小安中学校第10期生 Version 2

自然豊かな栗駒山麓にたたずむ学び舎から巣立った、我等40人の恋と涙と心の交流を綴るサイトである。

「伝説を秘めた佐太子沼」

2009年04月05日 | ふるさと
私のふるさとの民話と言うか伝説を送ります。
私の実家の隣です、歩いて30分くらいです。

------------------------------------------------------------------------

私のふるさとには、覚えきれないほどの湖と沼があります。
指を折って数えてみたら、知っているだけで10以上の湖沼があります。
大小あわせるとこの3倍くらいはあります。

まずは、私のポエムをご覧ください。



伝説の“佐太子沼”は正確には、秋田県湯沢市皆瀬皿子屋です。
湯沢駅から車で国道398号線を走って約30分くらいです。



佐太子沼伝説

昔、この地に三浦徳兵衛という豪農がいた。その家に佐太子という女中がおり
美しくやさしい娘であった。主人の徳兵衛が懸想したが、娘はなかなか思うとうり
にならなかった。あるとき佐太子があやまって家宝の皿を割ってしまった。
主人は怒って、その罰として裏の沼を十回泳ぎ回るように命じた。佐太子は主人の
命とあれば致し方なく、沼に入り一回二回と泳ぎ回ったが、かよわい娘のこと、
七回半回った時は、精魂つきはてて、ついに水中深く沈んでしまった。そして、
そのまま沼の主となってしまった。その後村第一の豪農と称せされた徳兵衛は家産
も傾いて、いつのまにか家も絶えてしまった。村人は、佐太子の恨みのためとうわさ
し合ったという。この沼が佐太子沼であり、地名にちなんで皿小屋沼ともよんでいる。


これが、佐太子神社です。



この写真が佐太子沼です。撮影は雪解けです、これから緑がいっぱいになり神秘的な情景に変ります。



その脇の日当たりのよい場所で、名も知らない小さな花がさいていました。



ここで一句 「佐太子沼 悲しい伝説 蘇える」 民話の里

※ 私の親戚がこの佐太子沼の伝説の末えいか分かりませんが、春と秋にお神酒を
  上げ祭っているみたいです。(注 決して電話しないでください)

最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
伝説 (今年は仕事がなかった冬将軍)
2009-04-05 21:41:41
いままでバカにしたコメントを繰り返したが、
彼方のふるさとにたいする思いが伝わってきます。
民話もこうして紹介されると、ふるさとを再認識します。
返信する
今年は仕事がなかった冬将軍様 (管理人)
2009-04-05 21:59:36
いや、バカにされたとは思っていません。

>彼方のふるさとにたいする思いが伝わってきます。
前前ブログで紹介した記事をそのまま投稿しました。
ふるさと再認識は、県外の同級生も感じていると思います。
返信する
民話 (三日坊主といわれた住職)
2009-04-07 12:02:22
沼とか川には何かしらの伝説があるみたいです。
悪霊が出るのであれば、呼んでください。
退治してあげましょう。
返信する
三日坊主といわれた住職様 (管理人)
2009-04-07 13:15:23
>悪霊が出るのであれば、呼んでください。
いえいえそれには及びません。
沙汰子という娘であれば、一度お会いしたいのです。

>退治してあげましょう。
その時は、親戚にゲゲゲの鬼太郎がいますので
遠慮申し上げます。
返信する
皿小屋にある (scop)
2009-04-21 21:58:06
折原良輔先生から、さたこぬまの怪談を聞いてから行ってみた、一人で行くと怖かった、霊魂が居るに違いない、怖くなり帰ろうと後を向いたとき背中の方から音がした、魚のはねたような手で水を掻いたような、、おかね~
返信する
scop様 (管理人)
2009-04-22 00:53:45
初代ブログで、「民話の里沙汰子沼伝説」の
看板横に、人の顔が見える心霊写真だと言われたことがあります。

今度あったときその怪談話を聞かせてください。
返信する

コメントを投稿