緑の川の流れるところ☆母と娘のヅカ物語

あっという間に娘は高校生(笑)お勉強・お弁当・時々宝塚な日々です☆

金子みすず詩集より「ふしぎ」ほか

2010年07月14日 | 本の紹介
娘が国語の教材で 金子みすず さんの詩を勉強
していました。 「みんなちがって みんな いい」
終わる「わたしと 小鳥と すずと」という詩です。

金子みすずさんの詩は、恥ずかしながらこれしか知らな
かったのですが、娘の国語のテストの裏に、「ふしぎ
という詩が印刷されていました。

       ~ ~ ~ 「ふしぎ」 ~ ~ ~

    
わたしはふしぎでたまらない、
     黒い雲からふる雨が、
     銀にひかっていることが。

     わたしはふしぎでたまらない、
     青いくわのはたべている、
     かいこが白くなることが。

     わたしはふしぎでたまらない、
     だれもいじらぬ夕顔が、
     ひとりでぱらりと開くのが。

     わたしはふしぎでたまらない、
     たれにきいてもわらってて、
    あたりまえだ、ということが
。 

~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~

なんだか・・はっ とさせられる詩でした。

やっぱり、もっと読みたくなって、港区図書館で借りて
きました。


この本は、「童謡」とありますが、詩集です。

10数編の詩が載っていますが、どれも解説や読み進め
方が記されています。余りこのようなものは好きでは
ないのですが、「詩」って簡潔がゆえに気づかないこと
が多く、娘と読む上で助けになりました。

私がぐっとキタ!作品は 「こころ」と「鯨法会」です。
前者は「母と娘の心の内」後者は「鯨と人間 鯨の親子
の情」を題材にしていて、考えさせられました。


娘と読みながら、語り合っていたら、公文に行くのがすっか
り遅くなってしまいました  ヤバイ!

今度は自分たちの中の「ふしぎ」を出し合ってみようと
思います。

金子みすず関連HP

金子みすず記念館
http://www.city.nagato.yamaguchi.jp/misuzu/index.html
金子みすずグッズ販売サイト
http://www.misuzu-shop.com/