２００８年６月の時点で現在注目の男性スポーツ選手といったら、以下の二人の名前が真っ先に思い浮かんでくるかと思います。
内藤 大助 １９７４年８月３０日生まれ
石川 遼 １９９１年９月１７日生まれ
内藤氏はボクシングＷＢＣフライ級チャンピオンとなり一躍有名に。そして石川氏は、ハニカミ王子と言われて人気を集めている最年少プロゴルファーというのは承知の通りかと思います。
実はこの二人、宿曜占星術で調べると、同じ虚宿（きょすく・きょしゅく）の星でありました。
前回から有名人の宿星を調べ続けていると、「同じ宿星の人は運気の波も同じ時期に被るのかなぁ」とつくづく思ってしまいます。。
因みに虚宿は、パンダの危宿にとって栄親の近距離という良好な関係の星でもあるが、今回はそんな「虚宿」の特徴をみていきたいかと思います。
｛ 虚宿の主な著名人 ｝
武田信玄、大久保利通、メージャー元英首相、長谷川一夫、横山やすし、森進一
松山千春、甲斐よしひろ、堀内孝雄、松田優作、高嶋政信、江口洋介、つんく、坂口憲二
浅野忠信、秋川雅史、島耕二、柳田邦男、三宅一生、秋元康、曙、清原和博
岩崎弥太郎（三菱創始者）、石橋正二郎（ブリヂストン創始者）、ロバート・レッドフォード
北条政子、淀君、美空ひばり、加藤登紀子、山本富士子、小川知子、樋口可南子
浅野ゆう子、賀来千賀子、森口博子、広瀬香美、細川ふみえ、吉川ひなの、吉本ばなな
新井素子、マドンナ
｛ 虚宿の主な特徴 ｝
- 猛将というより知将タイプの武将の星を持つ大将星
- ２７宿中、最も勝負強く、勘の鋭さと敏感さでも一番
- 霊界を理解する資質も２７宿中、一番。
- 「虚」という字のごとく、うつろい易く気ままで幻想や妄想にふける
- 野戦的で天上天下唯我独尊タイプ
- 人に頭を下げたり使われることを嫌う
- 神秘的なことや運命論を好み、己の人生哲学を築くロマンチスト
- 自分より偉いものはいないと思い込むが、実際に実力もある
- 言いたいことをいい、こうと思う人生を歩もうとする
- パッと咲きパッと散ることを美学とする
- 人一倍プライドが強く、その反面人一倍臆病で他人にどう思われているか気にする
- 組織には向かない
- 目上からバックアップされる
- 感受性が強いので精神的な苦悩を受けやすく、夢と現実のギャップで悩みやすい
- 自分の複雑な心に翻弄される
- せっかちな面があり何事も手早く片付けようとする
- 気位が高く短気
- 考え方は古風
- 人の心を読む勘は鋭い
- 面倒見が良く信頼されるが世渡りが下手
- 学問を好み知性的
- 頭脳的な駆け引きが上手い
- ギャンブラーが多い
- 武家の商法になりがちで商人に徹しきれず失敗しやすい
- 表向きは静かだが、やるときはやるエネルギッシュなタイプ
- 気分は不安定で気難しい
- 煩いほどの理屈屋もいる
- おだてに弱く、騙されて世の中ではみ出してしまうタイプもいる
- 男性はヤクザのようなタイプ、女性はスケ番タイプのような人もいる
- 金運はあるが直ぐに流れてしまうザルの星
- 人によっては運命論を述べ、宗教や精神世界にのめり込む
- 波乱の多い生涯だが、自尊心によって切り抜ける
- 成功者と惨敗者の開きが極端
- 何事も夢を追いかけるタイプなので、結婚は晩婚になりやすい
- 恋人からは何を考えているのか分からないと思われてしまう
- 女性は自尊心が強く、日本的で芯が強い
- 結婚するとカカア殿下になる
- 結婚後、一時的に金銭面で苦労する
- 男女共に子供好きで家庭を守る気持ちが強い
- 良妻賢母のおとなしい女性も一部いて二極化している
- 男は見合いで理想の相手と巡り会うことも
- 家庭に入ると相手の意見に耳を向けようとしないが、歳とともに従順になる
- 身内思いで肉親に良く尽くす
- 子供を過保護にして駄目にしてしまう人もいる
｛ 子供時代 ｝
人懐っこく人の心を掴むことが得意で可愛がられて育つケースが多い。逆に厳しく育てられた子は早期から精神性が養われ何事も強くなる。
しかし、心のコントロールを失うと非行やイジメにあったりするケースもある。
｛ 人生における注意点 ｝
下積み生活が長くなると自尊心が先走り、職を転々として身を滅ぼすこともある星なので、どこで切り替えるかといったある程度の見極めが必要とされる。
心のコントロールを失うとＤＶや引きこもりといったことになりやすく、また職も安定しなくなるのでメンタル面に気をつけるようにする。
独断より協調を心掛け、人の意見に耳を傾けていく努力が必要とされる。
｛ 健 康 ｝
体は丈夫ではないので精神的なダメージから病気になりやすい。
腎臓と咳やぜんそくなど呼吸器系に注意。
｛ 人生のおける使命 ｝
アドバイザー、カウンセラー、教師、占い師、コンサルタントなどといった人がその人らしく生きていけるように、虚宿はその人の道しるべになる役割を担っている。
｛ 人生のターニングポイント ｝
十代後半と三十代に人生のターニングポイントがやってくる。この時期に悩み一生懸命出口を探して努力すれば大きな成長を遂げる。その後は人間的な深みが増し、独自の哲学を築き、その後はある時期から開運する。
金運は一生を通じてついてくるが、３０代で注意が必要。
｛ 開運のポイント ｝
先祖供養を第一としたときに幸運が訪れる。
虚宿は成功者と惨敗者が極端に分かれるが、独断的な生き方をすると身を滅ぼして惨敗者となるが、協調を心掛ければ自分以外の他人をも幸運に導く成功者となる。
人と違ったアイディアや閃きで大きな成功を収める可能性も秘めている。
確固たる人生哲学と使命感を持って人に相談するなどといった役立つ生き方をする。
自分のことを受け入れていくことによって、もっと楽に生きられる。
旅行で開運する宿星なので、自然に触れ心の旅をすると良い。
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「十代後半」でハニカミ王子と呼ばれて脚光を浴び、もう一方は「３０代」でチャンピオンの座になり一躍有名人になった「表向きは静か」な虚宿の二人ですが、「気位の高さ」を押さえて「協調」を表に見せた結果の成功なのかもしれませんね。
