授業中ちょっと議論になった擬態語。「つらつら」ってのは、日記を書いたりするときに使いますが、雨が降るときに使えるのだろうか?
雨がつらつらと降る
こんな例文を言い出したのは、日本人学生(推定二十歳前後)。他の日本人は「およよ」と思いつつも、みんななんとなくイメージはわくようです。激しい降りではなくて、ちょっと長めの雨が静かに降るんだとか…
留学生はそれが理解できない。っていうか、私の語感でもちょっとついていけない。会話中ならなんとかごまかして理解するけど、文章化するとかなり変ですよね。
若者の言葉は乱れとるな!
なんて言いたいのではありませんよ。擬態語っていうのは、かなり許容範囲が広いように思うのです。ビールをゴクゴクのんでも、グビグビのんでも、ガバガバのんでもいいわけですよ。時には、コキュコキュ飲んだり、ブハブハ飲んでもいいのです。ただし、サロサロ飲んだり、チンチロリンと飲んだりってなってくると、ちょっと違和感が出始める。
要は、擬態語は言葉の創造的な使用をかなり許容するんだな。ゴルゴ13の擬態語なんてすごく創造的!しかも、その使用が広まって定着していけば、それが正しい日本語となるわけです。
だからこそ指導が難しい。言語は変化する、変化したものの中から一部が定着する、その定着基準はうちらの任意なんですね。認知言語学の発想「言語変化の予測はできないけど動機は説明できる」ということを改めて実感するひとコマでした。
今日は雨がボヨヨーンと降っています
↑
許容できますか??
雨がつらつらと降る
こんな例文を言い出したのは、日本人学生(推定二十歳前後)。他の日本人は「およよ」と思いつつも、みんななんとなくイメージはわくようです。激しい降りではなくて、ちょっと長めの雨が静かに降るんだとか…
留学生はそれが理解できない。っていうか、私の語感でもちょっとついていけない。会話中ならなんとかごまかして理解するけど、文章化するとかなり変ですよね。
若者の言葉は乱れとるな!
なんて言いたいのではありませんよ。擬態語っていうのは、かなり許容範囲が広いように思うのです。ビールをゴクゴクのんでも、グビグビのんでも、ガバガバのんでもいいわけですよ。時には、コキュコキュ飲んだり、ブハブハ飲んでもいいのです。ただし、サロサロ飲んだり、チンチロリンと飲んだりってなってくると、ちょっと違和感が出始める。
要は、擬態語は言葉の創造的な使用をかなり許容するんだな。ゴルゴ13の擬態語なんてすごく創造的!しかも、その使用が広まって定着していけば、それが正しい日本語となるわけです。
だからこそ指導が難しい。言語は変化する、変化したものの中から一部が定着する、その定着基準はうちらの任意なんですね。認知言語学の発想「言語変化の予測はできないけど動機は説明できる」ということを改めて実感するひとコマでした。
今日は雨がボヨヨーンと降っています
↑
許容できますか??
>許容できますか??
できる、できる!(笑)
名古屋ではボヨヨーンと降ってますヨ~。
いーじゃないですか~、擬態語大好き。
コキュコキュ飲んだら美味しくなさそうなので、
梅雨が明けたらビールをウゴウゴ・・・
いや、ワッサワッサと飲みたいですね~。
まあ勢いで通じてしまうことは多いですもんね。