日々の記録

ほどよく書いてきます。

定電流回路

2013年09月30日 23時12分20秒 | 電子工作

3Vから2V程度まで電流一定動作をする回路が必要になった。ちょっと大きな電池を放電しきってから捨てるらしい。
始めはDC-DCで昇圧して5Vの電源を作り、オペアンプでMOSFETを制御したが、部品が多いし、放電回路をいくつかってなると面倒なので、バイポーラトランジスタでの回路でお手軽簡単に済ませようかと思った。


回路は簡単。PNPトランジスタが少々大きくて電流増幅度βが100程度しかないので、NPNトランジスタと組み合わせたインバーテッドダーリントンにしてます。空中配線でも何とかなるかと思ったけど、ちょっとつらい。
シミュレーションではまあ、2V程度までならまあ、よさそうな特性を持っているのでまあ、勘弁してほしい。

当然のようにトランジスタは相当発熱するので放熱には多少の気遣いが必要である。回路では2SA1943-Oを使っているが、TO-220くらいのパッケージ(Tc=25℃でPc=25Wほど、放熱板なしでPc=2W程度)のものでもいいと思う。

この回路、たぶん壊れないだろうが、うっかり放熱板が取れたら発熱を担うトランジスタが壊れる可能性がある。温度が上がってブレークダウン(→これはショートモードで破損のはず)なので、念のためヒューズでも入れておけばまあいいかな。

この回路、逆に接続したら電流流れるかな?シミュレーションモデルはベースとコレクタ間のダイオードを考えてない気がするから、トランジスタを全部上下反転させてマイナス電源でシミュレートしてみたらいいかな。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする