時々雑録

ペース落ちてます。ぼちぼちと更新するので、気が向いたらどうぞ。
いちおう、音声学のことが中心のはず。

サマータイム開始

2010年03月15日 | Bloomingtonにて
今日からDST(=Daylight Saving Time、サマータイムをアメリカではこう言う)が開始。まだ慣れてないようで、一時間遅く起きることになると勘違いしてたのですが、その逆。一時間早く、たとえば昨日までなら6時だと言ってたところで起きて、7時だと言う、ということでした。サマータイムを設けるかどうかは州の自由だけど、設けるなら3月第二日曜からでなければダメ、というのが合衆国全体の決まりだそうです。

もともと東海岸時間帯のいちばん西にあるインディアナ州は、夜が明けるのも日が暮れるのも遅いのに、サマータイムになるとさらにずれる。おかげで明るくなるのが8時ごろに逆戻り、夜は暗くなるのが8時近く。いずれ、夜9時過ぎにやっと暗くなる、という時期が来る。みんな子どもを寝かせるのに苦労するそうです。うちの娘、とりあえず今日はいつもどおり(というか昨日までのタイミングどおりなら一時間早く)寝てくれました。

こういうこともあってインディアナ州は数年前までサマータイムを施行しなかったんでしょうか。でも、夏は朝が涼しくて活動しやすく、夜が遅くまで明るいので外で遊べて、悪くない。ちょっと極端だけど。時間帯の東に出っ張ってるせいで、夏にやたら夜が明けるのが早い(で、朝からめちゃくちゃ暑い)日本こそ、サマータイムを導入するメリットがあると思うのですが。

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実施していない日本とは、これで時差が13時間に減りました。また、開始が遅いヨーロッパ諸国とも一時的に時差が縮まった(のかな? やっぱりわからん)ため、ヨーロッパのサッカーの試合がふだんより一時間早く開始。ESPN2の気紛れ(?)で放送された、スペインリーグの試合をTV観戦。なんと! バルセロナ対バレンシアという好カード。バルサの試合を(インターネットのクリップじゃなくて)TVで見るのは、去年6月にヘルシンキでチャンピオンズリーグの決勝戦を見て以来。

バルサはアンリが入って明らかに良くなって、後半は圧倒、3-0でバルサ勝ち。私が喜んで雄叫びをあげるので、娘がびっくりして逃げ回ってました。メッシの神業ハットトリックには恐れ入ったけど、バルテスのセーブも見事、足元の技術も合わせれば今の代表正GK、カシジャスよりいいのでは。今年のW杯は間に合わないだろうけど、そのあとはチャンスが来るかも。

とサッカー情報を追ってると、「ベッカムがアキレス腱を切ってW杯絶望」というニュース。なんと気の毒な。W杯は、どこが勝つかとかいうことより何より、出られそうな選手がみんなコンディション良く迎えて欲しい。オランダのファンペルシもぜひ怪我から復帰して、あの好調を取り戻して欲しいし、今後、たとえば1998年のピレス(←訂正、2002年でした)とか、2006年のルーニーみたいに、出られなかったり、怪我でぎりぎりだったりという選手が、一人でも少ないといいなと。

イングランドは、プライベート問題(テリーやコール)とか、怪我(オーウェン、ベッカム)とか、問題が出まくり。でも意外とこういうことがあると、結束が固くなっていい結果が出たりして。監督はいいし。ルーニーすごいし。今回もダメだろうと思ってたんですが。

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前回の記事のハナシ、t検定とWelchのt検定の違いが教科書に載ってたので、Rで計算させて確認してみました。冒頭のグラフ、赤がWelchのt検定、青がふつうの(等分散を仮定する)t検定。それぞれ、x軸が一方のグループの分散、y軸の値が、2グループの平均の差に関するp値。サンプル数が多いほうのグループが分散が大きいと(左)、t検定はp値を大きめに算出する(検出力が落ちる)、サンプル数が少ないほうのグループが分散が大きいと(右)、t検定はp値を小さめに算出してしまう(誤って有意な差を導きやすい)ということで、「ともかくWelch使え、ふつうのt検定はやめろ」ということだそうです。

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