音多歌樂箱 オタカラバコ・音楽療法の待合室

東信濃に生息する看護師×出前音楽療法士ハラサチコの覚書。

あなたのために1曲歌います

2005-06-20 23:44:37 | 音:Music Therapy
定例のデイケアセッション。
雨乞いをしようと思って、「雨に咲く花」を枕に選びました。
(戦前版・戦後版どちらにしようか迷ったのですが、戦前版で)
歌と歌の間に語られる、参加される方それぞれの物語を聞きたくて
これまでより少しクジ引きを減らし、フリートークを増やしてみました。
アユ解禁直後だったので、川からはじめた話と選曲が、
大海原→クジラ→どんな味?美味しい?と、どうしても食べることに話題が
行ってしまうのはなぜだろう…?食べたことないのです、クジラの竜田揚げ。

セッションが一段落してから「流し」に変身し、リクエスト戴いた
テーブルを回っていたのですが、男性が多いテーブルから手招きされ、
頂戴したのは「同期の桜」や「ラバウル小唄」など、軍歌に混じって
「誰か故郷を思はざる」でした。違うテーブルでも同じ希望があったので
そのつどリクエストを下さった方の雰囲気に変えて(キー・速さなど)
何度も歌っちゃったのですが、同じ歌でもその歌にまつわる思い出は
まったく違うので、何度も歌っている気がしませんでした。
歌ったあとに聞ける、それぞれの大切な物語が何よりの「おひねり」。
アコーディオンのおかげです。流しの手風琴、お近くに行きますよ。
(ただし、多少の暑苦しさはご容赦ください)




どうぶつえん

2005-06-20 23:12:30 | 箱:Private
臥竜公園に出かけてきました。
来年は、上田市の隣接市となる須坂市へは、
車(高速→国道)で45分くらい。

だいたい年に1度、桜の季節に行くことが多いのですが、
今年はようやく今になって夫と揃ってオフが出来たので、
ぷらっと行ってきました。

動物園のスターたちは、みな暑さでだらーんとしていた(のは、ある程度
予測してました)のですが、ちょっと日陰のシカ目の前を通りがかった時
バーバリーシープの子どもと視線が合いました。
まだ生まれてからそんなに経っていないらしく、歩き方がよちよち。
柵の奥には、両親か祖父母か、とにかく体の大きさが倍はあるかと思う
おとなたちが静かにその様子を見守っていました。

ここ臥竜公園には水族館もあって、川魚を中心にけっこうたくさんの
お魚が飼育されていますが、ひときわ大きな水槽に鎮座まします
オオサンショウウオを見ていたら、係員さんが「これから餌をやるんですが
よかったら見ていきませんか?」と声をかけてくれたので、食卓に
おじゃましました。のそ~っと動くイメージそのままに、こちらに
ゆっくり接近したその姿は、目の離れ具合といい、とても親近感が
わく愛らしさでした。しかし!餌となる小魚を近づけた瞬間、
カメレオンのように一瞬でパクッと…そして何事もなかったかのように
ゆっくりと咀嚼するのでした。すげぇ…

ちなみに写真の後ろ姿は、我が家から連れて行った「はむちゃん」です。