戦争さえ経験もしたことのない幸せ者達が原発事故が発生してもまだポジティブ思考で物申している時代。しかし、残念なことに福島原発からとうとう恐れていたプルトニウムが検出されてしまったようです。
ここにきてまで広島、長崎を教訓にせず、どうして数十万人の被爆犠牲者である仏様があの世で浮かばれるだろうか?
もし逆の立場だったとしたら、あの原爆を教訓とせず、ここまできてまだふ抜けた態度を続けていたとしたら我々に対してどういう気持ちで天から眺めるのだろうかと。。
この時だからこそ、後付けでなく今こそ当時の教訓を活かして書き込みたい。
深く語るつもりはないが、『楽観視』している時こそ、この世は危ないんですと。そして過去の教訓を無視して果たしてこの世で全うに生きたことになるのかと。。
いつもいつも思ってしまうのですが、怠け者でしかない自分なんですけど、モノを書いてる時って昔の厳しい指導霊か補助霊でも出てきちゃってるんでしょうか、自分でない自分になってしまってるような。。(汗)
さて今回の風林火山の旅、いよいよ最終目的地の昇仙峡へ参ることにいたしました。
11年振りに訪れたその景色は変わることなく感動の絶景でありました。
甲府から車で暫く走らせた場所に昇仙峡はあります。
昇仙峡の覚円峰(かくえんぼう)
水晶神社ってのがあるんですよね。
この超特大ローズクォーツの丸玉に圧巻。
この石が神様なんでしょうか!? こちらも特大です。
龍神さまに呼ばれたかな。
龍が棲んでますって感じ。。
読売新聞社の読者投票で『平成百景 全国第2位』になってたんだね。わかるわかる。
あー、いいなー、ここ。放射能飛んで来なさそうで。
もう一泊できればこの近くにある信玄公隠し湯として、また、健康に凄く良いとされている湯治場の増富ラジウム温泉に行けたんですが、まあそれは次回の楽しみにとっておこう。
今回は信玄公のお膝元、甲府の1泊2日パワースポットひとり旅でありました。
パワースポットを後にし放射能の降る東京へ戻るこのギャップ、辛かったなぁ。。
甲府といえば宝石の街。加工業者、卸業者などが沢山集まる街で、銀座なんかで売られてる数カラットもの宝石なんかもここ甲府で加工されております。
勿論、宝石ばかりかパワーストーンなども海外から沢山輸入されて集まってくる場所であります。
山梨県立美術館の近くに美術館を兼ねたショップもあるのでちょっと行ってみることにいたしました。
円形の建物が展示室。右手はショップになっておりました。
入り口で入館料を支払いトンネルのような入り口をぐぐると、そこは大きな原石が壁側にズラリと並んでおりました。
圧巻のアメジスト。
いgぶい
凄い透明度のルチルクォーツ。こんなのが家に一つあったら一気に金運UPしちゃいそう。
こんな感じのアメジスト、ポイントタイプのだったらお買い場.comにもあったなぁ。
惚れ惚れするほど美しい大型原石のラピスラズリとインカローズ(ロードクロサイト)。
この二つは人気が高いばかりでなく最も強力なパワーストーンとされているんですよ。
これまたインカローズの珍しい原石。そして奥はセレスタイト。セレスタイトはトイレや枕元に置くと良いとされております。
これまた大きなアクアマリンに圧巻。
巨大アンモナイト。こんな大きなものが古代にはいたんですね~。これと同じ小さいタイプのアンモナイトならお買い場.comにも数点あります。
奥は魔除けや金運のタイガーアイ。
2階へ上がるとクリスタル製品が展示してありました。こちらはガレ。
いgびう
スワロフスキーなんかも。
大きなパワーストーンに出合い、癒され浄化されリセットされる気持ちになってスッキリ。^^v
ここ数日鼻血が流れます。別に放射能に被爆した訳じゃなく花粉にまみれて鼻かみすぎたせいです(汗)
プルトニウム発電の3号機裏にある建物にいた作業者が靴の中に水が入って足をヤケドしてしまったそうですね。
「水でヤケド?」と思って昨日はゾッとしてしまいました。それと同じ放射線が混じった水道水を口に入れるってことですよね、これってやばくないですか? 微量ならホントに大丈夫なのかなと。
