あっぱれNippon-Ham Fighters！さあ、日本一へ。

お世辞抜きでしびれる試合を見せてもらいました。おとといのダルビッシュもすばらしかったですが、昨日の八木対斎藤の投手戦はまさに野球の醍醐味を感じた気がします。

昨日同様、プレーオフの第一ステージでも斎藤投手が最小失点ながら負け投手になりましたけど、ホークスの大エースとして見事なピッチングでした。夕べの報道ステーションで開設の栗山さんが、「マウンド上の斎藤が仏に見えた」と言ったほど、確かに昨日の斎藤が完全にゾーンに入っていたような感じでした。

しかしその斎藤に気迫で投げ勝ち、3安打完封した八木投手は本当にルーキーなんだろうか。2塁ランナーをけん制で刺した時や、ランナーが2塁におきながら川崎選手のタイミングをはずして空振り三振に取った場面などでは特に落ち着いたピッチングで見事でした。ダルビッシュと八木、末恐ろしい！

ということで、このままファイターズに日本シリーズを制覇して日本一になってもらいたいと素直に思います。「4勝してつーさん（SHINJO選手）を胴上げします」と小笠原選手が宣言していますから。それが、3年で札幌ドームを超満員にし、そのファンに最も愛されたSHINJO選手への最高のラストプレゼントに違いない！

しかし、セ・リーグの日程上、日本シリーズ（21日から）まで後一週間以上もあるわけです。ファイターズとしては優勝の勢いを維持したままシリーズに臨みたいはずですが、プレーオフ同様また一休みに入ります。シリーズに影響がなければいいのですが。まあ、また3万人を超える観衆の前で紅白戦でも行えばいいのかもわかりません。

度肝を抜かれるってこういうことなのか。F1日本GP観戦て感じたこと。

そのスピードと音にまさに度肝を抜かれた感じです。予想以上の迫力に圧倒されっぱなしの2日間でした。鈴鹿サーキットF1日本GP開催の20周年のレース、僕はそこにいました。自由席の観戦チケットだったので、サーキット中の全ての自由席を一通り回ってF1の魅力を思う存分味わえたと思います。それだけに今はくたくたですが、やっぱり幸せです。

3日間で36万人が観戦に訪れ、鈴鹿での観客動員数記録を更新したのは、今年こそ観に行きたいという動機がたくさんあったからだろう。今年で鈴鹿サーキットでのF1開催が一旦休止されることもあって、HONDAやTOYOTAのチーム参戦はもちろん、SUPER AGURI F1 TEAMの参加もあって、そして今シーズン限り現役引退を表明しているM.シューマッハにとって日本での最後のレースということもあって、鈴鹿は熱気で溢れかえっていました。

最高のレースコンディションの中でトップ走行中のM.シューマッハの車が煙を吐くと誰も予想できなかっただろう。日本に圧倒的な人気を誇るM.シューマッハなだけに、リタイアした瞬間に大きなため息がもれてサーキットがちょっと沈みかえった気がしました。

F1関連で言うと、第3期ホンダF1の英国前線基地を総括し、ホンダ・レーシング・ディベロップメント（HRD）の初代社長（1999-2005）を務めた田中詔一さんが、「F1ビジネス　もう一つの自動車戦争」という非常に興味深い本を書いています。F1に興味をある人ない人みんなにとって、F1界の、とてもこの世のできごととは思えないような現実離れした全貌をとてもわかりやすく説明しています。読むとF1観戦がより一層楽しくなることはまちがいなし！

今年のMLBポストシーズンは熱い！

なぜかパ・リーグのポストシーズン開始まで長い間隔が空いてしまいますし、セ・リーグでは中日ドラゴンズの優勝がほぼ間違いないだろうから、自分としては日本の野球がちょっとしたお休みモードになっています。

しかし、海の向こうではMLBがものすごく盛り上がっています。ポストシーズン進出した8チームのうち6チームが最終週に入ってから決まり、地区優勝がレギュラーシーズンの最終日にもつれこんだりしました。MLB全体の観客動員数も史上最高が記録されましたし、とにかく今年のMLBがおもしろいです。

野球にさほど興味のない人もいれば、ニュースで見る日本人メジャーリーガー情報しかあまり知らない人もいます。だが、野球好きには今年のMLBシーズンがたまらないものとなっています。例えば、一人一人の成績を書くと長くなるけど、今年ほど多くの新人選手が一気にブレークし、それぞれのチームに大きく貢献するシーズンも初めてだそうです。

とにもかくにも、今日から始まるポストシーズンが非常に楽しみです。松井選手がいるため周りににわかヤンキーズファンが多いけど（石川県だからなおさら）、他におもしろいチームがいろいろあるので良い野球を楽しみたいです。

しかし、やるべきことがたくさんあって実際に試合をテレビで観られそうにないのだが...（涙）