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時々雑録

ペース落ちてます。ぼちぼちと更新するので、気が向いたらどうぞ。
いちおう、音声学のことが中心のはず。

作品到着

2016年11月01日 | かぞく
先月はじめに行った、大湫宿のイベント、「オオクテツクルテ」のブースでつくった箸置きが到着。うわぐすりをかけて焼くので一ヶ月ほどかかる、との話でした。左が父がひじょうに適当につくったもの、いちおう猫のつもり。泥で枠をひいて、そのなかにまた色つきの泥で彩色する、というのはなかなかおもしろかったけれど、なにぶん技量が。まんなかが娘の作品、猫の顔のしたやおなかにたくさん花を描きたかった。昨日からさっそく食卓で使用。

右は、そのつぎの週末、よめさんの職場、核融合科学研究所(総合研究大学院大学)のオープンキャンパスでつくった、セラミック折り紙。厚紙で鶴を折って、セラミックにドボッと浸けて乾かして、シールや筆で模様をつけたもの。かわいい猫のシールを見つけた娘は、さらにアルファベットのシールも掘り出してきて、「CAT」と。これも、うわぐすりをかけて焼くので、半月ちょっとたって到着。

割っちゃうまえに、写真でのこしました。

手作りプレゼント

2016年10月28日 | かぞく
おじいちゃん(私の父)が、81歳の誕生日をむかえました。宿題をみてもらったりして、じいちゃん大好きな娘は、プレゼントを手作りする、と、写真のミニクッションをつくりました。おかあさんに手伝ってもらって、ハート型を縫って、綿を入れて、じいちゃんのイニシャルも貼り付けて。ヒモをつけて、コーラスの練習用のかばん(楽譜を入れる)につけてもらいました。

両親(私の祖父母)が早く死んだから、自分も長くは生きないと思っていたそう。でもそれは、当時の医療だとか、状況のせいであって、現代だとふつうにこれくらいは生きるんでしょうが、まあ、若いころは、そんなことは想像できなかったよう。自分を慕う孫といっしょに暮らせる幸せな現在自体が、父にとってはまったく予期していなかったプレゼントのようなものでしょう。股関節の手術もしてガシガシ歩けるようになり、毎朝、小学生の通学の見守りもする現在の希望は、孫が小学校を卒業する歳までは生きること、だそうですが、この分だとまだまだ大丈夫か。

中落ち丼

2016年10月23日 | かぞく
娘が3歳すぎまでいたインディアナは内陸ということもあって、鮮魚はほぼ手に入りません。彼女が刺身をはじめて食べたのは、日本に来て、ほんの一週間くらいで行った、伊吹島。民宿で出してくれたマグロの刺身を食べて...「おいしい!!」一人でめちゃめちゃ食べて、民宿のおじさんをよろこばせました。最初にたべたものがばつぐんに美味しかったと。幸せな出会い。それからは、刺身大好き。

昨日の夕方、スーパーへ。そこは、ローカルで、魚の仕入れがよい。昨日はマグロ一尾がどかんと置かれていたのですが、嫁さんが中落ち部分だけを売ってもらえないか、鮮魚部の人と交渉したら、成立。写真のものが、500円。そのまま食卓に置いて、スプーンでこそげて、中落ち丼。嫁さんと娘(手が見えている)が食べまくり。わたしも少々。




それほど大きいマグロではないけれど、裏側にも身がたっぷり。



完食。


大湫

2016年10月03日 | かぞく

関東に住んでいたころ、中山道沿いの国道19号で帰省する途中、道路標識に「大湫」とあるのをみつけ、これはなんと読むのかと。調べると、「おおくて」という中山道の宿場らしい。となりは「細久手宿」、思えば名古屋の東に「長久手」もある。「くて」とはなんぢゃ〜!?







この大湫の廃校となった小学校の校庭(上の写真)をメイン会場として、手作り作家たちが集まって作品を展示する「オオクテ・ツクルテ」というイベント(→Facebook)があることを、やはり出店する、知り合いのかばんやさん huitウェブサイト)におかれたパンフレットで知っていたけれど、毎年、音声学会全国大会と重なるため、涙をのんできましたが、昨日ついに訪問!

