止むことのない卑劣極まりない爆弾テロ

インドとパキスタンの間に走る「サマジャオタ・エクスプレス」という列車（「協和列車」の意）の中でおとといの夜中に相次いで爆発があり、少なくとも67人が犠牲になりました。去年ムンバイの列車を襲った同時多発爆弾テロに次ぐ大きなテロです。インドとパキスタンの関係が平和に進展させないための卑劣極まりない行為が再びエスカレートしそうです。

ただし、今回のテロの特徴は、死者の大多数がパキスタン人であったということです。インドにいる親戚に会いに訪れたパキスタン人や、商売関係でインドに行き来していたパキスタン人がほとんどです。これまではパキスタンに潜む様々な過激派組織によって無数のインド人が犠牲になってきたが、最近その矛先はパキスタンの一般市民にも向いているそうです。今回の列車爆発テロを敢行したとされる過激派組織が、この2週間でパキスタン国内で2回も同様なことを行っています。

なんの罪もない人が死んでも問題が何一つ解決しないことが幾度となく証明されているのに、未だに世界中のテロや無駄な戦争に終わりが見えてきません。このままだと地球が滅びるのも時間の問題だと思ってなりません。無念の一言です。