oteshio日記

oteshio店主の日常

冬至 初候 Heal-alls begin to bud

2014年12月22日 | oteshio72候
冬至となりました。
前にも書きましたが、今年の冬至は、
朔旦冬至(さくたんとうじ)と言って19年に一度
冬至と新月が重なり、太陽と月が復活する、特別な冬至です。

ここのところ、お天気が本当に変ですね。
ふだん雪のあまり降らない地域で雪が降ると
本当に大変そうですね。

雪は、見ていると綺麗ですが、積もるととても邪魔なものです。
子供の時は、日本中が冬になると雪が降り積もると思っていました。
大人になってあらためて、北国に住む楽しさと大変さがわかってきました。






根雪が降って窓の外が白くなると 、何故か白い物を身に付けたくなります。
今回は着物ではなく、白の帯にしました。

着物は、風通お召し。二重に織り合わさった感じが、風をはらんだように
軽くて着やすいお召しです。
帯は、oteshioオリジナルカンタ(インドの刺し子)の名古屋帯。
ひと針ひと針に込めた家や鳥やゾウや太陽など、見ているだけでも楽しく元気が出ます。
お帯留めは、珊瑚の細かい細工が施されている古いもの。
帯揚げも珊瑚色で、白にほんのりピンクをあしらって、
モノトーンになった冬至の街に少し華やかさをプラスしたいと思います。

明日から、少しづつ日が長くなると思うと嬉しくなりますね。



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