ザ・インド人の日本語ブログ

PRAYING FOR THE GOOD OF JAPAN !!!

バナナ&バナナの花

2011-02-28 | インド

バナナは、熟してから皮を剥いて食べる。

バナナは、主に洋菓子の材料として用いて食べる。 

それ以外の方法でバナナを食べることがおありだろうか?

 

 

 

例えば、インドの西海岸沿いでは写真のような青いバナナをカレーにして食べる。

それだけではない。

バナナの下にぶら下がっているバナナの花も、カレーにすると大変おいしゅうごじゃる。

東海岸沿いのバナナの産地でも、きっとバナナ花・カレーが食されていると思われる。

インドを訪れた折にそれを探してみるのも楽しいんじゃないかと思ふのでごじゃる。


「あほ」 呼ばわりしやがって

2011-02-24 | インド

「あほ」 というのは 「ばか」 ということ。

(そんなことは知っているって?? そんなことは知っているのを僕が知っている。)

でも、それは日本語の話し。

 

インドのマラーティー語圏になると、人が人を平気で 「あほ~」 と呼ぶ。言い換えれば、人が人を平気でばかにする??)

なにより、典型的に、マラーティー語圏では妻が夫を 「あほ~」 呼ばわりする。

割と最近の都会文化として妻が夫をファースト・ネームで呼ぶことも多いけど、元々はそうじゃなかった。日本だって似ているところがある。(夫を 「お父さん」 にしちゃったり...)

その 「お父さん」 が、マハラシュトラ州 (マラーティー語圏) では 「あほ~」 に変わる。

一種の敬称として。

 本来は、目上の人や親しい知人でない人を呼ぶ際にも同じく 「あほ~」 を使うことがある。ただその場合に、たいていは 「あほ~おじさん」 とか 「おほ~おばあさん」 みたいに 「あほ~○○」 になる。

なので、「あほ~」 だけで良いのはいわば妻という続柄の特権かもしれない。

 

日本の多くの奥さんが密かに羨むそんな特権かもしれない。(爆)


富士山の日

2011-02-23 | 独り言

2月23日のことをそのように呼ぶそうですね。

でも、そう言う日だろうとなかろうと、ただただ富士山を眺めていたい、拝んでいたい気持ちがちっとも変わらない。

 

それだけ。


気付いたでしょうか?

2011-02-22 | 独り言

上記のブログ・タイトル下のプロフィール文を更新したことを。

日本の読者に対して自分のことを端的に表しているような気がしたのだが、いかがでしょうか、みなさん。

他にも何か書いてほしいことがありませんか?

 

 

文字数制限でそれ以上記入できませんが。 ...... (こらっ。なら聞くんじゃない。)


みなさんは関心がないだろうけど...

2011-02-21 | スポーツ

...2月19日にクリケットのワールドカップが開幕したことを報告しようと思っただけだ。

他の多くのスポーツのワールドカップ同様、クリケットの場合も4年に一度の祭典。数多くあるクリケットの試合形式の中で、このワールドカップは7時間 (休憩を入れて8時間) に及ぶ試合形式の大会である。

これから一ヵ月半にわたってインド亜大陸が大変な盛り上がりを迎えることだろう。ワールドカップは世界中どこで開催されてもインド亜大陸が盛り上がりに欠けることはないけど、今回はインド + スリランカ + バングラデッシュの共同開催なのでなおさら熱気に包まれるというわけだ。

ところで、参加国は全部で14カ国。 (適当な順に) インド、パキスタン、スリランカ、バングラデッシュ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、ジンバブウェ、ケニア、カナダ、アイルランド、オランダ、とウェスト・インディーズ

 

※ウェスト・インディーズ (West Indies) とはカリブ諸島を指す。つまり、カリブ諸島の選手たちが一つのチームにまとまって参加する諸島代表チーム。あらゆるスポーツの中でもクリケットにしか存在しない異色チームなのだ。

ちなみに、ジャマイカのウサイン・ボルトが陸上競技を始める前にクリケットの投手だったとか。

さらにちなみに、クリケットの投手を、英語では 「Pitcher (ピッチャー)」 じゃなくて 「Bowler (ボーラー)」 と呼ぶ。今でこそクリケットでは上手投げが規則だが、元々は下手投げが主流だった。つまり、ボーリングと似たような投げ方だ。だから投手はボーラーと呼ぶのだ。

