時々雑録

ペース落ちてます。ぼちぼちと更新するので、気が向いたらどうぞ。
いちおう、音声学のことが中心のはず。

試合開始前

2012年06月11日 | サッカー
EURO 2012開幕。昨朝は起きたらドイツvs.ポルトガルの後半がやってました。TBSのコメンタリーはロナルドとエジルを軸にしゃべってたけど、目立って見えたのはドイツのケディラ。技術は少々劣っても、あれだけ動きの質と量が良ければ。グループBは面白くなりました。予定調和なしのゲームが見られそうです。

この試合前の国歌演奏のシーンを観ましたが、ドイツは歌ってない選手が多かった(移民系のエジル、ケディラ、ポドルスキーなど)。翌日のイタリア国歌は歌詞も知ってるので、一緒に歌って雰囲気に浸りましたが、Dov'è la Vittoria? とかなんとか、好戦的な歌だなあと再認識。フランス国歌なんかも血なまぐさいわけで、なんとなくぼんやりと象徴的国王を称える日本国歌は、そういうのよりは穏やかに聞こえて、悪くもないな、と最近は思います。

ついでながら、だからと言って「みんな歌え!」と神経を尖らせる向きには賛成できません。この点について「強制ではないのが望ましい」という趣旨の発言をした今上天皇はエライ。それを引き出した当時の都教育委員もぐっじょぶ(彼の本意ではないでしょうが)。どっちかといえば穏やか国歌をもつ国ならなおさらのこと。国歌には敬意を払いましょう、自国・他国いずれについても、歌わずとも黙って耳を傾けましょう、程度でいいと思ってます。

今朝は録画しておいたイタリアvs.スペインを観戦。スペインは、ビジャがいたらねえ、という試合でした。ゼロトップはバルセロナが今シーズンやっていたパターンで、バルサと同じような感じでセスクが得点。相手が疲れてきたらトーレス、も作戦通り? トーレスには惜しいシーンもあって、もうちょっとで図に当たるところでした。解説の金田さんはコンディションが戻ってないとか言ってたのですが、彼がスペイン代表クラスの中ではやや技術が劣るのは分かってること、このていどの逸機は仕方がないのでは。この試合について、イタリアに対する賞賛が聞こえてきました。さすがという面は見えましたが、そりゃあなんたってイタリアなんだから。。。 でもやっぱり、優勝に食い込むほどのチームには見えないなー。それにしてもイニエスタは上手かった。

この試合では国歌のあと、試合が始まる前まで、Alan Parsons ProjectのEyes in the skyのイントロ部分(正確にはSiriusという別のタイトルの曲)がかかってました。もう発表から30年。NBAとかでも試合開始前の定番だったと思うのですが、ずいぶんと長く重宝されているものです。

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