先日、長嶋さんと松井さんの国民栄誉賞授与が発表となった。
しかし、巷では、疑問の声も大きい。
巨人師弟コンビ「国民栄誉賞」に疑問の声 ゴジラ松井の受賞「早すぎないか」
J-CASTニュース 4月2日(火)13時28分配信
プロ野球で一時代を築いた長嶋茂雄氏と、大リーグでも活躍した松井秀喜氏の2人が同時に国民栄誉賞を受賞することが確実となった。巨人時代は監督と選手の枠を超えて師弟関係を結び、その絆は今も固い。
長嶋氏に対しては長年の功績から「むしろ受賞するのが遅いくらい」との声が上がったが、松井氏の場合は昨季現役を引退したばかり。「ほかにふさわしい候補者がいたのでは」と首をかしげる人もいる。
松井選手の場合、もちろん若いというファクターが大きいが、
それ以上に、実績面でもっとふさわしい人がいるのではないか?
という感想が多い。
私も聞いた瞬間に違和感を受けた一人ではある。
プロ野球自体に興味を失っている私なので、感想といってもそうないのだが、
長嶋さんの功績はまあ、ある程度納得がいくし、
記録より記憶といった、長嶋さんに対する評価があるから、
まあ、納得性はあるのかな?
ただ、時期的に何故今?という感想は多くの人が持っているようだし、
私もそう感じる。
菅官房長官は、長嶋氏については国民的なスターとして社会に夢や希望を与え、野球界の発展に貢献した点を評価し、松井氏は現役引退したことを「ひとつの区切りだった」としたうえで、両氏への授与の要望が高かったと説明した。
ということらしいが、松井さんの実績を汚すつもりはないが、
この発言だけ見れば、松井さんのついでに長嶋さんを表彰するように聞こえるし、
そもそも、松井さんを今表彰しなければならないほどの実績か?
という問題は何も解決していない。
国民栄誉賞の価値の問題まで考えると、
軽いなあという感想にたどり着く。
過去の栄誉賞授与者のリストを見ると、
違和感はさらに広がる気がする。
みなさんはどう思うのだろうか?
No 氏名 表彰年月日 功績(盾の文) 備考
1 王 貞治
1977(昭52)年9月5日
ホームラン新記録達成の功
1977年9月3日に記録達成
2 古賀 政男
1978(昭53)年8月4日
「古賀メロディー」作曲による業績
1978年7月25日に死去
3 長谷川 一夫
1984(昭59)年4月19日
真摯な精進 卓越した演技と映画演劇界への貢献の功
1984年4月6日に死去
4 植村 直己
1984(昭59)年4月19日
世界五大陸最高峰登頂などの功
アラスカで行方不明
5 山下 泰裕
1984(昭59)年10月9日
柔道における真摯な精進 前人未踏の記録達成などの功
6 衣笠 祥雄
1987(昭62)年6月22日
野球における真摯な精進 前人未到の記録達成の功
7 加藤 和枝(美空ひばり)
1989(平元)年7月6日
真摯な精進 歌謡曲を通じて国民に夢と希望を与えた功
1989年6月24日に死去
祭8 秋本 貢(千代の富士)
1989(平元)年9月29日
真摯な精進 相撲界への著しい貢献の功
9 増永 丈夫(藤山一郎)
1992(平4)年5月28日
歌謡曲を通じて国民に希望と励ましを与えた功美しい日本語の普及に貢献
1993年8月21日に死去
10 長谷川 町子
1992(平4)年7月28日
家庭漫画を通じて戦後の我が国社会に潤いと安らぎを与えた功
1992年5月27日に死去
11 服部 良一
1993(平5)年2月26日
数多くの歌謡曲を作り国民に希望と潤いを与えた功
1993年1月30日に死去
12 田所 康雄(渥美 清)
1996(平8)年9月3日
映画「男はつらいよ」シリーズを通じ人情味豊かな演技で広く国民に喜びと潤いを与えた功
1996年8月4日に死去
13 吉田 正
1998(平10)年7月7日
「吉田メロディー」の作曲により国民に夢と希望と潤いを与えた功