「大湫」「細久手」「長久手」と、「くて」は地形にちがいない、どうも低湿地ということらしい。瑞浪の市街から急坂をのぼると、とつぜん平らな土地が開ける。ずいぶん高いところにあるけれど、「なるほど大きい『くて』だ」とひとり感慨に浸る(→大湫宿Web)。

とうちゃんとしてはこれだけで大満足ですが、娘はもちろん、箸置きの色付けやって、餅投げに参加し、五平餅たべて、かばんやのおねえさんにあって、まえに陶芸を教えてもらった作家さん(紹介)のブースにも訪問して、と満喫。イベント発足当初「あんな山奥では人は来ない」と言う人もいたそうですが、第三会場までできるにぎわい。一日あそべます。多治見・土岐や愛知県瀬戸市など、近隣には、他県からも陶芸を学ぶために学校に入学する人がいるようで、「ツクルテ」の一拠点として発展していくといいなと、わたしたちも脇から参加させてもらえるとまたうれしいなと。

陣屋のちかくにある神社の大杉は樹齢1300年とあり、たしかに立派。前に立ってる娘(現在身長120cm)とくらべると太さがわかります。



「どじょ」臨終

2016年09月28日 | かぞく
多治見市には「土岐川観察館」という施設があり、週末を中心に、川に親しみ、川の生き物を観察するイベントを運営・指導しています(ウェブ)。職員は、魚を取るのが上手いおにいちゃんがそのまま大きくなったようなおっちゃんたちですが、ふだんの仕事は、地域の川の生き物の現状調査らしいです。

娘はずいぶん前から、この観察館主催の「ガサガサ探検隊」に参加してきました。市内の小さな川に入って、生き物を捕まえてみよう、という単刀直入なイベントです。道具はタモだけ、水中に構えておいて、魚が隠れていそうなところを足でガサガサと踏み、タモに追い込む。過去、小エビ、サワガニ、カワムツ、カワヨシノボリ、などなどを捕獲。生き物全般、不得意な父も、娘の安全のためにつきそった結果、もともと得意な母や、娘ほどではないものの、だいぶん上達。

参加しはじめたころ、大原川という小川でつかまえたドジョウがいます。「飼いたかったら、やってみなさい」という館長の勧め&アドバイスにしたがい、飼いはじめて4年、今朝、水槽の底で死んでいるのを娘が発見しました。8年くらい生きるということなので、寿命には早いかもしれないけれど、捕まえた時点でも小さくはなかったから、寿命かもしれません。やせ細っていたそうで、水槽の水の管理が不十分だったか、2年(?)いっしょにいたカワムツの攻撃が辛かったか(あとからきたこのカワムツ、縄張り意識でドジョウにアタックする)...

どじょ」(頭高アクセント)という固有名か微妙な名で呼んで、それなりにかわいがっていた娘は、朝からメソメソ泣いていたそうです。写真はエサ。「どじょうのえさ かえで」と、当時おぼえたてだったひらがなで書いてあります(絵も娘、「さ」は鏡文字)。このころの字には、大きさをそろえるとか、どちらからどちらへ書くとかいう意識が希薄で、自由でダイナミックで好きでした。当時なにか書くと名前を書き添えるようリクエストしていたので、これにも当然、署名。

このエサは沈むので、カワムツはうまく食べられない。これで、このエサの使い途も、とりあえずなくなりました。

8歳のプレゼント

2016年09月25日 | かぞく
久しぶりの投稿になりました。見てくださっている人がいるようで、ありがたいことです。

娘が8歳になりました。今回の誕生日プレゼントは、吹きガラスづくり。近隣三市のイベントの集合体(?)「美濃焼こみち2016」ウェブはこちら)で見つけた「ガラス工房Eze」はうちのすぐちかく(ウェブはこちら)。イベントがはじまるまえに個人で問い合わせて、娘と嫁さんの誕生日のあいだの9月19日に工房を訪問。3人ともコップ、娘は一輪挿しも追加で製作。写真左から、父・娘(一輪挿し)・娘・母の作品。

「暑い」と言われてたけれど、それは大丈夫。むしろ、手際がよくないとめちゃくちゃになっちゃうので、緊張で大汗。TVなどで吹いてるシーンを見たことはありましたが、実際の工程はもっと細かく、色をつけて、また溶かして、焼き付けて、底をつけて、などなど。炉の中には溶けたガラスがなみなみと入っていて、炉の火を止めてしまうとガラスが冷え固まって、炉もいっしょに割れてしまうので、365日24時間、ずーっと熱していなければならないのだそうです。工房の維持にはたいへんな費用がかかるので、自分では持たず、ここのようなところを借りて作品をつくる作家や、廃業してしまう人などもおおいとか。

1000度ほどにもなってるらしいガラスをいっぺんに冷やしてはダメなので、取りに行ったのは次の日。一作品作る一部始終をじっくり見せてもらいました。細かい模様をつけていたので、熱して整形、を繰り返し、われわれの体験よりずっと時間をかけていました。ものづくりが大好きな娘は、職人技に感激。自分の作品にも目がハート型になるかというほどおおよろこび。弟子入りする?

