コバ日記

袋もの制作記録とときどき乗馬

北里研究所病院の花たち

2013年05月22日 | インポート

今日は、父の定期的な診察日でした。いつものように私は、院内の庭の植物散策で待つことにしました。
顔見知りの駐車場の係りの方が、こちらの大学の名誉教授著の「白金散歩 植物考」の本を貸してくれました。今日は、その本からの説明も少し載せますね。

前回の写真で「菩提樹」と書きましたが、多少の訂正があります。
この木は、「シナノキ」(左)で日本産。インドボダイジュとは、別ものですが、通称「菩提樹」というそうです。運が良いことに昨日から白い花が咲き始めました。この木は、樹皮繊維が強く、織ってロープにします。
この木の根元にハアザミ(アカンサス)も咲き始めていました。(右)
この葉は、古代のギリシャ・ローマ時代のコリント様式デザインに使われているそうです。

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近くのベンチがある休憩所のまわりにも花が咲いていたり、実がなっていたりで、退屈しないで時間を過ごせます。
右が、「アマチャ」です。葉を乾燥し煎じて甘茶を作ってお釈迦様の日に釈迦像に甘茶をかけて祈るそうです。ヤマアジサイの1種です。
赤い実をつける「クロガネモチ」右も葉の間に小さな白い花を満開に咲かせていました

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ヒイラギナンテンは、紫の実を沢山つけていました。

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この本の中には、「この病院の庭には140種以上の植物が植えられている」と書かれています。

コメント (2)
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