時々雑録

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香港へ

2011年08月15日 | 旅行記
2ヶ月近くお休みしていましたが、その間なんとか博士論文を仕上げ、提出。24日の最終試験(口頭試問)を待つ状態となりました。以前の記事にあった2か月弱住まわせていただいた家はやっぱり広くて快適で、おかげでなんとか予定の期日に提出できました。ちょっとしたトラブルもあったので、近いうちに書き留めたいと思います。

さて、3月に提出しておいた博士論文の中身の一部が受理され、ICPhSという大きな国際学会で発表できることになり、今日から8日間の予定で香港へ。時間が許せばしばらく旅行記を書こうと思います。

今はインディアナポリス空港。ここインディ空港は無料のWi-Fiがあるので、それでインターネットに接続しました。ここへ来るのは去年日本から帰ってきて以来一年ぶりですが、ちょっとした変化は写真のような電気プラグの設置。USBもあるのが面白い。隣の人はiPhone(なのかな?)の充電中。

香港とここアメリカ東海岸の時差はちょうど12時間。昼夜逆転だし、そもそも旅行自体まる1日半の長旅なのでヘロヘロになりそうです。見送ってくれたとき、一人でバスに乗り込む私を見て娘大泣き。出発したばかりですが、本音を言うともう帰りたい。。。



写真はデトロイトへ向かう途中の飛行機から。飛行機で上空から下界を見るたびに驚くのが、木の生えている面積の少なさ。インディアナやミシガンの土地はほとんどが農地や宅地に使われていて、林はそのヘリにちょぼちょぼとあるだけ。地面の高さから見ると林は目をさえぎるので、中西部は木々が多い、と見えるんですが、実際には、ほとんどが切り開かれた土地であることがよく分かります。

ちょっと前に聞いたScientific AmericanのPoscastで、牛豚などの家畜を育てる代わりに、肉になりうる細胞を培養して、肉そのものを直接作り出すという研究が始まっているとのことでした。家畜の出す二酸化炭素の量が非常に多いという問題の解決になる。また、アメリカの広大な農地のかなりの部分がそういう家畜の餌を作るために使われており、これを減らせばもっと木が植えられる、という話でした。でも、そもそも肉食から他に切り替えることも考えたらどうなんだろう...

乗った便はオーバーブッキングだったようで、チェックインのとき、後の便に乗ってくれる人を募集する情報が出ました。接続の時間が非常に長いので申し出てみましたが、選ばれず。申し出るときにフライト変更を受け入れる対価を申告するのですが、私より低い値を付けた人がいたのでしょう。

ということで、デトロイトでの待ち時間は(出発が30分近く遅れたのに)3時間半。さすがに長いので今回はインターネット接続サービスを買いました。Boingoというやつです。とかなんとか書いていたら、オハイオ大のBeckman教授が私を見つけてくれて、しばらく話して、いま横に。緊張する...

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