ザ・インド人の日本語ブログ

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黒田投手の広島カープ残留!男気を感じた。

2006-11-07 | スポーツ
FA権を行使して広島カープから他球団に移籍することが確実視されていた黒田投手がカープ残留を表明をしたニュースが野球ファンとしてはうれしいはずだ。しかも、コメントが「他球団のユニホームを着て、広島市民球場で広島の選手に投げる自分の姿が想像できなかった」というものだから、熱い気持ちが伝わる。広島カープのファンが強くその残留を求めていただけに、これ以上ないプレゼントになったと思う。

もちろん、本人の希望があれば来年以降のメジャー移籍が容認される形になっているが、日本国内での移籍がないことが経営難ともいえるカープのスター選手としては珍しいだろう。単純に年俸だけで考えても、国内に移籍しないことで黒田投手が最低でも一億円ぐらいは損する形になると思う。それでも残留を決めた彼はやっぱりえらい。昨日友達と話していたら、広島市民が一人当たり2-3000円寄附して、黒田投手の年俸に付け加えればどうかという案も出たけど、それまでだ。

一方、FA権を行使して高い年俸をくれる球団に移籍する選手が悪いわけではない。短い選手生命で、払ってくれるところがあるうちにもらっておくのは当然のことだろう。それに、働く環境など他の事情もあるはずだから。ところで、日本ハム・ファイターズの小笠原選手はFAで移籍することが濃厚になったようだが、本人にとってはそれが最善の選択だろう。でも、ファンからすれば、せっかく北海道に野球が根付いた直後だけに、看板選手がいなくなることはたまったものじゃない。願っても無理かもしれないけど、小笠原選手が北海道に残ってほしい。

だからこそ、黒田投手にはちょっと男気を感じた。来年みんなでもっと応援してあげないと