時々雑録

ペース落ちてます。ぼちぼちと更新するので、気が向いたらどうぞ。
いちおう、音声学のことが中心のはず。

インディアナ州登場

2013年01月31日 | 
先日の大学入試センター試験の英語の問題をながめてみました。すると、なんだか見慣れた地図。。。 米国インディアナ州ではないですか。この州の時間帯の中途半端さと、サマータイム(DST)導入に関する問題。

サマータイムを採用した2006年、われわれはそこにいましたが、地元の人たちはやっぱり事情がわかってるもので、「NYとかと同じ時間帯のほうが都合がいい人たちもいれば、シカゴと同じほうがいい人たちもいるんだよ」と、まさにこの問題文に関係ある事情を聞かされました。そんな予備知識があれば、この問題を解くのもよりラクになるに違いないけど、米国でもこんなマイナー州にいたとか、行ったことがあるという人はまれでしょう。だから試験問題として成立するのか(有利・不利がほぼ無視できる)?

前にも書いた気がしますが、この州は東海岸時間でいちばん西にあるため、日の出・日の入りがおそくて、冬は8時からの授業があると授業の途中でようやく明るくなってくるほど。DST導入後はこれがさらに極端化して、夏は10時ごろようやく暗くなる。娘がなかなか寝ないので、夕食を食べてからさらに1時間以上、小学校で娘を遊ばせ、そこで疲れてもらって風呂~寝るというパターン。日本の中でも西にある(でも同じ時間帯の)沖縄はこんな感じなのでしょうか。日本(本土)の冬の早すぎる夕暮れが続くと、インディアナのあの長~~い夕方が恋しくなります。

大流行中

2013年01月29日 | 日本のくらし
昨日、週があけて幼稚園に行くと、娘の「うさぎ組」は過去最高の5人の欠席。娘の話では、そのうち2人がインフルエンザ。いよいよ流行か、と話していたところ、今日、嫁さんの職場で情報の回覧が。こちらのリンクがそれ。岐阜県が調査・提供している情報のようです。

われわれのいる多治見市を含む「東濃」(東部美濃地方)は濃い赤、大流行中。さらに下の地図を見ると、中でも多治見市が県内でいちばんの「大流行」。県でもっとも南で、気候も太平洋側、名古屋の衛星都市だから、そこから運ばれる量も多いことでしょう。一方、県の北のほうの豪雪地帯は、カラカラになりにくいから、これよりはマシになる傾向にあるということ?

昨年末に娘に予防接種を受けさせようと思ったらもう予約がいっぱいで、今年になってようやく2度の接種を済ませました。私も同時期に打って、とりあえず家族3人とも対策済み。今年は米国でもH3N2というタイプが流行中だそうで、NPRで「どう対策するか」という番組が組まれていました(こちらから)。

アドバイスをくれる専門家として登場したBouvierというお医者さんの話では、インフルエンザは一年中、世界のどこかにいるそうで、北半球が夏の間は南半球の国で暴れてるんだと。思えば当然なのですが、考えたことがなかった。そちらのデータなどを参考にして、「このタイプが流行るだろう」と予想を立て、予防接種のタイプを決定するらしいのですが、まあ、外れることも。実際、神奈川にいる娘のいとこは、予防をしたのにかかり、寝込んだらしい。

うちの近くの話に戻ると、いま、近所の小学校で3年生に学級閉鎖。娘の幼稚園も去年、4歳児クラスで学級閉鎖があったそうで、ここまで復帰した1人を含めて3人が罹ったうさぎ組はどうなるか。注射を2回、痛い思いをしてがんばったのだから、そのかわり、高い熱に苦しむことなくシーズンを終えてくれるといいのですが。

おかあさん、あとでね

2013年01月20日 | ことば
昨日(土曜日)の朝、娘のパズル遊びに嫁さんと二人でつきあっていると、おとなりの、もうすぐ6歳のおねえちゃん「ことちゃん」が顔を見せたので、彼女が大好きな娘は、さっそく家を飛び出して行きました。