ゆるキャラダイエット

2015年11月06日 | かぞく
先々週のこと、嫁さんがつとめる「核融合科学研究所」のオープンキャンパス(大学院もあるので)があり、娘といきました。もう3回目なので、だいたいようすもわかっていますが、今回はわが家にとってちょっと特別なことがありました。

このイベントの目的のひとつが地域サービスらしいのですが、今回、こどもたちをターゲットに、写真の4人(?)の「ゆるキャラ」をよぶことに。この研究所のマスコット「プラズマくん」にくわえて、岐阜清流国体の「ミナモ」、土岐市の「とっくりトックン」、「志野田茶太郎」。とはいっても、着ぐるみをかりるだけで、はいるのは所員。その一人に嫁さんが抜擢(?)されました。

登場して愛想をふりまくだけでなく、ゆるキャラたちといっしょに、岐阜国体のテーマソング(はばたけ、未来へ)で「ミナモダンス」をおどろう、という企画もあり、イベント前の半月ほど、日に30分から一時間ていど、ダンスの練習をかさねてきました。「サクラ」のこどももいるといい、ということで、新体操4年目でダンス好きの娘も、ほぼ毎晩いっしょに練習。

さて当日、着ぐるみは手足の自由がきかないので、じたばたしてるだけ。いっぽう娘は「茶太郎」のおかあさんとおどっておおよろこび。着ぐるみは(しんどいので)交替で着るため、生身でおどる回もあり。各人、練習の成果は披露できたようです。

ところで、この企画には予期せぬ成果が。本番がちかづくにつれ、嫁さんの体があきらかにひきしまってきたのです。かんがえてみれば、週に4~5日、30分以上のエアロビクスをしているようなもの。ということで、ここ一発、体をしぼりたい、というかたは、ゆるキャラにはいっておどる役割を買って出てはいかがでしょうか。

…それから二週間、「ダンス部」の活動が復活したそうです(着ぐるみはありません)。効果をみんな実感したんでしょうか。あるいは、ストレス解消か。

あわてんぼうのサンタ

2014年12月21日 | かぞく
今年もクリスマスが近づき、うちも含め知り合いの親たちは、こどもの「サンタさんへのおねがい」をさぐる時期に。娘の「ゴムを編んで...こういう棒で...」という要領を得ない説明から判明したのは、Rainbow Loom というカラフルな輪ゴムを編んでアクセサリー等を作る道具。友達がやっていて、ほしくなったらしい。ものを作るのは大好きな人なので、それならよかろうと、注文しておきました。去年の失敗を教訓に、じゅうぶんまえに注文。

それが届く予定だった、先週の日曜日、カーテンづくりの材料を買うため、家族3人で手芸屋に。すると店の入り口に、件の Rainbow Loom のセット!

娘「(ほしかったのは)これ~! 買いたい!」
母「でもサンタさんにお願いしたんでしょ(幼稚園の活動で、サンタさんに見てもらえるよう絵を描いた)」
娘「だって、去年は違いものが届いたもん」
父母「...」(いや、だからもう用意してあるんだって...)

交渉の結果、とりあえず追加のゴムだけ買うことでしぶしぶ納得して帰宅。しばらくしてドアベルが鳴り、ブツがとどきました。開けると、もちろん所望の品。

娘「やった~! どうして~!?」
母「きっとサンタさんが見てて、送ってくれたんだよ」
娘「すご~い!!」

ということで彼女は、クリスマス前でサンタさんはまだ来られないので、プレゼントを送り届けてくれた、と信じており、一週間経った今朝も「サンタさんってすごいね!」と感激。お礼の手紙も書きました。「さんたさんへ くりすますぷれぜんとありがとう ともだちにもくばってね」だそうです。

ということで、今年は都合により、わが家には急遽、クリスマスイブ10日前に、サンタさんのプレゼントがAmazonから宅急便で到着しました。

はしご

2014年10月19日 | かぞく
きのうは、多治見ジュニアクラブ(こういうもの)の本年度第4回。インドネシアのヘニさんをゲスト講師にお招きし、国の紹介、アンクルンという楽器の紹介と演奏、調理実習(ナシゴレン)ともりだくさん。日本語も上手で経験豊富だったので、手際よく、分かりやすくやっていただいて、子供たちもとても楽しんだようす、「インドネシアに興味を覚えた」「行ってみたい」という感想が多々。大成功でした。

