小安中学校第10期生 Version 2

自然豊かな栗駒山麓にたたずむ学び舎から巣立った、我等40人の恋と涙と心の交流を綴るサイトである。

「同級会で元気をもらう」

2013年05月31日 | 共に生きる

           

  新緑が目にしみる小安温泉に行って来た。

途中の水田の田植えも進んでいた。

昨夜(1日)、久しぶりの同級会が松葉館で行われた。

福島で仕事でがんばっているタカハシさんが帰郷し、

宮古からショウちゃんが実家に帰る日の重なる日が

昨日であった。

農繁期であったが8人が参加して、盛会であった。

昨日、トモッチさんが田植えで急に不参加。

カズミさんが腰痛で、トクマさんが遠出していて不参加。

会長が法事で参加できず残念であった。・・・・・・・

ミナコさんが裏山のワラビとミズを持ってきてくれて、

旅館のお料理に花を添えてくれた。不参加の会長から

ビール(一箱)が届けられた。さすが会長である。

タカハシさんの福島のお話とお土産、ショウちゃんからは

震災の復興状況を聞き、昆布のお土産までいただいた。

佐々コウさんが千葉のタカショウさんに「今、何してら」と

電話して、次々と電話をまわしてる。ショウちゃんは

「生きているうちに会いましょうね」とか話している。

あの話、この話と話は尽きないのであった。

 この秋の10月20日(日)の同級会の日程を決めて

散会した。参加してくれたみなさん、都合で不参加の

みんさんにもありがとう。      (サトー)

 

 


「下ノ畑ニ居リマス」

2013年05月26日 | 共に生きる

 

  昨日、「宮沢賢治の世界に浸る」バスツアーに行ってきた。

年金者組合主催の日帰りの旅行である。

宮沢賢治記念館、ポランの広場、イーハトーブ館、賢治の広場

ぎんどろ公園、宮沢賢治詩碑とめぐって来た。

岩手の詩人・童話作家・科学者・農業指導者・・・の賢治の顔が

そこにはあった。賢治記念館には何回か行っているが、賢治の

心に改めて浸ることができた。

子供が小さいころは、「なめとこやまの熊・注文の多い料理店・・・」

など賢治の童話は読み聞かせのいい材料でした。

 宮沢賢治の生きた時代明治29年~昭和の初期は戦争が多く、

地震や津波、凶作や不景気などで不幸に苦しむ人が多かった。

賢治は農学校の教師になり、貧しい農村にふれた。冷害などに

苦しむ農民のために稲作指導に力を尽くし、農村に科学と芸術

を生かした新興文化を目ざしたのだ。

今の時代と重ね合わせながら、考えさせられるものがあった。

「裏の畑に居ります」と妻に言って、畑仕事にでかける自分が

居たのでした。・・・・・・・・。            (サトー)

 

 

 

 


「ミズバショウから桜まで」

2013年05月07日 | 共に生きる

     

 5月の連休は遠出はしなかった。というより出来なかった。

腰痛症が再発したからで、夜には寝返りさえ、痛くてできなかった。

じつはこの「寝返り」は、骨格の歪みを治しているようである。

この歪みを残しておくと、腰痛につながっているようだ。

 やっと今日、角館方面へ出かけてきたところだ。

ミズバショウ群生地(田沢湖刺巻湿原)はJR刺巻駅手前、国道

46号線からすぐである。見ごろは過ぎていたが、十分に楽しめた。

お昼を田沢湖芸術村の「お食事処ばっきゃ」でとった。その後、

角館に向かう。武家屋敷通りの枝垂れ桜を見る。5,6分咲きで

あった。今日も肌寒く、桜も遅れているのだ。連休中、居座った

寒気はいつもどるのだろうか。

だいぶ歩いたので、腰の調子も少しは良くなったようだ。

                       (サトー)

 


「アンパンマンの登場だ」

2013年05月03日 | 共に生きる

 今日は憲法記念日だ。秋田市の憲法集会には、腰痛が

再発して参加できなかった。あさっては子供の日である。

子供たちに圧倒的な人気があるアンパンマンの生みの親・

やなせたかしさんは今年、94歳である。やなせさんは

21歳で出征し、終戦を中国で迎えている。「日本軍は

『正義』のために戦っている、中国の民衆を助けると

いわれ、中国へ行ったんです。でも実際は違った~

すさまじい飢えを体験した」そして特攻隊員であった弟

は戦死していると新聞(日曜版)に載っていた。

 先月、靖国神社を安倍政権の閣僚が相次ぎ参拝したこと

に、日本に侵略された諸国が反発、東アジアの緊張が

高まっている。

 それで「アンパンマン」の登場である。「本当の正義は

人を殺すことじゃない。ミサイルを撃ち込むことでもない。

そこにひもじい人がいれば、それを助けることだ。

これだったら万国共通だと。本当の正義を伝えたいとう

思いで書いてきました」とあった。

 アンパンマンの「正義」素晴らしい。

                     (サトー)

