以前から書いている通り、私には持病がある。
持病と言うほど大袈裟ではないが、
毎日薬は7種類飲んでいるから、
本当は軽傷とはいえないのかな?
もともとはバセドー氏病。
ひどい頃は低カリウム症状から周期性四肢麻痺も発症した。
今は高血圧、高脂血症の治療を行っている。
そしてこれらの病気から派生して、
不整脈があったり、脂肪肝であったり、
人間ドックを受ければ毎回そんな指摘を受ける。
眼圧が高いと言われたこともあるかな。
さて、毎回2ヶ月分の薬をいただいているので、
今日2ヶ月ぶりに通院となった。
本当は部活があるが、
幸いと言うか台風が来ており、
朝早々に顧問の先生から中止の連絡もいただいた。
そこで清々とゆっくり気分で病院に行ったのだが。
受付を済ますと、「今日は検査です」と言われた。
この時点でもまだ、すっかり忘れていたのだが。
前回、診察の際言われたこと。
「心臓から雑音が聞こえます。次回エコーで心臓の様子を確認します。人間の心臓の弁は3枚あります。先天的に2枚しかない人もいます。ひょっとするとおとぼけさんもそうかもしれません。」
そう脅されたことを完全に忘れていた。
※血液は、心臓の右心房から右心室、肺を通って左心房から左心室へと流れ、全身に送り出されます。心房と心室の間の逆流を防ぐ弁が「僧帽弁」で、「僧帽弁閉鎖不全症」とは、この弁がきちんと閉じない病気です。このため、血液の一部が逆流し、心房と心室の間を行き来してしまいます。原因には、リウマチ熱の後遺症、心筋梗塞、細菌の感染など多くあります。急激に発症し、悪化する場合もあります。疲れやすい、血圧が下がるなどの症状のほか、血液の逆流で肺に血がよどむ(うっ血)ことがあります。無症状で経過することもしばしばですが、心房細動(心房の不整脈)も合併しやすくなります。心臓の雑音や心臓のエコーの検査で、診断は確実につきます。治療は、息切れなどの症状があるかどうか、心臓の働きが悪くなっていないかなどを調べて決めます。検査で心臓の働きを確認しながら、手術時期を検討しますが、軽い状態なら、手術をしないこともあります。この病気は、血液が逆流する分だけ心臓に余計な負担がかかっていますので、過度の運動やストレスは避けて下さい。高血圧の治療を続けながら、心臓を定期的に検査することが重要です。検査で万一、心房細動の兆候があれば、悪い影響を与える飲酒やコーヒー、運動は避けます。心房細動がある場合、脳梗塞の予防や治療も重要です。なお、細菌が血液に入って弁を破壊すると、急激に悪化することがあります。歯を抜いたり、けがをした時などは、抗生物質による治療について、必ず医師の指示を受けましょう。
相沢義房 新潟大学・第一内科教授(2003年10月15日 読売新聞)
さて、エコーの検査は30分以上かけ、じっくり見ていただいたのはいいのだが、
眠くて眠くてそれが何よりつらかった。
さて、結果は。
弁は正常に3枚あったが、これにカルシウムが付着し石化しかかっているとのこと。
これが雑音の原因らしい。
さらに、心臓の壁がやや厚い。
全体的に肥大化している。
そしてこの肥大化及び弁の石化により、
弁がしっかり閉じないため、
血液の逆流が生じているとのこと。
ひどくはなく、深刻でもないが、
このまま何もしなければ、心臓が全体的に硬化していく可能性が高く、
いわゆる心筋梗塞の症状が出れば、数年で死に至ると、
再び脅されました。(悪い意味ではありません)
弁の硬化が進めば手術しかないともいわれました。
まあ、日頃の不摂生の賜です。
真剣に考えなくては。
とりあえず痩せなくては。