をつくらないことが、当面の目標になっています。
国語について、やはり重いのは「漢字」ですね。
1年生で約80字 2年生では約130字 3年生では確か
200字位を勉強します。1・2年のときは、授業中に
何度も「空書き」したり、一字一字を解説していましたが
3年生になると、そのあたりは「サラリ」と行きます。
字によっては、書きにくい字もあるようで、それを
覚え、定着させるには次の方法を助けにしました。
① 部首にこだわる
② 漢字の「なりたち」を調べる
③ 結果、一字一字の トメ ハネ ハライにこだわる
そのため、大いに役立っているのが「漢字なりたち辞典」
です。小学校で習う漢字が、どのようにできたのか、その
字についての歴史やエピソードが載っています。
娘が「着」という字が書きにくいと言ってきました。
どうしても、 「目」の部分を「日」」と書いてしまい、「者」
と区別がつかないようでした。
ここで、「なりたち辞典」をひいてみます。
すると、 「着」と「者」がもともと同じ流れをくむ文字である
ことがわかりました。
だから、混乱しても仕方ないよということで自信をつけさせ、
さらに部首について確認します。
「着」の部首は上についた「羊」なんですね。(「目」という
説もありますが。。。) そこで、「羊」の次の「しっぽ」のような
部分を、書き忘れてしまうことと、「目」を「日」と書いてしまう
ことが、書きにくい原因だったので・・・・
「羊」の「しっぽ」に「目」が「着いた」と覚えさせました
さらに。「羊」を部首としているため、上の「チョン チョン」
の形が「前」などと異なります。羊は両方のチョン チョン
を三画目にびっちりつけます。「前」などは 2画目をやや
付け気味にするのみで、一画目はやや離し気味なんです。
パソコンの字でなく、「教科書体」で書かれたものを確認
してくださいね。
「美」も「羊」が部首ですから上のチョンチョンはびっちり付け
ます。「羊の角」ですから、頭に付いていないとね・・・
ってことで、 「なりたち・部首にこだわる」ことで、自然に
字形にもこだわりが出てきます。
ところで・・この字はなんと言う字のなりたちを絵に表した
ものでしょう?↓↓
「旅」という字です。旗を持った人に、人がついていきます。
こんなふうに。 「なりたち」を「絵」にすると印象に残って
覚えやすいようです。 「笑い」もありますからね。
普通の漢字辞典ももちろん良いですが、 「なりたち辞典」
面白いですよ~ 大人でも発見がたくさんあります!
漢字学習を苦痛な訓練にしないためにも・・