さらにさらにちなみに、いろいろちなみ過ぎた。

 

と、みなさんは特に関心がないだろうけど (それはそれで良い!)、クリケット・ワールドカップ開幕のご報告なのであった


「庶民バーガー」

2011-02-20 | インド

「マクドナルド」 や 「KFC」 が流行って久しいインドの都市部!だからといって、インドでは誰もが気軽に食べられるとは限らない。

日本でこそ、100円マックのようにお手頃な価格が人気を博しているが、インドとなれば事情が違う。ルピー換算だと、インドではマックやKFCのバーガーが安くても100円はする。そこは日本と同じだが、今でも多くの人々にとって100円は結構な金額なのだ。

それに、インドのマック (関西じゃ 「マクド」 ?) やKFCは、まだまだステータスシンボルの域を脱していない。日本だと、ちょっと小腹が空いたからとりあえずマックで食べておこうということになるけど、インドではそうでもない。

インドで庶民のために効果を発揮するのは多様な屋台料理だ。もちろん、それはマックに行く余裕のある人でも十二分に楽しめる料理である。当然ながら地域によって屋台料理が変わる。北インドで食べられる屋台料理は南インドや西インドで見かけることがない。

ムンバイ (前ボンベイ) を州都にかまえるマハラシュトラ州の話しをすると、代表的な屋台料理の一つが Vadaa Paav という。Paav はパンのこと。Vadaa とは、ゆでたジャガイモをベースにした野菜のドライカレー (カレー炒め?) を団子状にして、チャナー豆粉の衣を付けて揚げたもの。つまり、ジャガイモ・コロッケをパンに挟んで食べるインド風バーガーなのだ。

 

          

 

本当においしい Vadaa Paav は、マックやKFCのバーガーを超えた旨さを誇るときもある。これは別にマックらに対する偏見ではない。でもインドでおいしい Vadaa Paav を食べたことのある日本人もそう思ったことに違いない。 

最近のインフレのせいで、都市部で Vadaa Paav が一個20円もするようになってきた。日本人にとってはたったの20円だが。それでもなお、一般庶民にとってはやっぱりありがたい食べ物なのだ。人によっては、 Vadaa Paav が間食じゃなくて、その日の食事にもなりうる。

だからこそ、マックやKFCを 「ステータスバーガー」 と呼び、 Vadaa Paav を 「庶民バーガー」 と呼ぶ。 (誰が?)

 

追伸: 上記のパンを昔から Bombay Paav と呼ぶことがあるので、Vadaa Paav のことを一部では Bombay Burger とも呼びます。 (これは本当!)


法的には 「~被告」 じゃないの?

2011-02-18 | 日本

民主党の小沢元代表が政治資金規制法違反事件で強制起訴された。

したがって小沢氏がその事件において被告人となった、というふうに理解していた。

にもかかわらず、日本のメディアが概ね 「小沢元代表」 みたいな言い方に徹しているように感じた。

その心は?、と首をかしげたくなった。

 

民主会派離脱関連のニュースを読みながらそんな疑問がわいてきた今朝のザ・インド人であった。


ほんまに空を飛べるんかいなっ?

2011-02-16 | インド

インド神話に出現するもっとも有名な猿族 (ブァナラ) が 「ハヌマン (Hanumaan)」 という。ハヌマンは、風神ブァーユの化身とされ、したがって空も飛ぶ事ができる。

 そんなハヌマンの別名の一つが 「マルティー(Maruti)」 なのだ。

同じ 「Maruti」 という単語が、インド大手の自動車メーカー 「Maruti Suzuki India Limited」 の名称に含まれている。その会社は、元々はインド政府と日本のスズキ社が1981年に合弁会社として設立され、現在はスズキ社の乗用車生産販売子会社となっている。

俗にいう Maruti Suzuki 社がインドで最初に販売したのは Maruti 800 という車種だった。その車が1980年代のインド国内で小型車市場を事実上独占した。既に生産が終了しているが、Maruti 800 は現在の自動車ブームの先駆けとなったことは間違いない。

そんな往年の名車 Maruti 800 が今にわかに再注目されている。

最近、インドで開催された航空ショー 「エアロインディア2011」 で、世界最新鋭の戦闘機たちの間になぜか1台の Maruti 800 が展示されていたという。

  

 

