週末にかけて集中講義がありました。「老年心理学特論」です。心理学は専門ではないが、とても興味のある分野なので受けてみました。最初は、「老年心理学ってなんだろう、僕には分かるだろうか」とちょっと不安だったが、楽しくおもしろくいろんなことを考えながら3日間を過ごせたと思います。
その中、高齢者のイメージワークとして一つおもしろい質問がありました。「今では聞くことのできない音」を思い出してみることです。ふだんはあまり考えることがないので一瞬戸惑いを感じたのです。「たくさんお音が思い浮かぶ人もいれば、一つも思い浮かばない人もいる。それは今のあなたです」と先生は言いました。昔よく聞いていた音の中で、自分にとって大事な音はなんだろうか。考え込んでしまいました。思い出したのが三つの音でした。
一つは学校に鳴り響いていた大鐘の音です。学校が始まる時や終わる時、それに授業の開始時間と終了時間を、その大鐘がみんなに知らせていました。その時間になると、学校の雑用係の人が決まったリズムで大鐘を鳴らしてたのです。その音と供に学校内の生活がすべて動いていた感じです。今思うと学校生活でのいい思い出の一つかもしれません。こんど地元に帰ったらその音を聞くために一回学校を訪れようかなあと思いました。
次に思い出したのが中学校の部活でやっていた「Kho-Kho」というインドの伝統スポーツのことです。簡単に言うと、チームでやる鬼ごっこという感じのスポーツで、僕の地元であるMaharashtra州で生まれたものです。その中に、「Kho」というかけ声を出しますが、その音を最後に聞いてからしばらくたつなあと考えながら部活のことを思い出していました。Kho-Khoについて詳しくは http://sports.indiapress.org/kho_kho.php まで!
大鐘や「Kho-Kho」のいずれの音にしても、こんど地元に帰ればまた体験できるかもしれません。しかし、これからも聞くことのできないかもしれない音として「家に飛び回るスズメたちの鳴き声」が最初に頭に浮かんだのです。
子どもの頃、よくスズメたちが気軽に家の中に入ってきました。キッチンにといであるお米を食べたり、チャパーティ(フライパンで焼く小麦粉の薄いナン)を作るために練ってある小麦粉を食べたりして、家中に飛び回ったりしました。家族の誰かがちょっと近づくと、慌てて逃げていました。気が付くと2-3分後になにもなかったかのようにまた戻ったりしていましたが。そんなスズメがトイレの窓に巣を作ったこともあります。そこでヒナが生まれたのを見たときの喜びを今でも忘れられないです。他にも、コマドリやハトやカラスなどいろんな鳥が家の周りにいつもいました。今でも母さんが毎日ベランダにおくえさを食べに来るカラスや、巣を作るために綿を取りに来るコマドリがいます。
しかしそんな中、いつかある日突然スズメがまったく来なくなったのです。しばらくたってから気付いたのだが、うちだけではなくて町中からスズメが消えていました。10年前ぐらいのことだろうか。なぜ突然姿を消したのか今でも謎のままです。早くまた戻ってきて、家の中で飛び回ってほしいです。静かな昼間に響くその鳴き声がなによりもなつかしくて、今では聞けないと思うととても淋しい気持ちで胸がいっぱいです。こんな懐かしい思いでを思い出させてくれた先生に感謝したいと思いました。
みんなの「今では聞くことのできない音」はなんですか。
その中、高齢者のイメージワークとして一つおもしろい質問がありました。「今では聞くことのできない音」を思い出してみることです。ふだんはあまり考えることがないので一瞬戸惑いを感じたのです。「たくさんお音が思い浮かぶ人もいれば、一つも思い浮かばない人もいる。それは今のあなたです」と先生は言いました。昔よく聞いていた音の中で、自分にとって大事な音はなんだろうか。考え込んでしまいました。思い出したのが三つの音でした。
一つは学校に鳴り響いていた大鐘の音です。学校が始まる時や終わる時、それに授業の開始時間と終了時間を、その大鐘がみんなに知らせていました。その時間になると、学校の雑用係の人が決まったリズムで大鐘を鳴らしてたのです。その音と供に学校内の生活がすべて動いていた感じです。今思うと学校生活でのいい思い出の一つかもしれません。こんど地元に帰ったらその音を聞くために一回学校を訪れようかなあと思いました。
次に思い出したのが中学校の部活でやっていた「Kho-Kho」というインドの伝統スポーツのことです。簡単に言うと、チームでやる鬼ごっこという感じのスポーツで、僕の地元であるMaharashtra州で生まれたものです。その中に、「Kho」というかけ声を出しますが、その音を最後に聞いてからしばらくたつなあと考えながら部活のことを思い出していました。Kho-Khoについて詳しくは http://sports.indiapress.org/kho_kho.php まで!
大鐘や「Kho-Kho」のいずれの音にしても、こんど地元に帰ればまた体験できるかもしれません。しかし、これからも聞くことのできないかもしれない音として「家に飛び回るスズメたちの鳴き声」が最初に頭に浮かんだのです。
子どもの頃、よくスズメたちが気軽に家の中に入ってきました。キッチンにといであるお米を食べたり、チャパーティ(フライパンで焼く小麦粉の薄いナン)を作るために練ってある小麦粉を食べたりして、家中に飛び回ったりしました。家族の誰かがちょっと近づくと、慌てて逃げていました。気が付くと2-3分後になにもなかったかのようにまた戻ったりしていましたが。そんなスズメがトイレの窓に巣を作ったこともあります。そこでヒナが生まれたのを見たときの喜びを今でも忘れられないです。他にも、コマドリやハトやカラスなどいろんな鳥が家の周りにいつもいました。今でも母さんが毎日ベランダにおくえさを食べに来るカラスや、巣を作るために綿を取りに来るコマドリがいます。
しかしそんな中、いつかある日突然スズメがまったく来なくなったのです。しばらくたってから気付いたのだが、うちだけではなくて町中からスズメが消えていました。10年前ぐらいのことだろうか。なぜ突然姿を消したのか今でも謎のままです。早くまた戻ってきて、家の中で飛び回ってほしいです。静かな昼間に響くその鳴き声がなによりもなつかしくて、今では聞けないと思うととても淋しい気持ちで胸がいっぱいです。こんな懐かしい思いでを思い出させてくれた先生に感謝したいと思いました。
みんなの「今では聞くことのできない音」はなんですか。