 

 

 

 

 


「桜前線は北上中だ」

2013年04月30日 | 共に生きる

 今日で4月も終わりである。あの厳しい寒さと大雪は

何だったのか。一転して桜前線が北上中である。

先週(23日)には、秋田で一番早く桜が開花する勢至公園

(にかほ市、旧金浦町)に出かけて来たが、満開であった。

昨日は秋田市(千秋公園)で満開となった。

 ここ数日の寒い日で、足踏みしながら、やっと我が家の

周辺の桜もつぼみが開いてきた。梅も同時に開いてきた。

スイセン、チューリップも開いてきた。

猫も日向ぼっこをしている。・・・・・・・・。

私にとって、一年で一番いい季節がやって来た。

これからは風景も日々、若草色に染まっていくのだ。

「桜」はなぜこんなに、人の心を躍らせてくれるのだろうか。

                        (サトー)

 

 

 


「不死鳥」のように復活

2013年04月12日 | 共に生きる

  あんなにあった雪があっというまに消えてしまった。とは言え、

軒下には雪下ろしをした雪が、まだ残っているのだ。

我が家の庭に最初に咲き出したのが、クロッカスの花である。

  今週の8日にはタカハシさんが元気で福島に出かけて

行った。彼は昨年、体調をくずし、入院して治療にはげんだ。

そのかいがあって、順調に体調が回復していった。

そして数ヶ月で不死鳥のように復活したのだ。

自宅療養している間に、ブログにもひんぱんにアップしてくれて

楽しませてくれた。福島に戻っても、体調管理をしっかりやり、

復興事業に取り組んでもらいたいものだ。故郷の同級生の

みんなが心から応援している。

      「イヨッ! ガンバレ、タ・カ・ハ・シ!」

                            (サトー)

 

 


自治会総会

2013年04月05日 | 日常生活

議長選出。

先日、自治会の総会があった。三日前に議長を電話でお願いをされた。

断る理由が無いので引き受けた。議長はいままで4,5回はやっている。

 

さて当日の議長です。いつもの演出で選出され進行に入った。

昨年度の事業報告・決算報告と進み、皆さんに拍手で承認された。

今年度の事業は今年度の新役員で行うのがいいと思い、役員改選を先に進めた。

役員改選を行なった。誰も役員に立候補する人はいない。いつものことです。

誰かが「事務局一任」の声あったが、事務局も新役員の根回しをしていなかった。

 

私が議長を行うときは、いつも役員改選の時期だ。過去の改選の時は、

議長権限で、会長・副会長を決定したときがある。その場は良かったが、

後日どうしても役員やれないと断られたときがある。

 

今回は、議長権限で役員はもう一期留任と決定した。役員達は誰も

いなければ、仕方がないと思っていたらしくもう一期引き受けてくれた。

役員決定後に付け加えて、「会長・副会長は誰でも言いと言う訳にいかない、

組長や班長は回りバンコでもいいが、三役は選ばれた人でしかできない。

二年後の役員改選で、総会前に会長・副会長をお願いされたら、断らないで

頑張ってやってほしい」とお願いした。

「お前がやれ!」と言う声が聞こえたが、無視して議事を進行した。

 

今年度の事業計画(案)・今年度の事業計画予算(案)を決定して、議長を降りた。

その後、「懇親会」があった。総会ではいつも発言する人は決まっている。

ある人に、今回の総会は時間がかかったと言われた。

「それなら来年度、議長はお前がやれ」といってやった。

その人はできないのか、コップを持ち私のそばから離れた。

 

二年後に会長に推薦と思ったが、やらないだろうと思う、いやできないと思う。

「異議なし」「事務局一任」を叫ぶ人は、懇親会で酒を飲みたい人に多いと思う。

 

追記 私は過去に副会長を3期務めている。

                                                           (タカハシ)


建築と人生

2013年04月03日 | 心に残るいい話

建築と人生

 

昨年10月と11月、東京スカイツリーと、

東京駅の復元を3回見学しました。

基本は何も変わっていない。

 

スカイツリーは、日本古来の伝統の五重塔から成り立っている。

五重塔は芯柱構造で、耐震性を保ち五重の屋根のバランスをとっている。

これをスカイツリーでも採用している。

 