会場の都合などのため朝10時から12時の開催。ところが、近所の児童センターの「感謝祭」もたまたまその時間。プログラム二つ目の、「一輪車クラブ」の演技に娘も出ることになっていました。このクラブには、保護者なしで来てよくなる小学校一年生からしか加入できませんが、お姉さんたちの技量に憧れた娘は6月ごろ集中的にがんばって、けっこう乗れるように。そのようすをみた(そもそも、親切に指導してくれた)児童センターのS先生が、「メインの演目の前に短い曲で出てみようか」と、特別参加を認めてくれました。スケジュールが重なったので、企画・運営担当のわたしたち夫婦は、ジュニアクラブを優先、娘は残念がっていましたが、おじいちゃんといっしょに感謝祭に参加。

ジュニアクラブの進行がとても順調だったので、というかそもそも、企画・運営は嫁さんとヘニさんで完璧にやってくれていたので、私は途中少し抜け出して児童センターへ。さいわい、開始のちょっと前に到着、演技開始前の娘にも会え、(べつのそのおかげ、ということはないでしょうが)彼女はいつもの力が出せて、失敗せず演技を終えました。いそいで戻ると、ナシゴレン調理中。最後に一人一人、ヘニさんにインドネシア語でありがとう(Terima kasih みんななかなかおぼえられなかった)と言って、お別れ。

終了後の午後、こんどは親子テニス教室へ。これは市のスポーツ協会主催で、春・秋それぞれ土曜日、全8回。娘は嫁さんともう6回目、わたしは今年からまぜてもらって2回目の参加。午前の用事のせいでかなり遅刻しましたが、ともかく休まず参加。さらに終了後、すぐ脇の公園で、テニス教室に参加しているほかのお子さんたちと恒例の遊び開始。うち同様、ずっと参加している子たちなのですっかり仲良くなっていて、毎回、なかなか帰りません。

秋はイベントの連続で、子供も親も忙しいと、まだまだ初心者マークのわたくしは学習中。きのうもあちこちはしごでくたくたになりましたが、みんなとても楽しく、よい日になりました。急なお願いだったのにご快諾くださり、とても楽しい講座にしてくださったヘニさんと、よい方をご紹介くださったU先生に感謝申し上げます。

負けて泣いたか

2014年10月05日 | かぞく
昨日は娘の幼稚園の運動会。最後の競技は、恒例の年長2クラス対抗のリレー。2年前、まだ娘が年少のとき、こちらの記事で、負けた組の女の子たちがみんなで大泣き、となるほどの子供たちの真剣さに驚いた件を書いたのですが、その番がわれわれに回ってきました。

結果、娘の組は一周半つけられた差を終盤追い込みながら若干の差で負け。悔しさで半べそ、という子はいたらしいけど、大泣きするようなことはなし。。。。二学期がはじまって運動会の練習に入ると、娘の組はさいしょのうちは負け続け。くやしいかれらは下園後、園のすぐ外の公園(運動会の会場でもある)で毎日のように練習、出走順も話し合って何度も変更、と超本気で取り組んできました。

練習では順番を決めるものの、途中でわからなくなって、いつの間にか全員が走り回っている、という状況に陥ることもしばしばでしたが、和気あいあいと、でも真剣に相談するようすに、「お前ら仲良しだなあ、成長したなあ」と。その結果、勝てるようになり、相手もくやしくて作戦会議。。。 と、このひと月で、みんな走力じたいずいぶん向上したようです。過去の年長さんたちも、こんなふうにみんなで積み重ねてきたからこそ、大泣きするほどの悔しさをかんじたのでしょう。

と、そんな様子を見てきた親の方も、みんな声をからし、飛び上がって大声援。終了後もみんなで感慨に浸り、私はある子のお父さんと「いい勝負でしたね」「ムネアツでしたね」。また別の子のお母さんは「これからみんなで打ち上げ行きたい気分」。

さて、その日の夜のふとんの中、「ところでね、小学校になると、リレーは選ばれた子だけが走るようになるんだよ」と嫁さんに教わった娘は、そこで涙。理由は、「みんなで走りたい」。。。 早い子もおそい子も、それぞれ自分の走力のかぎりでがんばって、ルールが飲み込めない子にはみんなで教える、親はそんな様子を垣間見せてもらい、レースになれば、みんなで、順番にぜんぶの子を、「行け~○○!」と声をからして応援する。なるほど、こういう機会はこのあとなかなか訪れないかもしれません。そんな仲良したちも、あと半年で3~4の小学校に分かれることになります。