で、良く見ると (パッと見でも良いけど) 、車体上の四隅に4枚の回転する翼が付いているじゃありませんか、みなさん。さらに、4つのタイヤ部分にフードが付いているじゃありませんか、みなさん。

これが 「フライング・マルティー (Flying Maruti)」 という名の空飛ぶ車。

 

※ちなみに、「Maruti」 のカタカナ表記を 「マルティー」 とすべきだ。当然、「Flying Maruti」 は 「フライング・マルティー」 だ。 「フライング・マルチ」 はおかしい。

 

ある一個人が16年間研究に研究を重ねて Flying Maruti を作り上げたという。車の構造については企業秘密のため明らかにできないようだが、 開発者によると 「車に関係する250万種類の形状と物体を研究し、複雑な理論を通じて、垂直上昇能力を車に与えることができた」 とか。

大渋滞にはまる度に車に乗ったことを後悔するインドの道路事情。そんなときに、空中に垂直上昇し、渋滞の上空を飛ぶことなんかできれば言うことない※。

 

※でも、みんなが Flying Maruti に乗っていて上空で渋滞したらどうなるって?? そんなの知らんがなぁ~

 

しかし、だ。

Flying Maruti に対してまだ一度もテスト飛行が行われていないという。

うん? 航空ショーに展示されていたにも関わらずまだ飛行していない?

どうもそのようだ。

 

神話の世界では、風神の化身だった猿族の Maruti が自由に空を飛ぶことができたという。はたして、現世では Flying Maruti が風神の化身になりうるのか。

見ものだ。


音楽会に題名が付かないってのが良い!

2011-02-13 | エンターテインメント

何か題名が付いてしまうとちょっと堅苦しく感じちゃう洋楽クラシックに関して素人の僕。

ベートブェンやら、モーツァルトやら、チャイコフスキーやら、名前はもちろん知っているけど、どの交響曲が誰の作曲なのか、どういう思いでそれを作曲していたのかはぜんぜん詳しくない僕。

だからと言って、そういう音楽を楽しむことができないわけじゃない。心に響く音というのは、どんな曲であれ、どんな言語であれ、響くもの。(逆に、心に響かない音は、どんな大物が作曲していようと、響かない)。

つまるところ、音楽を聴くときに感性ばかりが先走って、知識がそれに付いていかないってこと。それが素人ってもんだ。

そんな僕でも、難しい音楽の世界へと気楽に導いてくれるのは 「題名のない音楽会」 なのだ。

「世界一長寿のクラシック音楽番組」 としてギネスに認定されているぐらいだから、ここでずうずうしく語るのをよそうことにする。

ただただ、音楽のジャンルにとらわれず、常に斬新なアイディアで楽しませてくれるその番組が好きだ。

仮にジャンルにとらわれていりゃ、音楽芸人こまつみたいな人にチャンスが与えられることがなかったんじゃないか。

 

 

 

もう一つ、番組に対して以前から思っていることがある。

ジャンルにとらわれないというのだから、少しずつインド式クラシック音楽も取り入れてもらえないかと。そうすれば、多種多彩なインド式クラシック音楽の応用編としてインド映画音楽も自然と広まるきっかけになるような気がする。

それを、佐渡裕さんに直接お願いしてみるのもありかな、なんてことを考えている今日この頃!


常識?非常識?

2011-02-12 | インド

世の中には常識が共有されないことが一番の常識だ、と常に思う。

 自分にとって何でもないことが、誰かにとっては大変な驚きだったり、ショックだったりする。そして逆もまた同様である。

インドはそんな出来事の宝庫なのだ。

 

例えば、これ。


どこか痒い所がございませんか?

2011-02-11 | 日本

日本で、シャンプーをしてくれる美容師がどうしてそういう質問をするのかがずっと理解できていなかった。

質問の意図が分からなくても必ず 「いいえ、大丈夫です」 としか答えなかった。

シャンプーのアレルギーについてでも確認したいのかと考えたりもした。

もしもそうなら、逆に、せっかくシャンプーをしてくれているわけだから、ちょっと痒かったりしても我慢しなきゃと思ったりもした。

一度美容師に聞けば済む話しだったが、なぜかずっと聞けずにいた。

最近になってようやく、痒い所があったらそこをかいてくれるサービスとしてそう質問するという事実を知ることになった。

そんなことも知らずに、ただ単に 「大丈夫です」 とだけ答えていた僕はやっぱりあほだった???