また、東京駅の復元も昔のままでなにも変わらない。

これは変えることができないのである。

へたに変えるとバランスが崩れて、全部直すことになる。

そう考えるとすべてが上手くいくのである。

 

つまり、建築は日進月歩なのである。

設備関係は2、3年で大きく変わる。

2年前の機械は時代遅れとなることが多い。

IT関連の世界はもっと早い、半年が勝負となるのだ。

建築の世界にITが入り込んできた。

ただ建築そのものはなんら変わりはない。

変わるのは、仕事の方法と正確な施工精度である。

さらに言うならば、安全と工期短縮が今の

我々に求められているのだ。

 

人生も同じである、男と女の世界は神代の昔から変わってはいないのだ。

変わったのはファッションと化粧方法だけである。

中身は一人の男、また一人の女である。

そう考えれば、人生もビジネスもまた恋も楽しいものだ。

                                   (タカハシ)


新しいものと古いもの

2013年04月01日 | 心に残るいい話

新しいものと古いもの

新しいものを
取り入れるためには、
まず古いものを捨てなければ
ならないということです。

まず古いものを捨てて
場所を空けないと、
新しいものは入らないのです。

一流たちの金言[松井道夫]

 

一般的には名言である。

上記の金言は松井証券の社長の言葉である。

反論すると、私には当てはまらないのだ。

古いものにもそれなりに理由がある、建築の世界では特にそう思う。

長い年月に耐えて、その居住空間や文化的な事業も

行いその時代の代表作となったものだと思う。

世界遺産に登録されているものは例外として、我々の身近のものでもそう思う。

その地域とその環境に合理的な判断の元に構成されていると思う。

ただ老朽化して危険であれば即解体すべきだろう。

 

解体される前にひとつだけ言いたい、

その建造物をデータ化すべきと思う。

データ化とはcadで図面化して残すと言う事だ。

特にこれからは、老朽化した「城・神社・仏閣・五重塔・蔵」

など簡単には再建されないものばかりだ。

いや再建したいが、技術的に無理なのだ。

私は、これらの知識をかなり頭の中にある。

暇なときに整理しようと思うが暇がない。

 

つまり、建築で前に進む時は古い建物を調べる。

言葉を変えれば「類似建物の調査」ということになる。

スカイツリーも五重塔の構造調査から始めた。

                            (タカハシ)

     


自己実現

2013年03月30日 | 心に残るいい話

自己実現

県南の美〇〇高校の先生方がよく使う言葉です。
まじめにこの言葉の意味を考えると結構難しい。

そこで、辞書を引いてみると、
「自己の素質や能力などを発展させ、

より完全な自己を実現していくこと。自我実現。」(大辞林)
これではますますわからなくなる。

ネットで見つけたわかりやすく解説したのがありました。 

自己実現とは、
1.好きなことをやって生きること。
2.それで食えること。
3.それが他人によって評価されること。
・・・この三つが揃っていることだ。


          東大名誉教授 竹内均氏

地球物理学者で、東大名誉教授の竹内均氏は、こう言っています。

私みたいなへそ曲がりでも納得するものである。

1.好きなことをやって生きること。

  自己実現していくためには、
  まずそれが何よりも好きでなければなりません。

  好きなことしか、長く続けることができない。
  でも、好きなだけでは、単なる趣味と変わりはありません。

  イチロー選手は、野球が好きでたまらないから、
  野球を極めようとしています。イチロー語録をみれば納得すると思う。

  プロフェッショナルは、己の生業を愛し、
  好きな仕事をやって生きている。 

2.それで食えること。

  しかし、プロフェッショナルであれば、
  それで食えなければなりません。 

  ただ羽生名人は、食うためだけに将棋を続けている訳ではない。

  勝負に勝つために一生を賭けています。

  私は、今だから言えるのだけど、
  ただ食えることを目指しているわけではない。

  適度な「欲」がなければ、人生を切り開くことはできない。


3.それが他人によって評価されること。

  そして同業他社にも評価されることだ。

  しかし、プロフェッショナルとして生きていくと、
  その欲を消し去ることになる場面が必ずやってきます。

  プロフェッショナルとして、
  使命感を抱き、高い志を持ち、
  目の前の仕事に心を込めて取り組む時、
  欲は消え去ってしまいます。 

上記の言葉は、NHKのプロフェッショナル「仕事の流儀」で

も放送された。つまりプロとは誰もができることをやるのではなく

誰もが考えつかないことに、アイデアと度胸で挑戦するものだと思う。

 

この仕事を通じて、人のために役立ちたい。
世のために尽くしたいと心から感じ、

実行したときに初めてそれが誰かに伝わるのだと思います。


自己実現するための心得を、シンプルに表現していると思うのである。

                                      (タカハシ)