音多歌樂箱 オタカラバコ・音楽療法の待合室

東信濃に生息する看護師×出前音楽療法士ハラサチコの覚書。

社会資源

2008-06-11 23:55:00 | 多:Workshop
ここ数日、音楽療法導入を検討している介護の現場や、
介護を学ぶ講座からの講義依頼や打診がいくつかありました。
いずれも、私がそこで音楽療法を実施するのではなく、
その意義や音楽の作用を現場で働く方々が円滑に活用できるよう
レクチャーする、という共通の役割です。

音楽療法という、非常に裾野の広く掴みどころのない領域の
ファーストコンタクトに選んでいただいた責任は重大。
でも、おととしのヘルパー講座同様、受講生さんとの出会いや
自分自身の成長、何よりも修了後に再会したある受講生さんの
「教えていただいた○○、仕事でとても役立っています」と
いうお言葉がとても嬉しかったです。
現場で活用していただく「社会資源」として裏方に徹していると
苦労よりもこういう喜びの方が大きいな、と思うようになったのは
またすこし成長している、ということなのかしら。だといいな。
きちんとその役割を果たすべく、準備に入りたいと思います。