児童文学図書を扱う中堅の出版社「理論社」(東京都新宿区)は
6日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。帝国データバンク
によると、負債は約22億円。灰谷健次郎さんらの本や、子供の詩を
中心にした児童誌「きりん」で知られる。
1970年代には灰谷さんの「兎(うさぎ)の眼(め)」「太陽の子」、
80年代にはシナリオ文学といわれた倉本聰さんの「北の国から」
シリーズなどがヒットした。
野間児童文芸賞や日本児童文学者協会賞などを受賞した作品も多い。
最近では漫画家・西原理恵子さんの本も出している
理論社さんの本・・何冊か持っています。
高学年~ の「YA(ヤングアダルト)ブック」といわれる分野に
強みがあります。
先日紹介した工藤直子さんの「ともだちは海のにおい」も理論社
さんでした。大石真さんの「チョコレート戦争」 森絵都さんの
「カラフル」などを含む「フォア文庫」のラインも好きです。
厳しい時代ですが、本や会社が無くなってしまう訳ではないの
で・・・再出発を期待したいです。絶対会社をなくさないで下さい!
出版界の火が消えるようで、さみしいです