1998年6月10日に死去
14 黒澤 明
1998(平10)年10月1日
数々の不朽の名作によって国民に深い感動を与えるとともに世界の映画史に輝かしい足跡を残された功
1998(平10)年月9月6日に死去
15 高橋 尚子
2000(平12)年10月27日
2000年シドニー五輪で、女子陸上史上初の金メダルを獲得し、国民に感動を与えた功
16 遠藤 実
2009(平21)年1月23日
54年余にわたる作曲活動を通じ、広く国民に愛される数多くの歌謡によって国民に希望と潤いを与えてきた功
17 森 光子
2009(平21)年7月1日
長年にわたり芸能で多彩な活躍をされた。単独主演の舞台「放浪記」の上演2000回の金字塔はほかの人にまねができない前人未到の業績で、国民に希望と潤いを与えた
芸能界では長谷川一夫さん(84年)美空ひばりさん(89年)渥美清さん(96年)らが没後に受けたが、現役女優では初
18 森繁 久彌
2009(平21)年12月22日
芸能の分野において長年にわたり第一線で多彩な活躍をされ、数多くの優れた演技と歌唱は広く国民に愛され、夢と希望と潤いを与えた
2009年11月10日死去。96歳
19なでしこジャパン
2011(平23)年8月18日
最後まであきらめないひたむきな姿勢が国民にさわやかな感動と、東日本大震災などの困難に立ち向かう勇気を与えた
団体受賞は初めて
20 吉田沙保里
2012(平24)年11月7日
日々の修練・努力の積み重ねで前人未到の偉業を達成し、多くの国民に深い感動を与えた
レスリング女子55キロ級で世界選手権と五輪を合わせて13大会連続世界一を達成した功績を評価。
21 大鵬
2013(平25)年2月25日
大相撲史上最多の32回の優勝を成し遂げ、昭和の大横綱として輝かしい功績があった。国民的英雄として、社会に明るい夢と希望と勇気を与えた
2013年1月19日死去。72歳
しかし、巷では、疑問の声も大きい。
巨人師弟コンビ「国民栄誉賞」に疑問の声 ゴジラ松井の受賞「早すぎないか」
J-CASTニュース 4月2日(火)13時28分配信
プロ野球で一時代を築いた長嶋茂雄氏と、大リーグでも活躍した松井秀喜氏の2人が同時に国民栄誉賞を受賞することが確実となった。巨人時代は監督と選手の枠を超えて師弟関係を結び、その絆は今も固い。
長嶋氏に対しては長年の功績から「むしろ受賞するのが遅いくらい」との声が上がったが、松井氏の場合は昨季現役を引退したばかり。「ほかにふさわしい候補者がいたのでは」と首をかしげる人もいる。
松井選手の場合、もちろん若いというファクターが大きいが、
それ以上に、実績面でもっとふさわしい人がいるのではないか?
という感想が多い。
私も聞いた瞬間に違和感を受けた一人ではある。
プロ野球自体に興味を失っている私なので、感想といってもそうないのだが、
長嶋さんの功績はまあ、ある程度納得がいくし、
記録より記憶といった、長嶋さんに対する評価があるから、
まあ、納得性はあるのかな?
ただ、時期的に何故今?という感想は多くの人が持っているようだし、
私もそう感じる。
菅官房長官は、長嶋氏については国民的なスターとして社会に夢や希望を与え、野球界の発展に貢献した点を評価し、松井氏は現役引退したことを「ひとつの区切りだった」としたうえで、両氏への授与の要望が高かったと説明した。
ということらしいが、松井さんの実績を汚すつもりはないが、
この発言だけ見れば、松井さんのついでに長嶋さんを表彰するように聞こえるし、
そもそも、松井さんを今表彰しなければならないほどの実績か?
という問題は何も解決していない。
国民栄誉賞の価値の問題まで考えると、
軽いなあという感想にたどり着く。
過去の栄誉賞授与者のリストを見ると、
違和感はさらに広がる気がする。
みなさんはどう思うのだろうか?
