時々雑録

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新しい生活

2010年08月01日 | Bloomingtonにて
一ヶ月の日本滞在を終えてアメリカに帰国。戻ったのは、4年住んだキャンパスの東端から少しのところにあるアパートではなく、日本へ行く直前に引越しを終えた、市の西端にある共同住宅。引越しの理由は、まず娘。ますますパワーアップ、家の中でも走り回るので、下階の住人に迷惑。それに、1ベッド、日本の言い方だと1LDKの間取りでは、家で仕事をしていると常に娘の「遊べ~!」攻撃にさらされる。

そこで引越し先に選んだのはTownhouseと呼ばれる借家。写真はうちの二階から見える向かいの棟ですが、右から、2ベッドの平屋、2ベッドの2階立て、3ベッドの2階立てがつながり、左右対称に同じ3つの家が並ぶ。日本にもありますね。

Bloomingtonは周囲に比べて海抜がちょっと高いですが、東側がさらに高いためか、東側(と南側)に富裕層の住宅が多い傾向があり、キャンパス近くて生活も便利なため、学生も、主に市の東側に住む傾向があります。経済格差は歴然としており、同じKrogerというスーパーでも、市の西と東側では、価格が(品揃えも)少し違ったりする。市の西側を走るバスには、太りすぎとか、身なりであきらかに貧乏だと分かるとか、そういう乗客が多い。

これは借家の家賃にも反映されていて、引っ越してきた先は、前より広くなったのに家賃が下がりました。Cooperative Housingとかいうシステムのこの集合賃貸住宅、入居時に収入審査があり、それに基づいて家賃が決まる。われわれは学生で収入が最下層なため、最低額の月およそ$460(今、円高なので4万円くらい)。これで、日本でいう2LDKの二階建てに住めるとは。学生数増加を当てにしてじわじわ値上げの続いた前のアパートから提示された家賃と比べると、$100近くも安い。水道・ガス料金は込みで、支払うのは電気代だけなので(もちろん通信費は自分もち)、生活コストがうんと下げられそう。これが引っ越した第二の理由です。

ここの問題は、大学キャンパスから遠いこと。一時間2本しか来ないバスで30分ほどかかる。だから本来ここは大学とは関係ない世帯が多かったよう。でも、上述のような居住費の節減を考慮して越してくる学生も。とくに子のいる世帯は考慮するようで、うちの知り合いでも中国人で二家族、同時期に、同じところから住み替え、またご近所さんになりました。

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