昨日は、市の福祉センターというところで、こどもたちが中心に企画・運営する「こどもスタッフまつり」があり、それに行こうという話になっていたのですが、じゃあことちゃんもいっしょに、と嫁さんは彼女のお母さんに電話で相談。そうしてる間に、娘はちゃっかりお宅に上がりこんだもよう。話がまとまり、準備ができ次第いっしょに出かけることになったので、その事情を説明するために、娘を電話口に呼び出してもらったところ、

「ああ、おかあさん、何か用?」

予定を話すと、

「うん、わかった。じゃあ、一度切るね。」

と言い残し、遊びに戻ったそうです。親(か誰か)の真似をしているだけとはいえ、こちらが聞き慣れたのに比べてぐっと大人びた話しぶり。ここまで順調に成長してきた彼女ですが、その一つ一つの段階については、それぞれ時間をかけて、ゆっくりと変わってきた、という印象。でも、この半年くらいは変化の速さに目を見張らされることが多くなってきました。親と自分中心の世界から、友達と自分中心の世界へと移行していくことはいずれ間違ありませんが、その兆候をこんなにも早く見せられるとは。

お母さんと結婚する、と言っていた彼女(この記事)も、結婚とは一般的には男女がするものだと気づいたらしく、ここ数ヶ月、ついに「お父さんと結婚する」と言ってくれるようになりました(16歳になったらしてくれるそうです)。でも、昨日の一件などを見るに、この昇格期間はかなり早く終わることが確実のようです。

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「新年の抱負」(一つ前の記事)は、たった3日(!)で挫折。とっっっっっても嫌なことがあったもので... NPRの記事のNorcross博士のアドバイスどおり、方針を見直し、修正した抱負を継続中。

新年の抱負

2013年01月01日 | 
NPRのScience Fridayで、「新年の抱負を実行し続ける」ことについて、John Norcrossという心理学者のインタビューも交えたエピソードを聴きました(NPRのページはここから)。

このテーマの研究論文もある、というNorcross博士の言う成功の秘訣はかなり常識的というか、まあ、そうだろうな、というものが多くて、

- 実行可能な現実的な抱負を設定するとよい
- 家族や友人などに公言して、励ましてもらうとよい
- 記録をつけたり、成果が上がったら自分に報酬を与えたりして、モチベーションを維持せよ
- 一度に2つ以上はダメ、もし2つなら関連があるものを
- 初期に一度失敗して、やり方を見直した人のほうが成功率が高い

など。でも、このようなやり方で立てた抱負なら、成功率(半年後まだ続いているか)は4%から46%ほどへと、大幅に上がるそうです。

このエピソード、朝ランニングをしながら聴いていました。このラジオ番組は、生放送中に聴取者から質問・コメントを受け付ける、というスタイルを取ります。今回、最後の電話が「1978年に「ランニングをする」という抱負をたてて以来、今まで続けている」という人。Norcross博士には「抱負が定着して日常の行為となる大成功の例」と賞賛されたけど、その方の問題は「膝を痛めているのに止められない、決心(Resolution)が強迫観念(Obsession)になってしまっているように思う」というもの。ホストのIraさん「じゃあ、来年の抱負を『走らないで、速歩にする』にしましょう」と提案。

春のハーフマラソン惨敗(この記事)以降、捲土重来を期し、生活やトレーニングプランを見直しました。嫁さんの勤め先の上司がやはりランナーで、「歳をとったら無理しないこと。体を壊す」「昔の記録に再挑戦とか、考えちゃダメ」と言っているそうです。最近は、体が絞れて調子もいいし、ランナー生活にはメリットが多くて止める気はないんですが、だからこそ、走れなくなるような怪我をしないよう、上手くやらないと。

ところで、新年の抱負、立てました(2つ)。上のハナシによれば、たとえばここで公言してしまうのが、達成のためには効果的なのでしょうが... あまりに恥ずかしい抱負で、とても書けません。