oteshio日記

oteshio店主の日常

博多織りと博多帯  その1

2010年11月30日 | キモノ
さて、一番お話をしたかった。博多の夜!!では、無く(笑)博多織りです!!

博多織りと博多帯の違いですが、
博多織りとは、博多産地で織られた織物の総称です。
博多帯とは、独鈷(どっこ)と華皿(はなざら)どちらも、仏具ですがそれを組み合わせた単衣の帯を示します。江戸時代に幕府への献上品として用いたことから、献上博多帯として、私達にも知られるようになりました。



今回は、来月開催する、「冬の江戸小紋展」にむけて、やはり、どちらも伝統工芸の本物の江戸小紋と博多帯をoteshioのお客様にご紹介したく、博多に行って勉強してきました。
博多でお世話になりました皆様、本当にありがとうございます。素晴らしい物作りを見せて頂きました。その事をどのようにお客様に伝えるか・・実はなかなか、ブログが書けなかったのはこの事なんです。もちろん、作品を見て頂ければ、何も語らずともいいのですが、その作品を、まず見てもらう為にはどうしたらいいのか・・・自分の力不足をひしひしと感じます。

今回は、江戸小紋の展示会と合せて、手織の博多帯を中心にお客様に見て頂こうと思っています。(無敵の組み合わせです)
来月10日(金)11日(土)12日(日)の3日間、いつもは午後1時から営業ですが、今回は12時から営業します。(日が沈むのが早いので・・笑)ぜひ、明るいうちにご覧になって下さい。お時間があれば、毎日来て下さっても構いませんので、とことん、見て下さい。明日も、この続きを書きたいと思っています。