音多歌樂箱 オタカラバコ・音楽療法の待合室

東信濃に生息する看護師×出前音楽療法士ハラサチコの覚書。

口腔内環境とヴォイトレ

2009-08-21 23:05:16 | 箱:Private
今は治っているのですが、ここ2ヶ月ほど、ガンコな口内炎に
悩まされていました。いちばんひどいときは舌根に2ヶ所。
食べる・飲むにはそれほど困らなかった(創部をうまく避ければ
しみないし)のですが、思いのほか支障をきたしたのが
「歌」と「話」。ともに舌根をフルに動かすので、痛いのなんの
後半1ヶ月は口内炎に加えて「歯痛」がやって来ました

喉はすこぶる好調だったのですが、口腔内にトラブルがあると
なかなか思うように声が出せない、というか歌えないものですね。
口の中の痛みを庇っている間、変な緊張波を出してなかったか
心配でしたが、どうだったんだろう。
治療に通うようになって、歯痛もようやく落ち着いてきました。
現在、口内炎は2ヶ所とも治癒しています。安息の日々です。

口腔は音響システムに例えるとスピーカー。いくら音源に問題が
なくても、出音を司る大事な器官にトラブルがあっては、良い音は
出ません。もっと大事にしてあげなければならないな、と反省。
口腔粘膜は体調が反映する場所。全身のメンテナンスも必要ですね。

きのう、ヴォイトレのおためし講座で、舌のストレッチを久々に
やりました(口内炎があったときは痛くて出来なかったのです)。
歌だけでなく話す時も、舌根を意識して動かすようにしています。
心なしか活舌が良くなる気もします。お試しあれ。