宮古島に出かけてきた。
到着した夜、停電が起こった。ずいぶん久しぶりの長い停電だった。昔は明かりが気になっていた気がしたが、今は携帯が通話できるかが気になった。
携帯を見ると通話も通信もできる状態。大規模な停電だったので携帯基地局にも電源供給されていないはずだが・・・
翌日、見に行った。
久しぶりにJフォンの名前を見た。
発電設備がついていた。なるほどこれなら停電しても電力の供給を受けられる。
耐雷トランスというものもあった。
台風などが来ると今でも沖縄は長時間の停電に見舞われることがあるだろうが、通信インフラは緊急通報などが必要だろうから停電を前提にこうした基地局の作りになっているのだろうな。他の基地局は見つけられなかったので見ていませんがほぼ同じようなシステムになっているのではないでしょうか。
本州の町中にあるような基地局はおそらくバッテリーによる電力バックアップのようで、東日本大震災のときにはバッテリー切れによる通信網寸断が生じたようだ。このように発電機をつけておくというのはやはり長時間の停電が十分に発生しうる環境なのだと強く印象に残った。
停電で辛かったのはエアコンが使えなくなることだった。電気のありがたみを感じた宮古島停電の夜であった。
停電発生は2018/6/15の夜。
一晩停電に遭遇とは災難でしたね。
今はもう、金融、医療など、あらゆるところで通信網無しでは生活できない世の中になってきましたね。
命にも関わる通信網ですから、中継局もしっかりとした設備がされていると思います。
4Gなどでは1チャンネルの送信電力は小さくても、何百チャンネルも送信すればかなりの電力が必要でしょう。
バックアップ電源も電池だけじゃ長時間持たないのでしょうね。
太陽電池でのバックアップも有効かと思うんですが。
同時通話の電話では、アナログ時代は自分の送信電力にブロッキングされてしまって受信感度が下がっていたのですけど、今は送信と受信が時分割で同期された間欠送信になっているので、ブロッキングがなくなって到達距離も長くなっています。
それに多重変調によって、転送ビットレートもすごく早くなっていますね。
先日、スマホをテザリングしてパソコンで使ってみたら、家で使っているインターネットよりも通信レートが早かったです。
通信技術の発展はすごいです。
太陽電池でのバックアップがあるところもあるみたいです。ただ、嵐の場合は日光も期待できないでしょうし、そもそも沖縄の嵐に耐える太陽電池、よりも密度の高いエンジン設置のほうがいいのかもしれませんね。イニシャルコストも気になるところ。
基地局、900MHz帯は192Wくらい、2GHz帯は360Wくらいの出力のようです。こうした電波機器の効率はわかりませんが、1kW以上の電源が必要そうですね。
https://www.arib-emf.org/02qanda/qanda-16.html