小安中学校第10期生 Version 2

自然豊かな栗駒山麓にたたずむ学び舎から巣立った、我等40人の恋と涙と心の交流を綴るサイトである。

「木綿のハンカチーフ」 

2009年04月12日 | 青春時代

三年前福島県に出向していました、週末に秋田に帰ります。そのとき、ラジオからこの

曲を2回聴きました。そして、12月だったか1月だったか思い出せないが、NHKTV

で夜11時頃、この曲のエピソードを放送していました。私なりの感想を述べてみます。

 

「木綿のハンカチーフ」は1975年に太田裕美によってヒットした歌謡ポップスです。

現在50歳以上の人であれば、誰でも知っていると思います。私は漫39歳?ですが

よく知っています。(ン? 何かいいたいですか、無視して進めます)

出だしの「♪ 恋人よ~」で胸がキュンとなり、青春時代にいきなりタイムスリップする

ところでしょう。

 

ところで、なぜ 「木綿のハンカチーフ」 なのか?よく分からないのである。

なぜわざわざ、木綿とハンカチの布地を付け足すか? ハンカチーフと正式名称で

表現したのか理解に苦しむのだった。またその20年前に石原裕次郎が「赤いハンカチ」

で大ヒットしてる、だからハンカチでいいのではないかと思ったのは、私だけでは

ないだろう。まあ、それはそれとして、歌詞を見てみましょう。

 

「木綿のハンカチーフ」 作詞:松本隆 作曲:筒美京平 唄 大田裕美

 

恋人よ、ぼくは旅立つ

東へと向かう列車で

はなやいだ街で 君への贈りもの探す 

探すつもりだ

いいえ あなた 私は

欲しいものはないのよただ、

都会の絵の具に染まらないで

帰って染まらないで帰って

     恋人よ 半年が過ぎ     

     逢えないが泣かないでくれ

     都会で流行の 指輪を送るよ

     君に 君に似合うはずだ

     いいえ 星のダイヤも

     海に眠る真珠も

     きっと あなたのキスほど

     きらめくはずないもの

     きらめくはずないもの

           恋人よ いまも素顔で

           くち紅も つけないままか

          見間違うような スーツ着たぼくの

          写真 写真を見てくれ

          いいえ 草にねころぶ 

           あなたが好きだったの

          でも 木枯らしのビル街

          からだに気をつけてね

          からだに気をつけてね

               恋人よ 君を忘れて

               変わってゆく ぼくを許して

               毎日愉快に 過ごす街角

               ぼくは ぼくは帰れない

               あなた 最後のわがまま

               贈りものをねだるわ 

                ねえ 涙拭く 木綿の

               ハンカチーフ下さい

               ハンカチーフ下さい

 

「木綿のハンカチーフ」はアイドル太田裕美が歌った「名曲」だと思う。

「それまでの歌謡曲と言えば、直接的に心情を歌った歌詞が主流であったが、

この曲では感情を風景に託しながら、1曲のなかで田舎に残った女性と都会に出て

いった男性の気持ちをつづった歌詞は、いままでにない新しい試みだった。

各パートの前半を彼の気持ちがそのまま現れ、後半は田舎で彼の帰りを待つ

けなげな女の子を表している。表現としてはある意味新風を吹かせたと言っていいだろう。

 

現在ではこのような恋人は、田舎の秋田県でもありえない、携帯電話で

メールまた画像が瞬時に送れる時代には考えられない。非常に面白い

表現だと思う。

この曲は聞き出したら、最後の4番まで聞かないとだめな曲だ。すべて、文通によって、

ストーリーが校正されているため途中で切ることが出来ないのだ。

私も中学卒業後13年間出稼ぎをしていたので、この気持は良く分かる。

別に恋人はいなかったが、心にひっかかる女の子はいたのだ。

 

最近、椎名林檎が、これをデュエットという形で歌っているらしいが、

私はやはり「木綿のハンカチーフ」は大田裕美でありたい。

 

なぜ、今頃この記事を投稿するのかって? いいじゃないか「青春の詩」 だ。

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
懐かしいです (すっかり忘れ去られた聖徳太子)
2009-04-12 10:09:29
太田裕美ですか、
もしかして彼方の好みの女性ですか?
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すっかり忘れ去られた聖徳太子様 (管理人)
2009-04-12 11:13:40
>もしかして彼方の好みの女性ですか?
そうです、あの舌ったらずのしゃべり方がなんとも可愛かったです。

「雨だれ」も「あまだえ」に聞こえてきました。笑い
全然変ってないです、昔のまま大人になった感じです。
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