水といえば、「水を与えちゃいけない」って小学生の頃に読んだ『はだしのゲン』というマンガを思い出してしまいました。アニメでその一部シーン見付けました。
政府が「ただちに体へ害を及ぼすような数値ではございませんので・・・」って言われているように広島のような「即死」ってことはないんでしょうけれどねぇ。
恐ろしいことにプルトニウムの詰まった3号機が一部損傷している可能性があるというニュースが流れてきました。外国人が帰国したり、東京の外資系企業が西日本へ移転したり、海外へ一時避難した日本人もおられましたが、この方達正解だったののかなーとも。
退避できる経済力のある方が羨ましいです。。
ミレーの代表作といえば、誰もが知っているあの「落穂拾い」や「種をまく人」。
実はこの2作品、甲府にある山梨県立美術館に展示されているというんですよ。
「えっ!」って感じですよね。
これは是非とも一度はこの目で観ておきたいと思い、舞鶴城公園をあとにした私は、駅前のバス停へ足を運びました。
甲府へ来て意外だったのは、同じ中部地方である愛知のメーカーということももあってか自販機の半数ほどはダイドーだったこと。
ダイドーのドリンクはどれも力を入れているせいか美味しいので私は好きなブランドです。
山梨県立美術館は、甲府駅からバスで少しばかり行ったところにありました。
ミレーの作品が多いことからミレー美術館とも。
「種をまく人」、実は2枚描かれていて、後に描かれた作品が展示されているようだ。因みにもう一枚はボストン美術館が所蔵している。
美術館内。
展示室内は2階。沢山のミレー作品に出会えることが出来ました。
ミレーにはこんなエピソードがあるそうです。
ミレーが美術店の前を通りかかると彼が描いた裸体画を2人の男が眺めながらこんな会話を交わしていたそうな。。
「この絵は誰が描いたんだい?」
「ミレーって男さ」
「ミレー? どんな絵描きなんだい?」
「いつも女の裸ばっかり描いてる奴さ」
お金のため仕方なく裸体画ばかり描いていたのだが、それを世間からは低俗なウケを狙った画家であると誤解されていることを知りミレーは愕然とした。それ以後、彼は一切裸体画は書かないと心に決めたそうな。
さて、お腹が空いたので昨日食べられなかったほうとう鍋を食すことに。。
美術館のハス向かいにある大きな看板のお店。昨日の晩に飲んだ店も小作だった。この店はチェーン店が多いようです。
ほうとうも色々な種類がありましたが、注文したのはほうとうの元祖でもあるかぼちゃほうとう。
入ってないのはキャベツぐらいなんじゃない!? と思わされてしまうほど色々な野菜が入っている。胃がもたれるほどお腹いっぱい。
お次は、ここから直ぐそこにあるクリスタルミュージアムへと足を運んでみることにしました。
甲府には中世の時代から江戸時代末期に掛けて、甲府には甲府城(通称 舞鶴城)がありました。。。ということで2日目の甲府は、ホテルから近いこともあり朝からこちらへ行ってみることにしました。
場所は武田神社のある北口とは逆の南口から歩いて直ぐの場所。
明治の時代に入ってからは廃城処分となり、殆ど取り壊されてしまった。
なので現在では、一部復元された場所を除いて公園とされているようです。
武田家滅亡後の舞鶴城は、織田、豊臣、徳川によって代々支配されてしまうことに。そして、柳沢吉保も後に15万石の城主となっている。
天守台なんだけど、ここに天守が建てられていたかは不明とのこと。不思議ですね。
天守台に上って甲府盆地を眺めてみることに。。
駅のある北側からグルッと時計回りで甲府盆地を望んでみます。
ここは周囲の山々が壁になって放射線から守ってくれそうでいいな~。
アルプスの山々に囲まれた甲府盆地を見渡すことが出来て清々しい気分にさせてくれました。甲府を訪れたら是非オススメしたいスポットであります。。。あー、東京に戻ってまた放射線浴びるの嫌んなってきちゃったなぁ。
