大島恵真(おおしま・えま)の日記

児童文学作家・大島恵真の著作、近況を紹介します。
絵本作家・大島理惠の「いろえんぴつの鳥絵日記」もこちらです。

オオミズアオが行方不明(絵なし)

2011年10月02日 | スケッチブック
10月になりましたね。
庭に出るのも楽になって、朝、そのへんを観察していたら、
おどろきの発見です。
絵に描く勇気もなくてもうしわけないのですが、
オオミズアオの幼虫がジョウロにつかまっていました。
興味のある方はネットで画像を見てください。
もう終齢らしくて、巨大でした。
ジョウロでまゆになられても困るので、
棒でつついたのですが、すっごい力でぶんぶんとはねかえされました。
コワイ!成虫は静かな蛾なのに、芋虫時代は強烈です。
しかたないので、ジェット水流で力づくで落として、
ゆくえを観察することにしました。
地面をはって、コンクリートの壁をのぼりはじめたのですが、
しばらくすると、ドサッという音。下に落ちたのです。落ちる音もすごい。
何回かくりかえして、ようやくツタの間に安住。
しかし、翌朝見ると、いなくなっています。
こんどは、反対側の壁の下を歩いています。
色が、黄緑色から茶色に変わっているので、前蛹直前のようす。あわてています。
ここでまゆになるんだな、と思って、落ち葉をかけてあげたのですが、
恐怖を感じたのか動かなくなってしまいました。
しばらくして見てみたのですが、いなくなっていました。
どこかでまゆになっているのでしょうか。
まゆになってしまえばおとなしいし、
成虫の羽化は見てみたいので、楽しみです。
いま思い出しましたが、幼虫が右往左往するようすは、
あれこそ「はらぺこあおむし」のモデルだという気がします。
あんな形の虫は、オオミズアオだけではないでしょうか。



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