京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

北野天満宮に行ってきました。

2010-08-25 18:24:18 | 日記
今日25日は菅原道真の命日。
この日に市が開催されます。

強烈な暑さの中、大勢のお客さんでにぎわっていました。
今日水曜日は工房がお休み。
いつも、駆け足で回るところを時間をかけて回れます。

ところが、いつもの「咲くや」さんのランチがお休み。
私たち夫婦2人でさまよってしまう。

今出川新町の綺麗なお店がランチをやってくれていました。
同志社新町校舎の入り口にあるお店。
「とんかつ・鳥の香味焼き・鯛の荒煮」から一つを選ぶ親切ランチだ。

結果。ベートーベン交響曲1番の評価。

なんとも、普通の料亭の味でした。
ところが、タイの荒煮が絶品。これがすごくおいしい。
普通、煮物はだしが濁るのですが、きれいに透き通っている。
手が込んでいるのです。

嫁さんが「鯛」私が「鳥」を注文。
これからいい料理を味あわせてくれそうな予感がする。
ベートーベンの1番!
これから5番9番など、どんどん出そうなお店で楽しみです。

また、食べたあとから気がついた。
今出川通りの新町と小川通りの間、自転車屋さんの路地にお店発見。
「樹々丸」(じゅじゅまる)というらしい。

カフェなのですが店内は樹がいっぱいで怪しい雰囲気。
「今度行かねば!中年夫婦探偵団」がんばる。

そんな道草の後に天神さんにたどり着いたのは2時30分を過ぎていました。
暑さのせいなのか早くも店じまいをするお店が多く、残念。

お客さんは大勢いるのだからもう少し頑張ってほしいものだ。
退店時間の規約などないのか?

日本を代表するような「市」なのに気合が入っていない。

盛岡市の「材木町夜市」を見習ってほしいものだ。
客もいないのにおばあちゃんたちが雪まみれでも頑張っていたのを思い出す。

それでも、今日は竹の皮で編んだ草履と、竹のなべ洗いを購入。
掛時計のさび取りで使えそうだ。

写真はセイコー「5」自動巻き。

中年になって自分が下手な修理屋だと思うようになってくる。
店じまいしている中、頑張っている人もいました。

「電池交換350円」のおじさんもその一人だ。おじさんと目が合った。
若い時は自分が天才だと思っていた。
天神さんの市では突然いろいろと思いだしてしまう。

初心に戻って修理をしようと思います。





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