![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/17/0ac93cf5c422f3f774cccb811294695c.png)
コレは私が使っているアンプの図面。オペアンプにOP275と書いてありますが、最近は違うオペアンプ使ってます。ちなみに、オペアンプのパスコンは電解コンデンサのみで(一応レギュレーターの出力に積層セラミックスコンデンサが入ってますが、オペアンプからは少々遠くて3cmから4cmくらい離れてる。まあ、いいか。
アンプの入力にはカップリングのためにコンデンサが挿入されている。C1とC8だ。部品番号は左右チャンネル分。
現在使っているコンデンサは、MTTF 50V 1uFの積層型メタライズドポリエステルコンデンサだ。ちなみに銅リードです。誤差は5%。
ニッセイ電機というメーカーのMTFFというもの。無酸素銅リードを使っているという点が評価できますが、実際に回路に組んだ際にどの程度の無酸素銅効果があるのかは不明です。いかんせん配線はパターンきった銅箔だし、途中にはハンダもあるよね。
さて、このコンデンサ、積層セラミックスコンデンサでも問題ないのではと思うのであります。
積層セラミックスコンデンサ、温度係数が悪く、バイアスによって容量が変化してしまうのがあまりいけてない。だが、小さくてでかい容量というのは非常に魅力的であり、カップリングコンデンサに使うならぜんぜんOKだよね。と思うのです。Zランクの製品だと+80%から-20%という広い範囲の誤差を持つのも難点だろうか。
C4とC11はDCにおけるゲインを下げるために使っているのだろうが、要らないのではとも思う。
回路のダメ出し募集(笑
俺が作った回路じゃないけどね(笑
アンプの入力にはカップリングのためにコンデンサが挿入されている。C1とC8だ。部品番号は左右チャンネル分。
現在使っているコンデンサは、MTTF 50V 1uFの積層型メタライズドポリエステルコンデンサだ。ちなみに銅リードです。誤差は5%。
ニッセイ電機というメーカーのMTFFというもの。無酸素銅リードを使っているという点が評価できますが、実際に回路に組んだ際にどの程度の無酸素銅効果があるのかは不明です。いかんせん配線はパターンきった銅箔だし、途中にはハンダもあるよね。
さて、このコンデンサ、積層セラミックスコンデンサでも問題ないのではと思うのであります。
積層セラミックスコンデンサ、温度係数が悪く、バイアスによって容量が変化してしまうのがあまりいけてない。だが、小さくてでかい容量というのは非常に魅力的であり、カップリングコンデンサに使うならぜんぜんOKだよね。と思うのです。Zランクの製品だと+80%から-20%という広い範囲の誤差を持つのも難点だろうか。
C4とC11はDCにおけるゲインを下げるために使っているのだろうが、要らないのではとも思う。
回路のダメ出し募集(笑
俺が作った回路じゃないけどね(笑
設計の立場から客観的にダメ出しします。(笑)
積層セラミックコンデンサは温度係数や電圧による容量変化意外にも注意点があります。
チタン酸素バリウムなどの強誘電物質を使いますから、歪みによる電位変化を伴うことがあります。
つまり、振動により電圧を発生してマイクロフォンのような現象を発生する可能性がありますので、微弱信号部分のカップリングコンデンサーには向きません。
まぁしかし、このアンプでは入力信号レベルが高いのであまり問題にはならないでしょう。
セラミックコンデンサ-の利点の方は、高周波での内部抵抗が小さいので、IC電源のパスコンに向いています。
また、アルミ電解コンデンサーのような高温での短寿命という欠点が無いので信頼性が高いです。
パソコンなど、内部温度が高い部分の回路では電解コンデンサーのパンクが多発しますよね。(笑)
C4とC11はオペアンプのオフセット誤差の増幅を下げて、スピーカーへの暗電流を下げる目的でしょうが、時定数が全く計算されていません。(危)
390KΩに100μFなんて入れたらDC安定するまで1分近くもかかって、そのせいでスピーカーを焼き壊してしまうかもしれません。
注意してください。(マジで ^^;)
入力信号レベルは高いですね。決して微弱信号などでは・・・
パソコンの電解コンデンサのブローはコンデンサそのものの質が低かったのも大きな要因かと。ある日マザーボードのコンデンサが膨らんでたのが懐かしい・・・105℃の品と十分な冷却?があれば長持ちでしょうか。まあ、所詮寿命というものはありますが。
寿命を考えてもセラミックスコンデンサのほうが良さそうですね。
C4とC11ですが、オペアンプのオフセット電圧がそもそも小さいので問題ないかなーなんて。せいぜい2mV程度なので、10倍増幅しても20mV、スピーカーが8Ωなので20/16=1.25mWくらいの損失しか・・・
そのうちスイッチオンからC4に充電される様子をちょっと見てみようかとおもいます。
まあ、数秒は余裕でかかるわけですが。
2πCR=6.28×47k×100u=29s・・・・おおっと。。。。
10uFくらいでいいのかなぁ。
さすがですね。
増幅器を設計するときは、概算でも良いので全ての時定数をチェックすることは必須ですから。
増幅度が11倍程度なら、R5もC4も取ちゃった方がいいでしょうね。
たとえ時定数計算してC4を入れるとしてもR5は不要です。
頭の中で配線の電位がヒョイヒョイって動いたときに、あれ?Cに充電する抵抗はと・・・
じゃあ、ここのコンデンサは省いてしまいましょう。