武田神社から再び甲府駅へ戻り、駅前のコインロッカーに預けておいた重たいボストンバッグを取り出し今度は反対側の南口へ。。
南口の脇にはあの有名な武田信玄の像があります。
今日はこれでもう宿泊先のホテルへ向かうことにしました。
2007年オープンの新しいホテル。ここならウチのボロいマンションと違って地震が来ても安心できそうだ。
全国にも支店を多く抱える『ドーミーイン』というこのホテル、後で知ったんだけどホテルの顧客満足度調査の1泊9千円以下の部門においてNo,1に輝いているそうだ。
さすが最近出来たばかりのホテルらしく、デザイナーズマンションのようなデザインの部屋。それだけに留まらず、部屋と通路の間に引き戸で仕切られたり、ウォッシュレット付きトイレだったり。それから天然温泉の露天風呂付き大浴場や朝食バイキングなどといったことが評価された要因なのかもしれない。
それからシングルルームなのに贅沢にもセミダブルで枕が二つも。
液晶テレビなんかも大きくて、32型ぐらいの大きさだったんじゃないかなぁ。快適快適♪
これで週末1泊6,900円は安いんじゃないかな。
でも気になったのは、壁がちょっと薄いかなと。。
他のホテルと比べたことないんで他より劣るかってのは分からないんだけど、隣りのカップルの声がうっすら聞こえてきたり、鼻をかむ音とかも。。
ホテルで一服した後、夕飯を食べに外出。
ほうとうで人気のお店らしい。
ベジの私にはどうでもいい話だけど、山梨といえば鳥もつがB級グルメでグランプリに輝いたらしいね。
巨峰の果実酒ソーダ割り。サッとほうとう食べて帰ってくるつもりだったんだけど^^;
ご当地物だけあって美味しかったな~。
フルーツ王国ということで、さくらんぼの酢漬けを注文。これもウマイ。
山芋のもっちり揚げ♪
きゅうりの一本漬け。
調子に乗ってしまい2杯目のピーチサワー。ご当地物は違いますね^^
珍しいところで豆腐コロッケを注文。
軽く飲んでからほうとう食べる予定がお腹一杯になってしまい、〆はお茶漬け。
ほうとうは明日のランチに持ち越すことにしました。
このお店は人気店なのにもかかわらず、連休のディナータイムのこの時間で半分以上空席状態。メディアの自粛ムードが影響して物が売れないのでしょうか、商店街はシャッターの下りている店が多く目立ち、かなりダメージを受けちゃってる感じがしました。
TVではACの余計なお世話的なCMばかり流してどういうつもりなのか、今回の地震で政府には不信感が募るばかりであります。。
ここ1週間、毎日のように地震で揺れていたせいか、揺れてなくても揺れているような感覚に陥ってしまい、船酔い気分の日々が続いておりました。
そんなわけでこの三連休、地震の影響が少ないとみられる山梨へ行っておりました。。
甲府はここ八王子から特急あずさ号に乗り1時間ほどの距離。なので、時間的には都心に住む人が1時間ほど掛けて高尾山へ行くような感覚なので時間的には結構近場なんですよね。
甲府へ着いてまず向かったのは駅北口方面にある武田神社。
この日、武田神社行きのバスは震災の影響なのか運休。歩いて行くことに。。。
アルプスを背景に梅の花が咲き誇っておりました。
地震で揺れてる東京と違ってこっちは長閑だな~。張り詰めてた心が解かれましたよ。
駅から歩くと結構な距離なんだが、癒されるんで疲れない。
武田神社は武田信玄の住んでいた館跡に創建。勿論、御祭神は武田信玄。東京でいうところの明治天皇を祀る明治神宮ってところかな。
境内の宝物殿にて孫子の旗が特別公開されておりました。
拝殿。
この井戸水を信玄公が日常的に飲んでたんだなぁ。
「おっ!」と目に留まったのが、このお水取り用ボトル。
そのボトルを1本持って『姫の井戸』へ汲みに行ってみることに。。
ホントに湧いてるんだなぁ。
持ち帰って茶でも点ててみようかな。
長閑だなぁ。。。っていうかこの三連休、地震の影響により、ガラガラの人出でありました。
これからの日本、信玄公のようなリーダーが出現することを期待したいところであります。