ザ・インド人の日本語ブログ

PRAYING FOR THE GOOD OF JAPAN !!!

命の尊さを根本的に否定する卑劣なテロ行為...

2006-07-12 | インド
またもやムンバイがテロの恐怖にさらされました。電車内や駅で起きた同時多発爆弾テロによってまたもや尊い命がたくさん犠牲になりました。世界中テロに対する危険度が異常に高まっている中、昔からインドがその安易な標的とされつづけています。同じテロリストたちによってカシミール地方でも観光客を狙ったテロが起きたばかりです。いとも簡単に人の命を奪ってしまう時に少しもちゅうちょする気持ちが芽生えないものなのか。信じられません。その空しさを表現する言葉も見つかりません。

とてもブログなんか書く気分ではないが、どこかで吐き出さないとその怒りがおさまらない気がしました。それに、残念ながら今自分ができる抗議がそれぐらいしかないです。

これまでもムンバイが何度も窮地に追い込まれてきたが、その度に計り知れない底力で復活を遂げています。これをお世辞で書いているわけではなく、事実です。そして、今回の災害にもめげずにまた立ち直ると信じています。比ゆ的に使うつもりはないが、ムンバイはぜったいに負けません!

いったいMaterazziはZidaneにどんな暴言をはいたいのか...

2006-07-10 | スポーツ
もはや今朝のワールドカップ決勝は自分の中で結果どうのこうのではありません。Zidaneが突然Materazziに頭突きを見舞って途中退場したシーンがあまりにも衝撃的だったからです。Zidaneは98年の大会に続いて2回目の退場処分となった。ただし、今回の決勝の舞台が彼にとって現役最後の試合でもあっただけに信じられない光景でした。もちろんZidaneがやってしまったことはとてもあるまじき行為です。でも、サッカー史上最高のファンタジスタの一人がこれ以上ないいやな形でサッカー界から退けることは残念でなりません。それだけに、ZidanをあそこまでカッとさせたMaterazziの言葉は何だったのかがとても気になります。最初は、MaterazziがZidaneのユニフォームをつかんでいたことで二人が口論しているようにも見えたけど、そこからいきなりの頭突きであ然としました。ワールド・カップ・トロフィーを横にしてピッチをさるZidaneの背中を見てちょっと空しく感じました。

2夜連続の「代打、オレ」にわくわく。そしてWCup準決勝を放送しないメディアにいらだち。

2006-07-06 | スポーツ
ヤクルト・スワローズの古田選手兼任監督がついにやってくれました。2夜連続、球審に自らを指さす形で代打をコールしました。そして、2回目の打席できっちりと2塁打を打っています。古田監督、かっこいい!友達も言っていましたが、我々がこういうシーンを見られるのは今年しかないかもしれません。来年からは現役をやめて監督に選任する可能性もあるし、その他に選手兼監督が現れるかどうかわからないですから。今度の12日に北陸シリーズでスワローズがドラゴンズと対戦するのだが、傘でも持って応援に行こうかと真剣に考え中です。生で「代打、オレ」を見てみたいです。

今朝、フランスがポルトガルに勝ってサッカーWCupの決勝に進みました。しかし、民放のテレビ局が試合を放送しないから観ることができませんでした。BSに入れと言われればそれまでですけど、今の時代にWCupの準決勝を生放送しないことはどうも腑に落ちませんなあ。東京テレビ系列で一部の地域で放送されただろうけど、もしも日本が準決勝に進んでいた場合に今朝がその試合だったかもしれないのに、日本のメディアは最初から放送する予定はなかったということなんでしょうか。まあ、日本が出るか否かは別としてもどうも理解しがたいことです。

祝ブログ開設一周年!

2006-07-04 | 独り言
Thumbs Up実はさっきまで気づいていなかった。時間がたつのは早いもんだ。おそろしい。しかし、ブログなんて一年も続くものだとは思ってもいなかった。みんなの後押しがあったからここまで来られたと思う(大げさ大げさ...)。まあ、これまで気が向いた時に知ったかぶりをして書いてきたし、これからもそんな感じでいいとも。そこんとこよろしく!

Soccerそれはさておき、中田選手が現役を引退しました。代表引退は間違いないと思っていたけど、サッカーを完全にやめてしまうと言うからちょっと驚きました。他にもやりたいことがいろいろあるだろうし、彼がそれをやれるだけの才能を持っていそうだから大丈夫だろう。ファンにしたらまだまだプレーを見たいし、実際に後何年もやれるはずです。でも、自分の引き際を知っているのも超一流ならではのことだと思います。中田選手、お疲れ様でした!

Cricket 2自分にとって他のビッグニュースとして、クリケットのインド代表がカリブ海遠征をしていて、西インド諸島連合代表チーム(WestIndies)とのテスト・マッチ・シリーズ(5日間の試合が4つ行われた)を35年ぶりに勝ちました。伝統的に、インドのチームはホームでは強くてアウェーでは弱いからとても価値ある勝ちです。インド代表、おめでとうございます!

アガシの最後のセンター・コート姿...せつない気持ちでいっぱい

2006-07-03 | スポーツ
金曜日の夜中、サッカーWCupの準々決勝でイギリス対ポルトガルの試合が同点のままPK戦を迎えました。ちょうど同じ時に、ウィンブルドンのセンター・コートではA・アガシが全仏オープンチャンピオンのナダル選手に敗れました。今季限りで引退を表明しているテニス会のスーパースターがウィンブルドンに別れをつげました。

僕は元々アガシが好きだったわけではないです。むしろ、若い頃のアガシが僕にとって派手すぎてあまり応援する気にはなりませんでした。今の姿じゃ想像もつかないが、当時のあのロングヘアーに大きなピアス。テニス選手と言うよりもロックスターという感じでした。今考えるとそれはそれで個性的でよかっただろうけど、ちょっと違和感がありました。なにせよ、当時アガシの最大のライバルが地味で静かなサンプラスだったから、余計にそのギャップを感じたかもしれません。そのアガシが、グラフと結婚してからがらりと変わったような思うのは僕の気のせいなのだろうか。彼のテニスは元々魅力的だったけど、テニスに対する態度がまった別人のようになりました。派手なウェアーもパフォーマンスも見えなくなったが、逆にサンプラスが引退してからはベテランとしてテニス会を引っ張ってきました。間違いなく史上最高のオールラウンド・プレーヤーの一人だったと思います。

昔、ウィンブルドンで白いウェアーしか許されない伝統に対してアガシが反発したような騒ぎも確かにあったように覚えています。そのウィンブルドンがおととい、そのアガシのために一つルールを破りました。決勝戦の後にしか行われないインタビューが、アガシの引退試合ということで特別に行われたのです。伝統を厳守するウィンブルドンからすれば異例なことでした。それだけアガシの功績と人気はすさまじいものがあります。

そのインタビューにアガシは、「ウィンブルドンにはたくさんの素晴らしい思い出があります。こうして皆さんが僕を受け入れて来てくれたことを心から感謝していますし、皆さんにはたくさんの愛をもらいました。勝つことと同じくらい、今日こうして皆さんにさよならを言うことが僕にとっては大事だったのです」と、目に涙を浮かべながらコメントしました。本当にウィンブルドンがアガシをやさしく受け入れたと思いますし、それを本人が何よりも実感しているような正直なコメントでした。

これでアガシが出場するグランドスラムがUSオープンのみとなりました。ぜひとも母国でのグランドスラムの決勝を引退試合にして、優勝で引退を飾ってもらいたいです。昔応援しなかった分まで一生懸命にアガシを応援したいと思います。

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