すだれ資料館～河内長野

すだれ資料館～河内長野
すだれは、富田林から河内長野一帯の伝統工芸品です。
井上すだれ株式会社が長年にかけて集められたものを展示されています。
平日、しかも予約制です。夏休みの時などお子様の宿題に見学されては・・・
まだ夏休みの話をすると笑われますが・・・
井上すだれの本社の建物

この左に「すだれ資料館」があります。

入口は・・・・

案内されてはいると・・・
まずびっくり御簾が迎えてくれます。

御簾(みす)とは・・・特に緑色の布の縁取りなどをした簾のことです。公家など高貴な方が部屋の中や外を分けるのに使われ、
小倉百人一首の人物描写にも「みす」が描かれています。
大名行列の駕籠にも簾が使われていたと・・・

簾に関するものが集められています。

伊予簾

伊予簾は愛媛県久万町のイヨ竹を素材にと・・・

これは簾を亀甲に編むもので・・・

職人が時間をかけて亀甲文様に編んだものとか・・・
すごい伝統工芸です。

そして原料の竹。びっくりは淡竹、これは韓国が使うとか・・・
食べるものと思っていたのに・・・

天井の簾

簾(すだれ)の製造機械・編み機

これは　型抜き簾

驚くことばかりで、簾のイメージが変わります。
外国の簾、細かい仕事です。

これは中国簾

淡竹で作った韓国簾

地元の金剛簾について

これが伝統工芸品

お土産にミニすだれをもらってショールームへと・・

家の日よけと考えるとイメージが・・・

伝統工芸品から脱して・・・

モダンインテリアに・・・竹だけでなく木材でもと・・・

いろいろな商品に・・・

びっくりの連続

一度訪れられては・・・

こういうインテリアが家にもあればと・・・

簾の知識が充実した一日でした。