時々雑録

ペース落ちてます。ぼちぼちと更新するので、気が向いたらどうぞ。
いちおう、音声学のことが中心のはず。

ジングルベル

2012年12月31日 | ことば
クリスマス・イブの日は、娘を孫のようにかわいがってくれている私の叔父夫婦も一緒に夕食。嫁さんと一緒にケーキを作ってパーティ。うれしくてたまらない彼女は、最近覚えた歌を歌いながら跳ね回っていましたが、歌うクリスマスソングがなにやらヘン。よく聞いてみると

♪ジングルベル ジングルベル すずおーだうぇー♪

幼稚園等で覚えたのと、家で父親が聞かせるのがごっちゃになったもよう。こちらはウケているのですが、本人は疑問を感じていないようで、ビデオを回したら踊りながら歌ってくれました。

そんな彼女、クリスマス明け、幼稚園最後の日から風邪を患い、今回は38度台の熱が長く続きました。夜中も咳と熱で何度も目が覚め、食欲がないわけではなかったけれど、咳がひどくて時々吐いてしまうので、食べるのもおっくうに。今日やっと調子が戻り始めたかんじ。咳こんで吐きそうになり、苦しい顔をする彼女を見るのは辛いものがありました。嫁さんが有給休暇を取ってくれ、二人体制で何とか乗り切れました。

この対応にバタバタとしているうちに、あっという間に大晦日。今年を振り返ると、娘が幼稚園に行くようになり、嫁さんがフルタイムの仕事に復帰。私が育児の主力として過ごす時間がうんと長くなりました。かわいい時期の娘と長く付き合えて、幸せで貴重な日々をすごさせてもらっていると思いますが、ワタクシの怠惰もあり、お世話になっているかたがたにずいぶんご無礼をしてしまっています(申し訳ございません)。来年は改善しなければ。

無事復帰

2012年12月11日 | 日本のくらし
娘の水ぼうそうは、予防接種も、処方してもらった薬もよかったようで、熱も出ず、ほとんどトラブルもなく終了。月曜日から何事もなく幼稚園に復帰。嫁さんの勤め先の先輩のおかあさん方の「予防接種がよく効くので、出席停止になっても、実際には家で元気なのよね」という話どおり、うちの娘も夕方になっても元気で、かといって外に遊びに行くのは禁じられているので、ちょっとしたことで大笑いするし、ものすごい勢いで家の中を走り回る。ふだんはこのとてつもないエネルギーが、幼稚園に行くことで、その日の終わりにはちゃんと使い果たされているわけで、その恩恵を再確認。

幼稚園ではむしろおたふく風邪が流行っているらしく、おともだちのお母さんも、息子さんからうちの子が水ぼうそうで休んだと聞いて、母「ホント? おたふくじゃないの?」子「ちがう。たしかに『水』がついてた」という会話があったとか。

言語習得がごくふつうに進行中の彼女は、だいぶん発音できない音が減ってきて、単音レベルではほとんど妙だと感じるものがなくなってきました。苦手な音の連鎖も克服してきたようで、以前は聞かれたいろんな「言いまちがい」が聞かれなくなってきました。今も残る「かだら(体)」もそろそろ修正されそう。あと、目立つのは「リディンブ(リビング)」くらいでしょうか(思い出して追記:「レボブロック」(Lego block)がありました)。もうそろそろ、ふと気づくと、全部なくなっていた、なんてことになりそうで、なんだかさびしい。ベランダで、ビンを箱から箱に移し替えては、覚えたての語を「これもビン」「これもビン」と確認するように、「び」、「び」、「び」(「ん」の部分をまだ習得していなかった)と言っていたころの彼女に会いたいなぁ、とよく思います。

出席停止

2012年12月05日 | 日本のくらし
昨晩、娘が体(太ももの裏)がかゆいと言い出しました。「虫に刺された?」と言ってたのですが、いつものとおり嫁さんもいっしょに3人でお風呂に入り、体を洗ったところ...

私 「ねえ、ぽつぽつあっちこっちにあるよ。足だけじゃない。」
嫁 「あら!」

これはもしや、と、今日は幼稚園に行かず病院へ。それほどひどく痒がる様子はなく、熱も出ず、元気なので、半信半疑でしたが、診断は予想どおり、水ぼうそう。かかりつけの小児科医によれば、今回、症状が軽いようなのは、「予防接種が効いてるんだろう」と。

この先生に、米国の小児科で作成してもらった診断記録を見てもらったことがあります。彼は「(日本のように親の判断に委ねず)アメリカのように、義務化して一通り済ませたほうがいい」という意見。娘はもちろん、水ぼうそう(Chicken Pox)も接種ずみ。もも(足の付け根近く)に無造作にブスッと注射され、毎回、大泣きでしたが、今回、その苦労(?)は報われたようです。

ということで、今日から「出席停止」。夕方まで、家の生活の面倒を見るのは私。一日中家にいることになり、仕事をこなすのがちょっと大変になりますが、まあ、なんとかするとして、不安なのがこの土曜日の筑波大での講演。娘との接触が多い私もウイルスを浴びてるのは確実。予定に急に穴を開けてご迷惑にならないよう、「這ってでも行きます!!」と言いたいところですが、もし発症したら、娘と同様、いることが迷惑になるわけだから、そういうわけにもいかないでしょう。こちらからお願いしたことなのに...