当のことか、がせねたか

2011-03-13 | 日本

こんな未曽有の災害の折に、悪意を持ってがせねたを流すやつらがいるもんだな。

解せない。

 

それでも、真偽のほどはさておき、普段よりもっと気をつけなきゃならないことには変わりない。

げせねたかどうかは別として、千葉での製油、製鉄所の火災の影響と、福島の第一原発における諸事故の影響が懸念されている。

千葉での製油、製鉄所の火災の影響に関しては、一説によると、これはメールサーバをパンクさせる目的のがせねただとか。

 福島の第一原発における諸事故に関しては、報道を見ていても真相がつかめない不安がある。

 

 だから、みなさん気をつけてください!

...と言っても説得力がないのは分かっているけど。

 

ところで、地震のマグニチュードは 8.8 から 9.0 から修正された。

エネルギーにしたら倍ぐらい違うらしい。

 

ため息が漏れるだけだ...


聞き間違いにもほどがある

2011-03-08 | 独り言

「ドアが開いたら、お幸せにお降りくださいっ~、お幸せにお降りくださいっ~」

 

都内某路線の某駅で電車を降りる際に車掌の声が響き渡った。

うん?何言ってんの?...

 

話し方に癖があるというか、特徴的な言い回しの車掌が多いけど、今度ばかりはちょっと意味不明な言葉に耳を疑った。

で、耳を澄ましてみたら、もちろん 「ドアが開いたら押し合わずにお降りくださいっ~、押し合わずにお降りくださいっ~」 と言っていた。

なるほどっ! 癖を見抜けなかった僕が納得した。

 

ただ、「お幸せにお降りくださいっ~」 も案外楽しいアナウンスかもって思っちゃった。


Jリーグ開幕の折に思うこと

2011-03-07 | 日本

名古屋グランパスのストイコビッチ監督とタレントのセイン・かミューがなんか似ていない? (そっちかよ...)

 

日本の外務大臣がまた変わる。 (Jリーグ開幕とは無関係だけど、気にせずにはいられない)。  日本の小学校レベルで 「現職の○○大臣の名前を書きなさい」 みたいな問題が出るかどうかは知らないが、3つ前までの大臣の名前を書いても正解にすべきだ。

 

今日は 「メンチカツの日」 だそうだ。 (それが何か?)


ザ・クリエイティビティー! インドのおもしろCMシリーズ

2011-03-05 | エンターテインメント

FEVICOL!

それは、インドでもっとも名の知られた接着剤。もちろん機能性に優れているから人気があるわけだけど、それを不動のものするには長年にわたる多数の面白いCMも一役買っている。

それもひっくるめて、勝手に 「ザ・クリエイティビティー! インドのおもしろCMシリーズ」 でもやろうかと。

 

手始めに、FEVICOLのこのCMの創造性はいかがでしょう?