大佐和キリスト教会

千葉県富津市・大佐和キリスト教会ブログ
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礼拝メッセージ 『リバイバルへの道』 (2006・10・1)

2006-11-18 08:56:49 | 今週のメッセージ
説教者:宮崎健男 牧師 
説教箇所:旧約聖書 第一列王記 17章1節~7節

エリヤの時代にイスラエルで起こったことと、今の日本とでは共通点がある。
日本の国民が2000年以上も真の神様を拝まず、善男善女繰り出して、
偽りの神々を拝む。偶像崇拝は神様の祝福を閉ざす罪である。
クリスチャンとして人々がどのように罪から偶像から離れて神に立ち返ることができるか、祈っていく。
日本も空虚な神を信じてきた。神様は長い忍耐をもって全てに人が信じ救われることを待っておられた。イェス様は赦してくださるが、神の愛の招きと教会を拒み続けてきた。神様をいつまでも拒み、無関心でい続けるならば、死を迎えるときに、天国にいけない。イェスの御名を除いては、この天下に救いの御名は与えられていないから。十字架の死から、3日後に墓から蘇られ、その後40日間も蘇られたことを示された。復活が確かなことを、弟子たちが立つことができるように蘇ったことを何度も現された。

聖霊宣教大会に、中国より二人の方が来られる。「天国の人」著者ブラザー・ユン師。この本には、ユン師の証しが書かれている。もう一人はス・ヨンチェ師。中国の地下教会の全てを束ねる人。柔和の塊の兄弟。脱獄したり、7年の刑を受け、3年で出て来られたりした。ユン師もヨンチェ師も、アメリカ国籍を取得した。中国か出て、西ドイツに亡命した。神様から明らかなビジョンを示された。中国には地下教会の5600万人のクリスチャンがいる。この人たちが、シルクロードを通り、徒歩で福音を述べて伝えながら、エルサレムに向かおうとい運動をしている。バックトゥザエルサレム。その運動には、日本などの福音を聞いていない人への宣教も含まれている。

ブラザー・ユン師。10日と11日の夜の聖会がある。是非行かれる方は、その時だけでも行かれるといい。拷問に継ぐ拷問でも生きながらえてきた。地下教会にいた時、当局の人が突然入ってきて、ユン師の名前と住所を質問し捕らえようとしてきた。その時、私は「天国の人」だと大きな声で叫び続け、周りの兄弟に当局の踏み込みを気がつかせて、逃れられるようにしたことがあった。それで中国中の兄弟姉妹から「天国の人」と呼ばれている。素晴らしい証しがたくさんある。奥さんも働き人となって、西ドイツに亡命した。世界中を回って結束を呼びかけている。本を読むと良く分かる。集会にいって聞かれるとよく分かる。行かれない事情のある方は、テープとかもらって聞かれるとよい。

Ⅰ列王記17章1~7節まで開いてください。イスラエル王国はダビデ王が確立した。子どものソロモン王は神様に、正しく国を裁くことのできる知恵を求めた為、神様から祝福された。しかしたくさんの后やそばめ1千人ももらい、彼女たちが外国の宗教を持ち込んだ。偶像礼拝に深入りしていった。ソロモンへの哀れみで、彼の時代には分裂は避けられたが、その子の時代に二つに分裂した。偶像崇拝を引きずりますます悪くなった。なんと人間は弱い者かと思う。賢い広い心を持ったソロモン王でさえ、迷って道を踏み外した。分別をもって歩めるのはなんと尊いことか。王様として年を増していくと悪魔の誘惑で国を駄目にしてしまう。小泉首相から安部首相にバトンタッチされた。安部首相は美しい日本を目指すという。口による公約としてはできても、個人の力で果たして公約を実現させられるかという保障はどこにも無い。

為政者のために天の神様に祈ることはどんなに大切か。テモテ第一の手紙2章1~3節。神を知っているイェス・キリストを信じている者への勧めの言葉。すべての人のため、王や高い地位の者のために、祈り感謝が捧げられるように祈りなさい。全ての国会議員のために祈りなさい。学校、小学校の責任者のために、国を司る人、市役所の役人、いろいろな人のためにいのることが、クリスチャンの責任。それは、私たちが敬虔に、また威厳をもって、平和で静かな一生を過ごしたため。そうすることは、神の御前において良いことであり、喜ばれることだから。神様は、全ての人が救われて、真理を知るようになることを望んでおられる。キリストは全ての人の贖いの代価として、ご自分をお与えになった。これが時至って行われた証し。そして救いの道の証拠として蘇られた。そして昇天された。そして再臨の時に、たくさんの天使を従えて、ラッパの音とともに帰ってこられる。その時、誉と賞賛をもってクリスチャンが迎えられる。神様は真実な方として、偽りのない信仰をもって神に仕えていくのなら、人を赦していくのなら、神は見放さず、守って下さることを、ブラザー・ユン師とス・ヨンチェ師の証しを聞くのなら、その通りだなと思われるはずである。

エリヤの時代、神様はイスラエルを裁かれた。3年半も雨を降らせなかった。アハブ王は、草の根をかき分けても、エリヤを探し出そうとした。2年3年と雨を降らせず、イスラエルの民を裁いたが、神は愛のお方。民が苦しみ嘆き、雨を神様に頼み続けたので、許さざるを得なくなった。アハブ王は最後まで悔い改めなかったが。エリヤは、アハブ王と出会い、バアルが神か、エホバが神か、決戦の場を設けるように提案した。バアルの預言者450人とアシュラの預言者400人に、積み上げたたきぎの上に犠牲の雄牛を載せ、自分たちの神に天から火を降らせ、たきぎを燃えつくすように祈るようにと話した。彼らは一日中祈り続けたが、天から火は降らなかった。しかし、次にエリヤが天の神様に祈るや、天から火が降りそそぎ、たちまちのうちに、たきぎもいけにえも燃えつくしてしまった。エリヤは、バアルの預言者450人とアシュラの預言者400人を殺した。偶像礼拝を断じた。その後、天の神様は、雨を降らせてくださった。雨を降らせるためには、悔い改めが無ければならなかった。

日本も長い間偶像礼拝を続けてきた。徐々にでも、リバイバルにならない状態である。天災地変、地震とか、切羽詰まった時には、主に立ち返るか。しかし中国には、筋金入りのクリスチャンが5800万人もいるという。ちゃんと目標をもって、訓練を受けている。聖霊様の働きがなければできない。

どうして日本は伸びないのか、と消極的な思いを持たないように。エリヤも3年半何もできなかったが、とりなしの祈りを行った。そしてエリシャという後継者が与えられた。二人の王様を立てられた。同じように、日本のクリスチャンも忠実に仕えてきて、必ずその時がくれば、用いてくださる。どんな時代にあっても、主の証し人として仕えていきましょう。労苦は必ず無駄にならず、報われる。
(文責:三浦)
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