先日、ある作家のデビュー作を読みました。このデビュー作は、あとから改編された上で、続編が発表されたので、シリーズ全部を良み通しました。この本の中で、主人公の恋人は病気で亡くなりますが、続編では、主人公の恋人の死因が病死から殺されたことになっていたので、ものすごく違和感があり、どうしても気になったので、もう一度改編された後のデビュー作を読み直すと、予想通り死因が殺人に変更されていました。こういうことってよくあるのでしょうか?
まずテニスのお話です。
今、カナダのモントリオールで、
ナショナルバンク・オープン(WTA1000/ハードコート)が開催されています。
この大会には、大坂なおみ選手、内島萌夏選手、伊藤あおい選手が出場しています。
世界ランク76位の内島選手は、
1回戦で世界ランク39位のマリエ・ボウズコバ選手と対戦し、
2ー6、6ー7(4ー7)で敗れました。
続いて世界ランク110位の伊藤あおい選手ですが、
かなり話題となっているので、ご存じの方も多いと思いますが、
1回戦で世界ランク108位のケイティ・ウォリネツ選手と対戦し、
6ー2、2ー6、6ー2と競り勝ったあと、
2回戦で世界ランク9位のジャスミン・パオリーニ選手と対戦し、
2ー6、7ー5、7ー6(7ー5)で見事勝利しました。
パオリーニ選手は伊藤選手と比較すればハードヒッターですが、
多分ですが、相手から強いボールが来た時に、
カウンター的に有効打を打つのが得意な様に感じました。
伊藤選手の緩い球やスライスを、自分からガンガン強く返すためにミスも増え、
まさに、伊藤選手の術中にハマる感じ?になりました。
この試合は伊藤選手が勝利しましたが、かなり動き回ってヘトヘト感もありましたし、
やはり伊藤選手には粘りのテニスしかないので、体力勝負になりそうです。
ただ、こういう特殊なテニス、変則テニスは好きなので、
是非とも次の試合も頑張って欲しいです。
世界ランク49位の大坂なおみ選手は、
1回戦で地元カナダのアリアナ・アルセナールト選手、
(キャリアハイ世界ランキング511位)と対戦し、
6ー4、6ー2で勝利。
2回戦で世界ランク19位のリュドミラ・サムソノワ選手と対戦しました。
結果から書けば、4ー6、7ー6(8ー6)、6ー3で逆転勝利でした。
大坂選手も、ハードヒッターですが、サムソノワ選手はそれ以上のハードヒッターで、
殆どのショットを強く打つので、エースも多いけれどミスも多い選手。
第1セットはそれに対応しきれなかった大坂選手が4ー6で落としましたが、
徐々に慣れていった上、
サムソノワ選手もハードヒット優先なので、打つコースを予測しやすく、
大坂選手のコースの予測があまりハズレないので徐々に拾える回数も増え、
お互いミスが多いと言うかハードヒットの打ち合いの中、
最初は大坂選手のミスが目立ったものの、
徐々にミスの数が逆転していき、最終的に大坂選手が逆転したという感じでしょうか?
大坂選手はかなり振り回され、時に拾いまくる展開の中、
それに最後までついていけた点が復調を感じました。
さて、次の話題は水球です。
ちょっと前のお話ですが、シンガポールで行われた水球の世界選手権で、
男女を通じて初めてベスト8に入りました。
いろいろな競技で、日本は体格で劣るため不利なことが多いのですが、
水球女子もそれが顕著であり、
まずオリンピックでは、
2000年のシドニーオリンピックで水球が初めて採用されて以来、
2020年に東京オリンピックは地元開催なので出場出来、
頑張って9位になったものの、
それ以外の大会はそもそも出場も出来ていません。
1986年から行われている世界選手権は、
今ひとつ開催基準が明確ではありませんが、
調べた限りこれまで13回開催された内、日本が出場出来たのが6回。
2001年11位、2003年11位、2015年15位、
2017年13位、2019年13位、2023年14位でした。
今回、世界ランク14位の日本は、
予選リーグ第1戦でクロアチアと対戦し、
7ー3、4ー3、11ー5、3ー1で計25ー12で勝利。
第2戦はハンガリーと対戦し、
3ー8、2ー8、3ー9、5ー8で計13ー33で敗れました。
第3戦はギリシャと対戦し、
3ー6、3ー6、4ー6、5ー7で計15ー25で敗れました。
この結果Cグループ3位で通過し、
ベスト8進出をかけてグールプDを2位通過したイギリスと対戦し、
6ー2、5ー2、5ー1、7ー5で計23ー10で勝利し、
見事ベスト8進出となりました。
準々決勝ではアメリカと対戦し、
2ー11、1ー5、2ー5、3ー5で計8ー26で敗れました。
順位戦の初戦はオーストラリアと対戦し、
6ー7、4ー6、3ー2、4ー6で計17ー21で敗れました。
7位8位決定戦は、イタリアと対戦し、
5ー5、2−5、2ー6、6ー4で計15ー20で敗れ8位となりました。
まだまだ強豪国とナオさは大きいようですが、
今成長段階の日本。
ラグビーだってアイスホッケーだってフェンシングだって、
昔は弱かった競技も。今や強豪国になりつつあります。
ガンバレ水球!ガンバレ日本です。