お隣りのおばあちゃんが亡くなりました。
隣りといっても田舎のこと、50メートルは離れたお隣りです。
こどもの頃はそんな隣のうちでもわがもの顔で過ごしていました。
このお隣り、女の子ばかりで男の私はとても可愛がってもらっていたようで、
たいへん居心地がよく夕食をいただいて帰ることもしばしばでした。
おばあちゃん、最近では挨拶しても分からない様子で少し淋しい感じでした。
それでも天気がいい日は必ず畑にその姿があり、
安堵とともに当たり前の光景ともなっていました。
日常と思っていたその光景にも終わりの日がきました。
宅地化され失われつつある田園風景とともに、
時代の移りかわりにただため息をつくしかありません。
おばあちゃんありがとう。おかげで私も中高年です~。
心からご冥福をお祈りいたします。