時々雑録

ペース落ちてます。ぼちぼちと更新するので、気が向いたらどうぞ。
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大晦日に、救急車にのる

2017年01月03日 | 
三日前、家族で出かける準備をしていたときのこと、下階にいる娘にコートを持って行こうと、階段を...駆け下りてしまいました。

足元が目に入り、「踏み外した、まずい!」と自覚、左に傾いたまま落ちていく身体を止めようと、階段についた左腕に激痛!! 踊り場で動けず、嫁さんがきて姿勢を直してくれましたが、どうやっても激痛は引かず。《骨折→大治療→家族に大迷惑》という構図が浮かび、心中しょんぼり。あいにく大晦日・土曜日。嫁さんが電話で問い合わせたところ、市内の岐阜県立の病院が「今日は専門医がいないが、きてください」との対応。家族ではうごかせないと判断、人生初、救急車に乗りました。

ストレッチャーに乗ったまま、TVドラマのERみたいな扉から中に入って、やっぱりERみたいなスペースで服をぬがされ、あれこれたずねられた結果、自分でも途中から「むしろ...」と思っていたのとおなじく「脱臼かもしれませんね」。X線写真の撮影中から(腕の姿勢変化・維持を要求され、これも痛い)、技師と医師が「やっぱり脱臼ですね」。しばらくあって、いないと聞いていたが実はたまたまいた、整形外科の医師が登場、「整復(関節をもとにもどすことだそう)をやってみます。これでダメなら麻酔もつかってもっとたいへんなことになるんですけど...」。腕をぐっと引っ張ってくいっと押し込むと、...突然痛みが軽くなり、どうやら成功。もういちどX線写真をとって、入っていることを確認して終了。なんとか、嫁さんと娘を神奈川へ「派遣」することができました。

リハビリを兼ね、翌日からランニングをしていますが、左腕だけ肩にしっかりつながらず、ぶらさがっているような感覚で、ふだんのようには振れない。肩の関節が外れるほどの強い力がかかったわけで、嫁さんの従妹(医療関係者)によれば、周辺の筋肉や腱にもかなりの損傷があるはずとのこと。

階段から落ちてから、家族が状況判断→病院に連絡→救急車をよぶ→搬送→緊急治療室→X線撮影→整復まで、救急車のクルーも、ERの医師たちも、状況確認や判定はするものの、痛みを緩和するような処置はまったくなし。やりようがないんでしょうが、おそらく1時間ほど、ここまで人生最大の痛みにずっと耐えるはめになりました。

脱臼、めちゃくちゃ痛いです。みなさんもお気をつけあれ。ていうか、すみませんでした。。。

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