No 氏名 表彰年月日 功績(盾の文) 備考
1 王 貞治
1977(昭52)年9月5日
ホームラン新記録達成の功
1977年9月3日に記録達成
2 古賀 政男
1978(昭53)年8月4日
「古賀メロディー」作曲による業績
1978年7月25日に死去
3 長谷川 一夫
1984(昭59)年4月19日
真摯な精進 卓越した演技と映画演劇界への貢献の功
1984年4月6日に死去
4 植村 直己
1984(昭59)年4月19日
世界五大陸最高峰登頂などの功
アラスカで行方不明
5 山下 泰裕
1984(昭59)年10月9日
柔道における真摯な精進 前人未踏の記録達成などの功
6 衣笠 祥雄
1987(昭62)年6月22日
野球における真摯な精進 前人未到の記録達成の功
7 加藤 和枝(美空ひばり)
1989(平元)年7月6日
真摯な精進 歌謡曲を通じて国民に夢と希望を与えた功
1989年6月24日に死去
祭8 秋本 貢(千代の富士)
1989(平元)年9月29日
真摯な精進 相撲界への著しい貢献の功
9 増永 丈夫(藤山一郎)
1992(平4)年5月28日
歌謡曲を通じて国民に希望と励ましを与えた功美しい日本語の普及に貢献
1993年8月21日に死去
10 長谷川 町子
1992(平4)年7月28日
家庭漫画を通じて戦後の我が国社会に潤いと安らぎを与えた功
1992年5月27日に死去
11 服部 良一
1993(平5)年2月26日
数多くの歌謡曲を作り国民に希望と潤いを与えた功
1993年1月30日に死去
12 田所 康雄(渥美 清)
1996(平8)年9月3日
映画「男はつらいよ」シリーズを通じ人情味豊かな演技で広く国民に喜びと潤いを与えた功
1996年8月4日に死去
13 吉田 正
1998(平10)年7月7日
「吉田メロディー」の作曲により国民に夢と希望と潤いを与えた功
1998年6月10日に死去
14 黒澤 明
1998(平10)年10月1日
数々の不朽の名作によって国民に深い感動を与えるとともに世界の映画史に輝かしい足跡を残された功
1998(平10)年月9月6日に死去
15 高橋 尚子
2000(平12)年10月27日
2000年シドニー五輪で、女子陸上史上初の金メダルを獲得し、国民に感動を与えた功
16 遠藤 実
2009(平21)年1月23日
54年余にわたる作曲活動を通じ、広く国民に愛される数多くの歌謡によって国民に希望と潤いを与えてきた功
17 森 光子
2009(平21)年7月1日
長年にわたり芸能で多彩な活躍をされた。単独主演の舞台「放浪記」の上演2000回の金字塔はほかの人にまねができない前人未到の業績で、国民に希望と潤いを与えた
芸能界では長谷川一夫さん(84年)美空ひばりさん(89年)渥美清さん(96年)らが没後に受けたが、現役女優では初
18 森繁 久彌
2009(平21)年12月22日
芸能の分野において長年にわたり第一線で多彩な活躍をされ、数多くの優れた演技と歌唱は広く国民に愛され、夢と希望と潤いを与えた
2009年11月10日死去。96歳
19なでしこジャパン
2011(平23)年8月18日
最後まであきらめないひたむきな姿勢が国民にさわやかな感動と、東日本大震災などの困難に立ち向かう勇気を与えた
団体受賞は初めて
20 吉田沙保里
2012(平24)年11月7日
日々の修練・努力の積み重ねで前人未到の偉業を達成し、多くの国民に深い感動を与えた
レスリング女子55キロ級で世界選手権と五輪を合わせて13大会連続世界一を達成した功績を評価。
21 大鵬
2013(平25)年2月25日
大相撲史上最多の32回の優勝を成し遂げ、昭和の大横綱として輝かしい功績があった。国民的英雄として、社会に明るい夢と希望と勇気を与えた
2013年1月19日死去。72歳