京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

メイドイン・ジャパン時計師!

2010-08-26 23:18:44 | 日記
セイコー飛行時計。
紫電改・ゼロ式に搭載されていたセイコー社の時計シリーズです。

竹のササラ磨きと記念撮影。
この時計と磨き道具は当時でも世界の一流品。
70年前の日本。
物造りは世界のトップクラスだったのが解るようです。

ポケットウオッチの修理が舞い込んできたのが昨日のよう。
同時に
それぞれ得意分野の工房に依頼する。
2ヶ月足らずで修理が仕上がった。
今日、お客様へご連絡。
「何事もなかったような2か月」が過ぎた。

この時計は動いている歴史の証言者です。

今回修理のかかわった人たちがあっという間に仕上た。
今までに無かった事。お盆休み返上だった?

お客様へお渡しする時が一番うれしい時です。

パスティーシュ・オマージュ 時計に敬意を持つこと。
店名もパスティーシュです。
正式店名は「ヌーベル・パスティーシュ」です。

ところが、最近名前が違ってきた。
おばーちゃんたちは「パステー!」と呼び捨てだ。
「昨日休みやったなー!パステー君!」

「はい。ごめんなさい。パステー君は昨日北野さんで遊んでいました!」
素直に謝って、修理を始めます。
猛暑もあと少しでおわり、頑張りましょう。

おばーちゃんたちは最小限、出かけないようにしましょう。
突然「ガクン!」ときます。心配です

ところが、京都の人たちはこれくらいの猛暑には、慣れています。
この猛暑が過ぎた頃に「敬老の日」が来ます。

「飛行時計」を造った世代なのです。気合いが違う世代だ。
今年の敬老の日に向かってそろそろ準備をはじめましょう。




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