時々雑録

ペース落ちてます。ぼちぼちと更新するので、気が向いたらどうぞ。
いちおう、音声学のことが中心のはず。

天草へ

2015年03月03日 | フィールドワークから

ここにもたまにコメントをくださる、M先生などのお世話で、はじめて九州二型アクセントの調査をさせていただけることになり、今日から天草へ。岐阜からは空港の便があまり良くないので、新幹線+ローカル線で6時間半かけて、宇土半島の先端、三角港へ。そこへむかう、鹿児島本線(~三角線)の中で、前に座ったおばさんの帽子に、最初のくまモン発見。

途中、宇土半島の北側の海沿いを走るのですが、「肥後長浜」駅周辺の広大な干潟に感激。以前は日本のあちらこちらにあったのでしょうが、個人的にはこれだけの干潟を見るのは初めて。

三角港からは「天草宝島ライン」というクルーズ船で天草・本渡港へ。天草観光は夏がシーズンとのことで、平日にも運行を始めたのは3月に入ってからとのこと。乗客は一人だけ。雨で煙って見通しが悪く、島の景観はあまり楽しめませんでしたが、そもそも天草周辺の海はたいてい穏やかなのだそうで、問題なく到着。一方、M先生から、飛行機は視界不良で欠航との情報。スローペースが幸いすることもあるらしい。

船中でガイドマップをみてやっと思い出しましたが、天草といえばイエズス会の神学校(コレジヨ)があったところ。昔、esopo no fabulas をよむ授業を担当したものとしては、ぜひ訪れたい気もしますが、調査の予定がみっちりで、今回は寄る余裕はなさそう。知らなかったけど、なにしろ、天草、でかいし(熊本県なことも知らなかった)。

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